おはようございます!
眞田丸です。
土曜の朝、いかがお過ごしでしょうか。
眞田は午後から幼児教室で先生です。もうすぐ働き始めて2年!早い!
お陰様でこの2年間で100名近くのお子さんを担当させて頂いたり、最近ではプリスクール(母子分離)を始めさせて頂いたりと、宝のような経験を積ませて頂いております。産後開拓した新しい道、必死に(時に穴に落ちながら)進んでおります。これからもイノシシのように突き進みます。うおおお!
けほん。(咳払い)
本題です。
今日から新シリーズ、始めます。
タイトルはこちら
「私、育児で○○に悩んでます!」に、1児の母でアナ兼モンテ講師・保育士資格所有の34歳姉さんが全力アンサーしてみた
パフパフ!
子育てって正解がないから、いろんなアドバイスを聞くにしても「誰が言っているのか」ってのがキモになってくると思うのです。
眞田のような癖の強い母ちゃんの話でよければ、ゆるっと聞いていってください。
自身の子育て経験(2年8カ月)・モンテッソーリ講師の経験・保育士資格の知識をもとにお答えしていくよ!
皆さんから集めた全お悩みはこちら⬇︎
本日は「イヤイヤ期の傾向と眞田的対策」です。
いってみよう。
(超絶長いです!!!!悩んでおられない方は、また明日読みにきてくださいw)
私はこう乗り越えた!「イヤイヤ」娘への寄り添い方
弊娘(2歳8ヶ月)、1歳半ごろから始まったイヤイヤもだいぶ落ち着いてきました。
(現在の「嫌」には明確な理由があってわかりやすい。初期はナゾだよね、何が嫌やねん…!って思っていたよ)
私的に、イヤイヤ期=心の折り合いをつける練習期 だと捉えて、そのイヤイヤに引っ張られずにできるだけ寄り添って応援しよう!という心でいました。
懐かしいおちびの「イヤ」集。
ベビーカー乗る? →イヤだ!(A型ベビーカー、結局ほぼ乗ってないw)
お風呂はいる? →イヤだあ!
歯磨きは? →イヤだああ!!
⬆︎日常生活において「イヤ」が発動されるようになる時ってのは、私的には子どもが成長して「なぜそれをやるの?わからない!」と考えられるようになったからかな?と、思っています。成長の証
いやちょっと前まで沐浴でプカプカ浮いてたやんか…と思いますやんか。
(生後5日目のおちび)
でもね、子どもの成長は凄まじく、生まれてたった1年半で「なんで入らなあかんねん」と思い始めるのよ…すごくない…?天才なの…?
子どもが必要性を理解し、行動に移すまでの3ステップ
子どもが自分から進んで行動するまでには3つのステップがあるといわれています。この度はお風呂バージョンでいくね。
1、正解を知る(人は風呂に入ると知る)
2、葛藤する(うまくいくときとできない時がある。ここが長い)
3、自律(言わなくても自ら入れる)
↑「お風呂いや〜」は、「自分でお風呂はいろ♪」につながるスタートラインを切ったと思っても良さそう
で、イヤイヤ期において重要なのは2点!
✔︎「正解」の行動を丁寧に伝える
「あなたの体にはばい菌がたっっくさんついているから、お風呂でゴシゴシして綺麗にしよう。」と、子どもにわかる言葉で伝える(イラストも使ってた)
✔︎お風呂に入らなければならないのは知っているけれど、気分によって出来る時と出来ない時がある「葛藤段階」にきたら、信じて待つ。(菩薩スタイル)
→「お風呂入りなさい!」など、命令口調は避けたい。むしろ「お風呂入ろう♪」ってな声がけも嫌がる時期。
とは言え時間には限りがある
「待つ」って言ってもね、時間には限りがあるよね。うん。わかる。お風呂タイムなんて1日の最後でほとんど体力残ってないしね。笑
私もいかに誘い文句を使わずにお風呂に向かいたい気持ちにさせるか、戦ってました。
一番効いたのは、「役割」を作ってあげることだったかな。
「すみません、このボタンを押してもらってもいいですか? お風呂にバブ入れてもらっていいですか?」みたいな。笑
それから眞田は当時、ママさんから色々なアイディアを聞いていたよ〜!⬇︎
おまけ。戦いの記録。残しておいてよかった…
イヤイヤ期=いつもと同じが安心する時期
すごい。長い!!w
次はこんな悩みへお答えを。
「娘が毎日同じ服ばかり着たがる。しかもシミがついているもの(笑)他の服も着て欲しい。」
→そう、イヤイヤ期って、「いつもと同じ」ことがものすごく安心する時期でもあるんですって。モンテッソーリ教育でいうと「秩序の敏感期(6ヶ月〜3歳ごろ、物の置き場所・順序等、環境の変化に敏感)」にリンクするのだけれど、自分の中の秩序が乱れると、イヤーーー!!っと取り乱す感じです。
そんな時は、とことん同じ服を着させてあげるのも手。
大丈夫、この頑ななこだわりもいつか必ず落ち着きます。
お子さんの気持ちに寄り添いつつ、「そろそろ汚れてきたから一緒にお洗濯しようか?お手伝いしてくれる?」など物を大切にする心も育めそう
ちなみに我が娘の頑ななこだわりは、ねんねルーティンに現れましたw⬇︎
このルーティンもやり切ったみたいで、もうすんなり寝てくれますぜ
「イヤ」が発動したその時!と、イヤイヤ予防策
イヤイヤに関してはこんなお悩みもありました。
「イヤ」って一言で言っても色々ありますね
「お出かけすると、毎回帰り際のイヤイヤが大変で辛い」(2歳半)
「4月から保育園、家でのイヤイヤが増している。イヤイヤで泣き喚いている時の対応方法を知りたい。例)靴を脱ぎたくない、風呂に入りたくない、食べたくない、寝たくない(まだ遊びたい)」(2歳4カ月)
→保育園でめっちゃ頑張っているんだと思います涙!!うちのお嬢も保育園ではすんごくしっかり者で、家に帰るとナメクジみたい!笑 家は唯一の安心基地だから、思いっきり甘えているんでしょうね
イヤ!が発動したら?!
