我が家の、喰い、喰い、くいしんぼ -98ページ目

餡ぱん



餡ぱんを作った。

ちょっとしたご依頼があったので、小豆を炊いた。

スロベニアで手に入る小豆はイタリア産。

国産品もあるのかも知れないけど、見たこと無し。

粒も揃って、値段も安い。


ご依頼主に会う予定だったので前日から餡を仕込んだのだけど、

当日になって自分がダウン。


一応餡ぱんにはしたものの、お届けできず、殆ど息子が食べた。



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本物みたいにフンワリにならなかった。


要チャレンジ。



息子は今朝も朝登園拒否児。

園に着いても私の周りを離れない。

暫く園庭で遊んで、「じゃぁお母さん帰るね」、って宣告したら

大きな声を上げて泣いた。でも手は振っていた。

そして、泣きじゃくりながら先生の方へ走って行った。


先金曜は私が直ぐ帰宅したのに、泣かなかった。


三歩ススンデ二歩サガル。

ガンバレ、サムライ。

40kgだったから



先金曜も鮪が入った。

実は市場まで旦那に同行して、その鮪購入劇の

一部始終をカメラに収めよう、なんて思ってたのだけど、

時間が時間、子供達もまだ布団の中、

断念。


今回は40kg。悔しい、惜しい、見たかった。

私弱サイズの魚。


と、思うと巨大だけど、

ニュースで見る、"今年最高値の鮪、大間産" とかって、

300kg辺りあるのだよね・・・

巨漢。



旦那は土曜にあまり物があると持って帰ってくる。

日曜は店も休みだし、置いておいてもゴミになるだけ。

鮪も血合いなど、手を付けないと、

スタッフが勝手に捨てちゃう部分を何かにして持って帰ってくる。


それが、今回やけに多かったからちょっと心配になって、

「こんなに持ってきちゃっていいの?」って、聞いたら、

「だって、40kgの鮪だよ」、とのこと。

「だって」、って言われてもなぁ・・・



一つ、

カマトロの霜降りニンニク醤油漬け。


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トレヴィソに賽の目にしたカマトロ、

極みじん切りの葱にパプリカの蓼酢醤油和えをのせて。


トレヴィソの苦味とうっすらと清涼感を加えている蓼酢の青い酸味。

トロ自体は湯霜してあるので、少しボソっとした食感があるが、

野菜のシャキシャキした歯ざわりにそれは隠れ、

脂のねっとり感じだけが現れる。



二つ、

鱸の昆布〆の糸造り。

これは、セロリの千切りを加え、ライムを搾り、

醤油と切りゴマで和えた。

旦那にも好評。


あとはたっぷりの鮪の時雨煮。


絶滅の危機に瀕してるような動物をこんなに頂くのは

なんだかちょっと気が引けなくは無いんだけど・・・

なるべく全部キレイに食べ、骨までしゃぶってあげるぐらいが、

せいぜいのご供養でありましょうか。

(実際、鮪の骨は煮ても焼いても、どうにもなりませぬが)

vanishing lake


土曜。

市場の帰り、鮨を食べることに。

(普段こんなに頻繁に来ないのだけど)


イレーナは古き友、ニカを連れて来た。

彼女は今ドュッセルドルフ在住。

エクジビションのデザイナー。


彼女、コルチュラ島に土地を買ったとか。

それを聞いたイレーナは大喜び。

ドゥブロヴニクとコルチュラ。

一方は街の別荘、一方は島の別荘。

近いし、行き来できたら素晴らしい。



さて、その後長らくお借りしてた揺り籠を返しに行くことに。

ポストイナから南下。

ピウカを越えた辺りの小さな村。

揺り籠の持ち主はミレーナ、40歳ぐらいの女性。

有難う。長くお借りしました。

彼女の眠った揺り籠。

その後一族8人を揺り寝かせ、育てた揺り籠。

なるほど年季が入ってると思ったよ。

お世話になりました。


陽のあるうちに、散歩しよう、とcerknica湖へ。

道中イレーナは、「でも、今湖のある時期だかわからないわ」、

なんて言ってる。


ええ、どういうこと?



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湖面の輝く秋のcerknica



cerkni

夏。あれ、湖はいずこ? 出典



スロベニアの多くを占めるカルストにあるこの湖。


何故湖面が上下したり、湖が消えてしまうのか、

その仕組みはずっと自然のナゾとされていた。


それが17世紀の研究で、

湖底をなすカルストに穴が有り、

そこから水が流出することが判明。


冬には凍結した湖面でアイススケート。

雪解、湖面の解凍と共に水面も下がり、

夏には干上がり、青々とした牧草地に。

そして秋には、写真どおり輝く湖になる。


近くの博物館には仕組みを説明する模型 があるそう。


私たちの行った時は、


cerknica


なみなみとタップリの水。



こちら、スロベニアの冬(cerknica)の写真 。

ひゃぁ、さむ~い!凍る!

