今日、３月11日は特別な日。
９年前に起こった東日本大震災を機に
沖縄に移住し、人生が激変していったから。
この日をきっかけに私は
いったん自分という人間を全て壊して
再生させていきました。
沖縄という
エネルギーが揺れ動き、
命が躍動する島で
２人の男の子の子育てをしながら
揺れに揺れまくった最初の数年。
人の温かさと豊かな自然に
受け止めてもらい、癒してもらい、
自分の闇をいっぱい出した！笑
不安の世界をとことん生きて
生きて、生きて、やりつくして
たどりついたのは
世界は自分で創れるという感覚。
不安も希望も闇も光も
自分が創ってる。
だったら、どう生きるか。
そんな問いのなかで
今を生きています。
それはアラフォー主婦が
本当の自分を取り戻すまでに
何に気づいていったかの
変化の軌跡でもあって。
前回の記事にまとめました。
あと３週間で離れる沖縄。
振り返って思うのは
２０１１年、悲壮感と不信感いっぱいで
この島に降り立った時と
この島を発つ時の私は
まるで別人になってるということ。
それが信じられないほど嬉しくて
生まれ変わったようで。
９年間で私は
いったん自分をどろどろに溶かして
さなぎになって
新たな翼を作った気がします。
２０１１年以前の自分を取り戻すばかりか
それ以上の、本来の自分を見つけ出して
軽やかなエネルギーになった。
今ならはっきりとわかります。
あのまま、神奈川にいたら
表面的に
そこそこうまくいってた私のまま、
生きていただろうなって。
そこそこうまく見える自分。
見えてるだけで
本当はハリボテだった自分！
ぶち壊せて良かった－！笑
９年かけて
全てをリセットし、
真の自分を取り戻した時間は宝もの。
沖縄じゃなきゃ
ここまで変われなかっただろうな。
不安の世界で生きていた頃。
光すら届かない不安の海の底で
まるで深海魚のように
ひっそり息をしていた時は
とても苦しかった。
でもね、
振り返ってみると
あの時が人生のターニングポイント。
９年前の３月１１日が
生まれ変わりのはじまりだった。
東日本大震災がなければ
私はずっとずっと
ハリボテ人生だったと思う。
だから、今が最上級の自分。
やっとそう思えるところまできました。
沖縄の温かな人と大自然が
哀しみに寄り添い、
ささくれだった心を癒してくれたから。
もがき、苦しんで
泣こうとしても涙すら出なかった時も
何もかもが信頼できずに
絶望感に浸っていた時も
どんな時も見守ってくれた。
そして、ほぼ自分のなかの
破壊と再生が終わったところで
新天地、福岡へ向かうことになるなんて。
うまくできてる。笑
新しい未来、新しい世界。
わくわくしかないよ♡
この流れがやってきた時に
自分の人生への信頼感が
ぐっと増しました。
私は、生まれ変わるために
沖縄に来たんだなぁ。
振り返ってみると
この９年間があるから
世界が広がった。
苦しみも
苦しみからの抜け出し方も
体験できた。
深海魚だった私が
ゆっくりと光のあたる海面へと
浮上していき、
地上に戻って、人間として
再び生きていけるようになった。笑
もう沖縄には感謝しかなくて。
私が私を取り戻した島。
今日は息子と３人で黙祷をし、
この９年間を
もう一度振り返りたいと思います。
次回からは
ストレスクリアに出会ってからの
沖縄ライフ４年の気づきをつづります。
