我が家の、喰い、喰い、くいしんぼ -82ページ目

ドラゴンフルーツ




月のせいだか、パタネグラだか、

右半身が凝って寝付けない。



布団に入って目を閉じるとそこにはホーチミンが。


ミニバイク(古いホンダのキャブかそのパチもの)の大群が

通りを流れる音まで聞こえる。

酸欠を起こしそうなあの息苦しさまで甦りそう。



ホーチミンで借りていたアパートは

グェンディンチュとういう大通りと

ヴォーヴァンタン通りを縦に結ぶ小道に面していた。

Nguyen Dinh Chieu 441/3(ボンチャンボンムイモッ・セッ・バァ)

のアパート二階。階下は大家のランさん。


巨大なベッドに転がると窓の向こうに小道の反対側の建物の

中が見える。

縫製の家内制手工業をやっている家だったから、

ミシンに向っているおじさんが見えた。

あまり仕事熱心とは見受けられず、ベランダでぼーっとしてることが

多かったが。


4階建てぐらいだったその建物の屋上からは小道に向って

ドラゴンフルーツがぶら下がっていた。


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誰かがその実をもぎって食べるような様子も無く

ただ毎日そこに生えていた大きな植物。


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我が家の隣はテント風カフェ(カフェ風テント?)。

常にコーヒー豆の焦げる香りを放っていた。

いわゆるベトナムコーヒー一杯、1500ドン(当時15円)。

至極簡単な仕組みのフィルターを通した

真っ黒いコーヒーを、氷の入った

金魚すくいの金魚を入れるようなビニールへ袋注ぎ、

ストローをさしてくれる。


毎朝その店からは、ベトナム人にしては大柄な

ランニング姿のおじいさんが手を振り上げて

「おおーハシモト!」(謎) と、私たちを見送ってくれた。



妊婦だった私には、コーヒーは売ってくれない。

旦那のコーヒーを盗み飲みしたりすると、

「ベビーが色黒になるからダメ!」と、しょっちゅう叱られた。


同様、ビールだって出してくれない店が多かった。

頼んでも、出てくるのはお茶。

(元来薄いビールを氷入りで飲むんだからいいじゃない、

なんて私は思っていたのだけど。)



ベトナムでの生活は実に濃厚だった。

よくもまぁ、妊婦なのにあんな所へ移住しようと思ったもんだ。

そして、毎日あれやこれやと大きくなるお腹を抱えながら、

なんでもしたもんだ。


それに比べると、冬のスロヴェニアの生活ときたら・・・。

なんて緩いんだ。 (私だけですが)




と、また芋蔓式に忘却の彼方ツアーを独り堪能しましたが、

要は、こんな寝付けぬ夜に、

さっぱりとドラゴンフルーツが食べたいなぁ、と思った次第。


紀伊国屋(マキシマーケット)へ行ってみよう。



と、書いたところで、この間ペンキ塗りの際見付けた

下敷きにしていた広告を思い出した。


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エキゾティックフルーツ。


メルカトールがこんなんを売り始めた事に衝撃を受けて

思わずシャッターを切ったのだ。

常設ではないかも。


しかし、ここにドラゴンフルーツは見当たりませぬ。


やっぱり紀伊国屋頼みか。

小鹿




昼前イレーナから電話あり。


「耳を疑うと思うけど、バンビが来たのよ。生で。」


バンビ、ってスロヴェニア語ではなさそうだし、

耳は疑ったけど、やはり小鹿のことの模様。


しかも、生(アンクックド)で、って事は、

生きてるバンビをサンタが連れて来た、とかでもなさそう。



更に踏み入って話を聞くと、

イレーナのお母さんが生の小鹿肉を持って来たのだけど、

どうしたらいいのか分らないから、もらってくれないかしら?、

とのこと。



ちょうどセンターへ散歩に出かけるところだったし、

一先ずイレーナ宅へ足を向けた。

リュブリャニッツァ沿い、いつもは駐車場と化しているのに、

今日に至ってはまるでオープンサーキット。

通常の週末はやはり空き気味ではあるけど、

ここまでガラガラではない。

皆お里帰りか。


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さて、どこもクリスマスの朝は遅め。

客と一緒にまだ朝食中のイレーナ宅。


三人の娘達の飾った樅の木が三本立っている。

それぞれの木には星の代わりに

娘達のイニシャル L,T,U が立っている。

飾りはそれぞれが塗った塗り絵の絵を切り出したもの。

子供らしく、オリジナリティあるデコレーション。



イレーナは私たちにクリスマスのプレゼントをくれると、

(フォアグラにエディ・シムチッチのワイン。)

