土屋太鳳

NHK連続テレビ小説「まれ」を、日課のように見ている。録画して
会社から帰って食事をしながら見続けてきた。ドラマは9月26日まで続く
のだが、撮影自体は終わっていて、まれ役の土屋太鳳(つちや たお)が、
クランクアップを迎えた会見の件がニュースになっている。

ラストカットのモニターチェックの段階でうっすらと涙目で、彼女は
「本当に言葉にならない。泣かないように泣かないようにしていたんで
すけど……」と話すと、「朝ドラのヒロインに選んでいただいたから
乗り越えられたと思います」と万感の思いを込めて語ったとの事。

「まれ」というドラマは、前半は良かったのだが後半はストリーの
継ぎ足しのような感じがするのが残念だ。つまりは安定性がないのだ。
まれが一流のシェフになるまでを追うドラマと思えば、父親の自己破産
の話に重みがかたむく。家族の物語かと思えば、まれの両親が借りて
住んでいる老夫婦の、仕事の引退と引き継ぎの話に移ったりと・・・・・・

ドラマのストーリーのポイントがあっちに行ったりこっちに 行ったり
で、フラフラ迷走していておちつきがない。とは言いつつも土屋太鳳の
顔のアップの美しさと、脇役の演技力にささえられ、見続けてきた。
だから、ここまできたら「まれ」は最後まで見届けようと思っている。

ところで、土屋太鳳は、この連続ドラマの後も活躍が控えている。まず
は、ドラマで夫の役をやった山崎賢人(やまざき けんと)と12月公開
の映画で再びコンビを組む。「月刊アクション」(双葉社)で連載中
の漫画『orange』を実写化した映画に出演する。但し心配なのは、その
映画の脚本が「ヘルタースケルター」と同じだという事。なぜなら「ヘ
ルタースケルター」は、DVDをレンタルした時にあまりにつまらなく
て、ぼくはすぐに見るのをやめているから。

それからもう一本、これはテレビドラマとの事で、主演・阿部浩と共演す

る。ドラマは10月スタートでTBS日曜劇場の『下町ロケット』(毎週日曜

午後9:00)。土屋太鳳(20)がその娘役で初共演する。阿部浩が同局の

連続ドラマに出演するのは5年ぶり。

ケーキ職人の役で、太った土屋には、はやく本来のプロポーションに戻っ
て、いろんな場面でNHKの連続ドラマ以上に活躍してもらいたいものだ。


参照:土屋太鳳、涙まみれの「まれ」ラスト
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