ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナダン

埼玉県熊谷市で6人もの命を奪い、包丁で自分の腕を切り、民家の2階

から飛び降りたペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者、
30歳。頭蓋骨骨折で、意識不明の重体になったが、どうにか、医師の
呼びかけに応じるまでに回復した。


ところが、彼は自分の犯行に関して「事件は起こしていない」と答えて
いる。それは、シラを切って罪から逃れようとしているのか、それとも、
本当に記憶がないのか――。


ナカダが神に十字を切って民家二階の窓から飛び降りた時、観念して
自殺を図った、日本人の多くはそう思っただろう。だが、スペイン語
ニュースサイトの編集長で日経ペルー人の多嘉山ペルシー氏はこう語る。


「両腕を傷つけるのは、ペルーの犯罪者や不良が自分を強くみせるため
に行う示威行為なんです。つまり、彼はあのとき警察官を前にして『俺は
まだまだいけるぞ!』と自らを鼓舞したのですよ。自殺なんかじゃない。
あの行動をペルー人がみればすぐにわかります」


ナカダは十一人兄弟。そのうちの一人、兄のペドロ・パブロ・ナカダ・
ルーデニャ(42)は過去に25人を殺害した”ペルー最悪のシリアル
キラー”として知られている。


ナカダの兄はテレビインタビューに対し、「私は犯罪者ではなく浄化人
(cleaner)だ。社会から同性愛者やホームレスを取り除いた。腐った世

の中を浄化するために25人を殺した」と述べている。現在、精神疾患の

治療も受けている。(The Guardian紙)


今回の日本での殺人を受け、ペルーでは「兄弟あわせて三十一人を殺し
た」 と連日トップニュースで報じられているとの事。


県警は10月8日、埼玉県熊谷市の田崎稔さん(55)夫妻を刺殺したと
して、殺人と住居侵入の疑いで、ペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・
ジョナタン容疑者(30)を逮捕した。


ナカダは県警熊谷署の調べに対し、身柄確保直前に自ら包丁で切りつけ
た腕の傷について「分からない」と答えていることが10月9日、取材
で分かった。一連の事件への関与について否定しており、捜査本部は彼

の供述の信憑(しんぴょう)性を含め詳しく調べている。


ナカダは捜査本部での取り調べに素直に応じているものの、事件前の

勤務状況を聞かれると別の勤務先の話をしたり、数カ月前の話をしたりし

ているとされる。「仕事をしていたから事件は起こしていない」という趣旨の
話もしている。


調べに対して、ナカダ・ルデナ容疑者はすべての事件について「やってい
ない」と否認している。また、事件前の行動などについて、つじつまの合わ
ない説明を繰り返しているということで、捜査当局は精神状態についても
調べることにしているとの事。

参照:腕の自傷「分からない」 ペルー人のナカダ容疑者、供述が混乱

PR:暗躍する外国人犯罪集団(クリミナル・グループ)

関連:『飯島愛のポルノ・ホスピタル』閉鎖

    巨大なイカサマ・不倫仲介サイト

    「老人ホーム3人転落死」の疑惑

    酒鬼薔薇聖斗の恨み節炸裂

    嫌われ者にも3人の女・中1男女殺害犯人

    中1男女殺害の山田の少年愛の不思議

    土屋太鳳・朝ドラ「まれ」の後にもドラマや映画