毎日、コロナウイルスが騒がれていますよね。
ふだん、テレビを見ない私も
感染の広がりを知るため、
朝、昼、夜とニュースに
がっぷりおつで、かじりついております。
専門家の方々が伝えているように
検査ができるようになれば
もっともっと感染してるんだろうと
推測しますが
妄想に妄想をふくらませていくと
不安の渦に巻き込まれて
抜け出せなくなってしまう。
今のところ、私は
不思議なくらい、気持ちがフラット。
そんな自分を客観的に見ながら
「成長した～」と思っていて。笑
決して不安にならないのではなく、
子どもたちのことや
これからのことを予測しては
防御したり、仕事の方法を考えては
ぐらりと心揺れること、もちろんあります。
でもね、ちゃんと戻ってくるのです。
揺るぎない自分の軸へと。
これは、ストレスクリアを学んで実践し、
どんな自分もOKと
本当の意味での自己肯定が
できるようになったからなんですが。
（ストレスクリアについてはこちらから）
もうひとつは３．１１の
東日本大震災の経験から。
あの時、妊娠していた私は
不安の海に溺れ、深海魚となり、
出産してからも２～３年は
あんこうのごとく、
海の底を漂っていました。笑
親も、夫も、誰も自分をわかってくれない！
国が悪い！
政府が悪い！
なにもかもが信じられない！
体の中が怒りと悲しみ、憎しみで
いっぱいで
不安の中にどっぷりつかっていました。
でもね、あの経験があったからこそ、
今がすごくフラット。
なぜなら、不安の深海をさまよい続けた私は
あることに気づいたんです。
それは・・・
不安に限界がない
ということ。
その頃、不安から抜け出したくて
安心できるための行動を
ひたすら続けていました。
でもね、
やってもやっても
不安から抜け出せなくて
むしろ反対に
不安がどんどん大きくなるばかり。
しまいには
へとへとに疲れ果ててしまったんです。
人間って、
とことんやりきると
冷静になれる、、、笑
そして、不安の底から
抜け出すきっかけとなる気づきへと
つながっていきました。
それが
不安には
限界がない
ということ！
どんなに行動しても
不安の世界から抜け出す入口が
見えてこなかった時に
あ、
不安の限界値は
自分で
のばしてるんだ と
ようやく気づいたのでした。
それは絶対出られず、
出口のない砂漠をさまよい
歩いているような感覚。
つまり、
私は不安の世界から出る出口を
自分で遠くに遠くにしていたのでした。
言いかえると
どこまでもどこまでも
自分自身で
不安の世界を広げていたんです。
出られないわけだ！笑
ということは
不安の限界値は
小さくもできるんだ
とも気づきました。
これはね、
自分で不安をつくれるという
私にとっては世紀の大発見！笑
そこに気づいたときに
このまま不安に溺れて
人生を終えることも
抜け出して
光の世界を歩むことも
どっちもできて
どっちも自分で選べると
腹の底からわかったんです。
その瞬間から
不安の限界値を広げることを
やめました。
そしたらですよ、
ふぅぅぅっと体からチカラが抜けてね、
あぁ、すごく、すごーく
頑張っていたんだなーって
こんなにチカラを入れ、
肩肘はって生きて
自分を保っていたんだなと感じたら
泣けてきて。
とても自分を愛おしく思いました。
がんばったねー、よしよしって。
あの経験があったからこそ、
もう２度と不安に溺れることはなく、
どんなに集合無意識（社会のムード）が
不安になろうと
自分を保てるようにも
なったんだと思います。
不安を楽しいに変えよう！
フォーカスポイントを
ポジティブにしよう！じゃなくて
必要以上に
不安にならないようにするということ。
マスク、手洗い、うがいは
ちゃんとして
今こそできる家族との時間を大切に
日々、ころころ笑っていること。
よく眠る
おいしいご飯を食べる
家族とハグをする
それだけでいいなと思うんです。
（わが家は絶賛、荷造り中←３月末引越し）
不安を大きくしたくなかったら
不安ではないことにフォーカスしてる人と
一緒にいること。
不安の底なし沼にいたときの私の周りには
同じように不安な人ばかりがいたから。
みんな一生懸命だった。
誰も悪くないけれど
そこから抜け出すのも
どっぷりつかるのも本当は自由。
不安の深海に
住んでいた女は
ひと味ちがいまっせ♡
（と、なぜか関西弁）
この経験が今の
心理カウンセラーの仕事にも
いきています。
なにごとも
経験してみるもの。
それだけ
人生を厚く豊かにしてくれるから。
ころころ笑う時間、増やしていこう。