(クラカウ、ベオグレード、ボスニア・ヘルツェゴビナの

写真もあります)




フーセン蔓



祖父が亡くなって8年か。


彼が毎夏育てていたフーセン蔓、

その子孫達を私が引き継いだ。


kazu


今年の夏は留守にしてたり、種を植えたのは8月になってから。

風車の背丈を越えたので、竹でレールを敷いてあげなくちゃ。


去年はバケーションで留守にした間友人に水やりに来てもらって、

川沿いの窓全面に緑のカーテン。立派だった。


小さく可憐な白い花が咲き、

その後そこへ鬼灯より二周り小さい緑色のフーセンが出来る。

緑から華麗な赤色へと"お色直し″したりはしないけど、

茶色くなってしぼむと、中にカラカラと種が宿っているのが聞こえる。


昨年のこの時期、子供達と毎日完熟した種を採るのは楽しかった。


tane


黒い地に白いハートのついた可愛い種。


今夏、どうにかここまで育ったけど、

果たしてこの気候でどこまで育つかな。



多分家族ももう覚えてないだろう。

このフーセン蔓のことなんて。


祖父は植物が好きな人だった。

お猿のお尻


キャッ。

我が家のお子たちはこういう野菜が大好き。




tomato



息子は右尻、娘は左尻にチューっ、

半分子して 「モ~リィモリモり、モ~リィモリモリ♪」

って、オリジナルソングを歌い踊りながらムシャムシャ食べた。


そして、この写真でまた大ウケ。


LJで板前割烹



ここで板前割烹、ってのは冗談の一つか、

とても抽象的な話でしかないけど、

ふとグレに話を振ったら、ナイスレスポンス。

即ユーレに電話。(まだスロベニアにいたのね、彼)

グレのこの行動力(オンリーvia携帯だけど)、気持ちがいい。


"候補はセンターだと、あそこと、あそこと、あるけど、

それともユーレの言うように、

郊外で駐車場完備の方がいいかな・・・?"


郊外はイヤ。


リュブリャナセンターに小さな色を副える存在になりたい。

50平米でいい。表に面して無くていい。

ひっそりとあるぐらいがいい。

そんな小体な、12席のカウンターぐらいの店。


グレも京都で「千ひろ」さんにお邪魔してる。


勿論そんなところにの足元にも及びませぬが、

面白い試みだろう。

出来るだけ地元の物で和食を、

という私たちにの底流にあるコンセプトで。


最近ジェットセットな人も増えてきたようだしね。

少しは需要がありそうだけど・・・


と、いうか、一国の首都たる街、

街の文化として、それぐらいあってもいいのでは。

いや、あるべきだ!


と、勝手に盛り上がった開店前のスシママにて。

(こんなとこで油売ってる場合じゃない!)


「Kのシンクロニゼーション」



私が新橋の「K店」についてしたためていた時、

20年来の友人は『Kの昇天』について触れていた。


ちとしたシンクロニゼーション。

『Kの昇天』、絵本化はなりそうですか?


読み直してみたい衝動に駆られたが、

その単行本へと手を伸ばす場所は分かれど、

それはそれは遠き東の国の書棚。


電子書籍って手があるって?


あれは一度購入したけど、読み辛いのなんのって・・・




さて、今日こそ母依頼の翻訳を済ませねば。

おおぉゴッド。


もしかしたら、もしかして



園に泣き喚く息子を置いた帰路。

Vに園から託されたものを届けようと電話を入れた。

"ああぁなんていいタイミング。

丁度仕事一段落して、コーヒーに出ようと思ったところ。"


ってことで、マキシマルで落ち合うことに。


確かにいい気候。

天高く、空気は爽やか。しかし、日差しは強いから皆半袖。

なんとも過ごし易い。


やぁやぁまぁまぁ、と近況報告しながら、

いつも通り、Vは捕らぬ狸の~なんて言っちゃ悪いけど、

去年からの新政府に首にされちゃったかつての

(大企業のトップは皆政府の息の掛かった人間に変えられちゃったから)

ビッグネームを連ねて壮大な計画を「内緒だよ」とか、

クリック・スルー・レイシオ説の応用法やら(可笑しぃ~)、

この人は一体何に頭使ってんだ、って話ばかり嬉しそうにしてる。

もしかして、こんな話に一々相槌打ってるのは私だけ?

と、ちと懐疑的になりながらもこの人の発想はいいね・・・憎めぬ、

苦笑いしながら聞いていた。


こんなVはいつも愉快で発想が非営利的、

地に足が着いてなくて、身勝手に言うと、ただただ楽しい。

(だからパートナーは仕事で4日連続ほぼ不眠不休・・・困ったもんだ)


V、来週ニューヨークで大きな単独ショーがあるそうな。


その後、韓国企業相手の仕事からの支払いがあって、

正規振込みだったら税金が航空チケット代を越すから、

飛んで行って手取りでもらおうかなぁ・・・とか。

鼻歌交じり。


そんな彼が先日デンマーク出張土産にくれたイクラ。


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それを塩抜き、醤油漬けにして作ったイクラ丼。

何か変ではない?

娘は大喜びで食べたのだけど・・・

んんん?