「そして、これがバンビ。」と、アイスクリームの箱を手渡してくれた。


私は4分の1身にでもぶつ切りされてる小鹿ちゃんを

想像していたのだけど(根拠無く)、幸いちゃんと卸してあった。



そして賑やかにキッチンから出てきたヴックが、

景気好くパタネグラのハモンをご馳走してくれた。


「これが正式な食べ方だよ。」と、パンにはバターまで塗ってくれた。

イレーナは呆れ顔。私にはちと重い。



イレーナ&ヴックに礼を言って、

在リュブリャナ人の殆どが集うクリスマスフェアへ。

街中閑散としているのに、ここだけ活気あり。


ホットワインでお腹を温め、

干し杏と胡桃を買ってかじりながら散歩。

久々のパタネグラの衝撃が大きく、私はこれで昼食とする。

(ハモン・パタネグラは最近マキシで扱い始めた。

ちなみにもらったハンガリー産のフォアグラも。)





帰宅後、旦那はすぐに小鹿ちゃんを赤ワインに漬け、

1,2時間後、長ネギ芯の磯部にして、


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串を打って焼いた。


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粉山椒、山葵醤油。


なかひがしさん、アイディア頂戴致しました。


小鹿さん、ごちそうさまでした。



旦那は子供達のことなど顧みず、殆ど自分で食べちゃいました。

男親、ってそんなものなのかしらん。


樅の木、樅の木♪


クリスマスツリーの飾り付け、本日が正式な日だそうで、

お誘い頂き、ヴェルド分館へ行って来ました。


(あ、いつの間にか冬至が過ぎました。

22日だったのですね。

南瓜は食べました、スープで、先週。)


日が暮れ、子供達と飾りを付けを始めました。

ツリーは1m強の樅の木。朝、森から取ってきたそうです。

(って勝手にその辺で取った訳では無いと思います)


形のいい樅の木です。

でも子供達はバランスなんて気にしちゃいませんから、

カラフルな "実" がタワワになった枝もあったり。


しっとりとした趣のあるツリーになりました。

電飾は無し、手作りランタンが木の足元を灯しています。


(おっと、写真無し。泣。)



その後、ボゥ父、ヴェルドのシェフが、突然、

「サンドウイッチ食べる(よね)?」と、言って、立ち上がりました。


それまで、散々ボゥ母パラチンケにお手製 kremšnita


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実はナンチャッテだそうだが、kremšnita 体験、2度か3度目の私には

本物のとの差全然分らず。麗し美味。



ドライフルーツなど頂いていたので、

お腹はいっぱい気味でしたが、折角のクリスマスイブです、

首を縦に振りました。


ヴェルドシェフ製、軍隊風サンドウィッチ


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に、まず群がったのは子供達。


しっかりドッシリしたものを久々に頂きました。

実に、アーミー感漲っていました。

ごちそうさま、ヴェルドシェフ!

プレゼントには洋ナシの3個も入ったシュナップスを

下さって、ヴェルドシェフ、面目躍如ってとこでしょうか。


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洋ナシ3個。

早速一なめ。

味・香り共に言うまでもなくいいのだけど、

ヴェルドシェフの「こりゃ最高に美味い!」という

そのセリフの余韻在るうちに頂いたら、

尚更美味いこと・・・。

スピリッツとはそういう飲み物じゃないかしらん。


プラスティック




年末から、とも聞いていたのですが、

そろそろ、野菜市場でカード支払いが出来るようになります。


さて、これから暫く飛び石で休日が続きますし、

導入はユーロと共に年明けかな。


多分全店では無いけど。


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イマイチな写真ばかりですね、それにしても。



そして、私は年内に出来るだけトラーのコインを使おう、

と企んでいたけど、やはりまったく叶わず


子連れだと、パッと支払いを済ませたいが為、

紙幣ばかりで支払い、小額コインは使わず、溜まる一方。

(でも、よくよく考えてみれば、

お釣りを店側が数える時間もかかるし、

自分でぴったり額の為に財布探っても大差無し・・?)


単に面倒臭がりやなだけか、私が。



話はとぶが、

スロヴェニア発行のユーロコイン、

一番大きい額の2ユーロコインはやっぱりプレシェーレン。


ついでに、8種のコインセット

(2ユーロ、1ユーロ、50セント、20セント、10セント、

5セント、2セント、1セント) 

がebayで $13 で売られているのを発見。


一応小国スロヴェニア、発行部数は少なくて稀少ユーロらしいけど、

$13ドル(実質価値の倍額以上)で買う人ありか?