これはですね、「気持ちに寄り添って、落ち着く瞬間を待つ」に徹していました。一度着火するとさ、もはやなにも聞こえないわけです。お互いw
癇癪を起こしてしまったときもそう。
声かけの例
「○○ができなくて嫌だったね、わかるよ。(癇癪の場合は以下プラス)でも、物を投げたりするのは、危ないからやめようね。」
一番泣いたのは、パジャマが着られない時だったかな…40分いやいやしてた⬇︎
もはや大人は何もできないのよ。
でも、放っておくのではなくて、"見守る"のが大事かなぁ。
子どもは泣きながらもちゃんと見ています。放置されているのか、ちゃんと見てもらっているのか。
パジャマ事件の時は、夫婦でじーーーっと見つめて小声で「頑張れ!」「できる」って応援していました。
するとね、次の日にはスルスルっと着られるようになったのよ…!
モンテでも「子どもが集中しているときは(頑張っているときは)周りの大人は手を出さない・口を出さない」ってのが鉄則だったりするのだけれど、
ああ本当だ、親が何をせずとも子どもは自分で育つんだな…ってのを体感できた出来事でもありました。
イヤイヤがお外だったら?
私なら、背中をさすりながらしばらく見守る
→一瞬落ち着いたタイミングを見計らって「気持ちはわかったよ。でもダメなものはダメなんだ。」と伝えて子どもとその場を去る。(場面を変えると落ち着くこともある)かなぁ…!
周りの目も気になるけれど、我が子だけ見てあげてぇええ!!
「パパママだけはいかなる時も娘の味方でいよう」ってな家訓もある我が家です。
イヤ!は予防できる(時がある)
帰り際のイヤイヤは「予告」で予防!
→ぜひ、帰る10分くらい前に「もうすぐ次の場所に行くよ」と予告してあげてください(「帰る」という言葉を避けるのも手)子どもにとって、急な出来事に対応するのはなかなか難しいこと!
心の準備をさせてあげて、時間になったら「行きましょう」と伝えてみよう。
眞田は腕を振ったり、「ヨーイドン!」と言って出口に向かうそぶりを見せたりしています
※ちなみに帰る予告を一度したら、できるだけ「延長しない」ようにしてきました。「約束は守るもの」ってな概念を知って欲しかったから。
手を出さない、口を出さない。
どれだけ手元がおぼつかなくても、どうかギリギリまでチャレンジの心を尊重してあげてくださいまし。手伝われることで、「イヤー!!!」っと着火することも多し。
「○○しよう!」「○○して?」と、言わない
前述の通り、なぜかイヤイヤ期は誘われたり命令されることにすんごく敏感で嫌がる時期。(なんでも自分でやりたい!やってみたい!と思う時期でもある)
「お靴、どうする?」と、本人に聞いてみて、本人にやる気があるようなら一切手出しせずに見守ってあげて、「絶対脱ぎたくない!」というなら「じゃあ、ママのお靴を脱がせてくれる?」などで、誘導するのもいいかなぁ…
あ、そうだ、思い出した。
我が家も靴が脱ぎたくない時期があったので、とりあえずそのままお部屋に入ってもらって
「ちびさん大変!!!くつの裏にたくさんのバイキンがついていて、お部屋にバイキンがきちゃった…!」と言って脱いでもらったこともありました。そうね、「靴を脱ぐ理由」もぜひ伝えてあげてください。(ステップ3も当てはまりますね)
まって・・・
この記事の長さ、誰が読むのwwwww
✔︎これからイヤイヤをお迎えになるパパママ
✔︎今お困り中のパパママ の役に少しでも立てたら嬉しいです。
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よっしゃ、働いてきます!!!
眞田丸。