頂き物にモンクは言いません・・・ええ、勿論。

ごちそうさまです。


V、今度こそ、韓国だけじゃなく、東京行きませう。


も一個目玉焼き、マキシマルにありました。

生ゴミ?



ここ1ヶ月ぐらいで街中に設置された

これ。


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生ゴミ用のゴミ箱。


リュブリャナのゴミの分別は、

瓶類、紙類、その他プラなど、、生ゴミ、

&分別しない人(不可な物)用の混ぜゴミ、とそれぞれのゴミ収集箱が

あるのだけど、(捨てる曜日など決まってなく

いつでもそこここに設置されているゴミ収集箱に捨てられる)、

この生ゴミ用の収集箱は特に、大体ステッカーが日焼けしすぎて

何者なのか不明状態、且つ分別無しの混ざりゴミ箱の隣に

置かれていることが多く、全くなんだか不明なゴミ箱であった。

それが、最近、一新された。


新しいステッカーには、

生ゴミ ; 台所からの野菜くず、玉葱の皮、ポテトの皮、人参の・・・

といった具合に細かく書かれている。


そうか、そこまで丁寧に書かれれば分かり易く分別出来るね。

うーん、我が家みたいな小さなキッチンだと、ここまで細かく分別すると、

沢山ゴミ箱置かなきゃならなくて大変なんだけどね、

でもちゃんと分別しなくちゃ。


なんて、感心してたのだけどぉ・・・。


気付いたことに、この生ゴミ収集箱、街中のあちらこちらに設置されている。

歩行者や観光客のぞろぞろ行きかう街中に、ポツリと現れる。


しかも単独で。


だから困ったことに、このゴミ箱、生ゴミだけでなく、

あらゆるゴミを収集してしまっている・・・


現に私も慌てて一回紙パックを捨ててしまったことが。


昨日梨の芯を捨てようと蓋を開けたらビニール袋に詰められた

混合ゴミが入ってた。


ゴミの分別を細かくするのはいいとして、この生ゴミ収集箱、

もう一度設置場所を考えた方がいいのでは。

如何だろうか。


料理は遠きで想ふもの・・・?



うちの旦那は専門料理という月刊誌の"本の虫"である。

うん十冊とある中から、私が

「研鑽会の出汁の研究って何処だっけ?」、

と尋ねれば「~年の~月号真ん中辺り」とか、

「あさみの板長は何処にいた人だっけ?」、

と聞けば

「最初~、でその後暫く~にいたね」と、妙に詳しい。


この月刊誌は旦那のようなな

海外のまだ駆け出し料理人の端くれにとってはバイブルである。

『辻留』の懐石の本でも無ければ、

エスコフィエの『ル・ギッド・キュリネール』でも無く、

月刊誌がバイブル、と、言うのはちょっと変ではあるけど、

この専門料理という月刊誌、

ありきたりな言葉で言うと、進化し続ける調理法、材料、盛り付け、

人気店の盛衰、有名料理人の転職、チャレンジ等等・・・

旬の情報を届けてくれる、大事な情報源だ。


何度も同じ記事を読んでは、マネッコ。

手に入る食材を探しては工夫して真似てみるのが、

親方も板長も周りにいない調理師にできる精一杯のこと。

しかし、この月刊誌は専ら(作り手)料理人本位である。

幾ら料理一皿一皿の写真が上手く撮れていて、

席数、客層などの統計が載っているとしても、

この月刊誌から作り手側の発想、思惑、内情、

その料理自体の美しさは大まかに(真偽はともかく)

想像し得ても、肝心な消費者側の意見を

ここに見出す事は出来ない。


だから、この本を読み込めば読み込む程、

気になるレストランガイドのレビュー。

消費者側の意見はネット上のガイドやブログから読み取る。



ずっと気になっている新橋の某K店。

お料理3万5千円~という "日本の誇りだ"

なんて賞賛を浴びせる人もいるような料理屋。

一時帰国する度に、「行って来て」と、旦那から指令が出るが、

値段が値段、一人で行ってもつまらないし、

かと言って友人を誘うにも勇気が要る。(勿論勇気以上のものも要る)

全く実現しないK店訪問。


だからいつまでたっても、ガイドのレビューやら

ブログやら読んでるだけ。

でもやっぱり研究に余念の無い旦那は、この店のことも実に詳しい。

実際行った事のある人、

もしくは世の"お偉い"常連さんたちよりも詳しいかも。


東京にいたら行くのかな。


そんな遠き東京の店に毎晩のように想いを馳せながら、

旦那はここのとこ毎金曜に入るクロマグロで酒盗を仕込んでる。


私はK店に行けなくても、別にそれで今はいい。


遠くであれやこれや言いながら想像してるのは

それなりに楽しい。



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鱸の糸作りにだって


hoho


鮪のカマトロにだって、私も子供達も下鼓なのだ。

(笑?)


私としては旦那が名店の料理に想いを馳せながら

こんなもんを作って来てくれるのが、

今ここでのささやかな喜びでもある。