朝、起きるとテレビが付かない。シャワーも出ない。トイレも流れない。
そこで、ドアの下にメモが挟んであるのに気づき、読んでみると・・・。
字が汚すぎてよく分らなかったけど、どうやら朝4時に停電があった様子。
電気会社に問い合わせたところ、お昼までには復旧するとの事。
それまでは電化製品はもちろんの事、トイレ・シャワーも使えない。
朝食は出来る限りの準備をしてくれる・・・などなど。
私は前夜にシャワーを済ませてあったので良かったけど、この湿気と暑さではシャワーを浴びないと一日乗り切れないよねー。
朝食に降りると、おばさん達が汗をかきかき、庭のBBQグリルでEnglish breakfast を準備してくれていました!感激!
この日のメニューは、トースト、シリアル、ヨーグルト、フルーツ、焼きトマト、ベーコン、サーモン。
おばさん達は、「電気が来なくてちゃんとしたものが出来なくて、ごめんねー」と言っていたけど、普段、こんな朝食を取らないので、大感激!!!
ベーコンなんて、日本の豚しょうが焼き用のお肉みたいに分厚いの!
朝からモリモリ食べちゃいましたっ!
朝食後は、B&B近くのRoyal Crescentへ。
1774年に完成したジョージ王朝時代の半楕円形のいわゆるタウンハウス。
約30軒の大邸宅からなり、圧巻!
現在、ホテルや個人の所有として使われているけれど、そのNo.1Royal Crescent が博物館として公開されています。
入場料が5ポンド(!)もするけれど、入って観る価値あり!
家具等はもともとそこにあったものだけではなく、18世紀後半の「標準的な上流階級」の家の様子を再現してあって、とても興味深い。
ここは各部屋に、解説員(おばあさま方)が配置されていて、物凄く細かく解説してくれます。
私が気に入ったのは、居間にあった紅茶入れ。
日本でいういわば茶筒で、両手のひらに載るくらいの紅茶をしまっておくケース。
オーク材で出来ていて、細工も細かくて本当にきれい。
よく観ると鍵穴が付いているので、おばあさんに聞いてみると、当時はお茶は1g6ポンドから10ポンドした貴重品で、お客様に勝手に使われないように鍵がかけられたとの事。
さらには、中は仕切りがあって、中国製のお茶、インド製のお茶、日本製のお茶と分類してしまっておく事ができ、その家のブレンドを楽しむ事ができたそう。
う~ん、奥が深いっ!
そのほか、地下の台所には犬が回したWheel(犬が車の中に入って走ると、それに連動しているお肉焼き機の軸も回る。日本語って難しい。)、上流階級の奥様が作った刺繍のベッドカバーなど乙女心を刺激するものがたっくさんあります。
ただ、注意点は1度解説員に解説を頼むと、離してもらえなくなります。
せっかくだから聞いておいたほうがいいけれど、私はここで3時間も費やす羽目になりました。
客間にいるおばあさんには、現代における淑女のあり方なるレッスンまでしていただき、うれしいやら困るやら。
外に出ると、イギリス名物Shower。
蒸し暑かったので、通り雨は大歓迎。雨の切れ間にお昼を食べるところを探す。
野菜を食べたかったので、宿のおばさん・前にBathに住んでいた友達推薦のタイ料理に行きました。
ランチが2コースで7.59ポンド。
一人でも入りやすいし、味もすっごくいい。
ヨーロッパ人に合わせて、辛くしてないという店員の言葉どおり、マイルドでおいしい。
ちょうど雨の後の涼しい風も入ってきて、とってもいい気分。
THAI BALCONY
1 Seven Dials, Saw Close Bath BA1 1EN
TEL; +44 01225 444450
食後は、Bathが世界に誇るCostume Museumへ。
私はここに来るまで全然知らなかったんだけど、どうやら本当に世界でも有名らしい。
16世紀からの上流階級の人々の衣装が状態良く保存されていて、ヒラヒラドレスが好きな人にはたまらない世界が広がっています。
私がそこで気になったのは、16世紀の下着。
Black work と呼ばれる極細の黒糸での刺繍で、鉛筆で書いたような効果がある。
すごく繊細で、質素で、感動しました。
実は、ここの展示物の大半は女性物の衣装。
それは何故か・・・。
それは、男性はいつの時代もクタクタになるまで着倒してしまうから、だそうです。
素材も、男性物はウールや木綿が多く虫が付きやすい。
理由を聞いて、私は納得。みなさんはどうですか?
この日は博物館見物でクタクタ。
早く部屋に帰って、ヨーグルトとパンの食事を済ます。
世界遺産の街なのに、ほとんど屋内にいたなー。バース寺院も観てないし。
Bathは小さな町だけれど、見るべきところはたくさん。
今回のような中途半端な2泊3日(到着が4時)だと、もったいないなー。
また是非来たいと思う!!!