お客様はブダペストから



ベオグラードからのお客は木曜日着でした。


間違えました、

本日のお客@イレーナ宅、はブダペストから。

ご夫妻に6歳と5歳弱の姉妹。

なんと14ヶ月差の姉妹はほぼ同じサイズ。



さて、街は暫くクリスマス休みに入ります。

あちらこちら店舗も閉まってしまうので、

やたらと買出しの人で賑わっています。

ラストミニットショッピング。


私も、ベビーカーに2人子連れ、

人ごみを掻き分けて寒い中の仕入れに一苦労。


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と、言いながらもこんなに買った。


モトヴィーレッツ、三度豆、セロリ、長ネギ、玉葱、アスパラ、

人参、二十日大根、大根、トレヴィソ、白菜、ズッキーニ、

大蒜、しょうが、唐辛子、アヴォカド、ウイキョウ、根セロリ。

信じられない量です。

ここで八百屋開店出来るかも。


あと、果物3キロほど、牛乳二本、ワイン二本。


いうまでもなく、財布はスッカラカン。


本当は魚も買いたかったのだけど、

子供達も誤魔化し限界気味だったので、断念。



さて、イレーナ宅へ着いたら、ルナがお留守番中。


私は勝手に仕込みを始め、

子供達はルナの見ていたディズニー映画を眺めている。

息子は、相変わらず「身体がドキドキするからヤダ・・・」、と

妙に繊細。入り込み過ぎです、映像ワールドに。


夕方漸くお客様到着。


一気に女の子ばかりで賑やかに。華やかに。




なので、私も子供達用に、


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ちらし寿司、薄焼き玉子は動物の型や☆型で抜いて、

可愛い一皿を用意。

(写真が黄色いのは、この部屋の壁が黄色いから)





前菜。


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紫キャベツ、鴨、ブロッコリ。


次は、オマールの潮汁西京味噌仕立て。


そして、メインのオマール。

具足煮にして生姜の絞り汁を。

付け合せはアスパラにズッキーニ

と白玉葱と根セロリのごま油で炒めたもの。


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既にこの頃には買い物の疲れが出て、私は息切れ気味。


〆に、一口ちらし寿司。


ワインはラディコンのレブーラ、2001年。



ちらし寿司はシェリーヴィネガーで。



最近のイレーナ宅でのランチは

いつも土壇場でなんとなく品を決め、

その場凌ぎ的でいかんな、というのが毎度の感想。


途中から気がはぐれてしまい、

今日も自分では全般的に納得いかず。

半端な仕事ならそんな役を買って出るべきではない、

とつくづく思う。


なんとなしに、やはり人様のキッチンで作っている、

って気があるからか。

(それにしても使い勝手の頗る悪いキッチンなんだ)





そう、オマールは今日もまだ生きていた。

よって、一日に3度も殺生してしまった。


オマールはもっと使ってみたい食材だけど、

研鑽の為とは言え、ちょっと負担が大きいかな。

(ま、日本で鱧やすっぽん買って練習すること考えれば

大したことは無いか。)



えび




数日前のエントリー名、スペルミスしていたので

訂正。 smreka 樅。

あわてんぼうでサザエさん。


本日とうとう買いました。 樅を、園の帰路に。


葉の落ちない樅があるそうですが、

樅市のおばちゃんにきいても、どれだか判明しません。


なので、植木鉢の6,70cmのものを選びました。

2000sit也。

10ユーロ札しかなかったので、10ユーロ支払い、

計算ややこしいなら (おばちゃんたらプチパニック気味だった)

"お釣りいりません"、って言ったら、

お釣りに20cmぐらいのベビー樅の木をくれました。

ちゃんと木の幹を輪切りにした台に入れてくれ、

子供達はむしろこっちを取りやっこ。



週の頭、旦那が魚問屋にオマールを頼みました。

それが今日店へ入ったのですが、

「生きのいいオマールだし、

市場にも並んだから買って、イレーナに食べさせてあげたら」

と、仕事中の旦那から電話。


ちょうど、イレーナに昼ごはんのお弁当を届けていた私は、

その場でこの情報を流すと、また小躍りの彼女。


明日はイレーナの家へブダペストの友人家族が来る日。


客のおもてなしランチにうってつけだね。


と、意気投合して即、市場へ。


ウヨウヨもそもそ動いていました。

盛られた烏賊の上でプクプクアワを吹きながら。

カナダ産 jastog  1kg 11,000sit。


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我が家のベランダにて撮影。ザリガニっぽい・・・?


三尾で17,000sit 也。

決して安い買い物ではないけど、珍しいチャンス。


どうも、旦那がオーダーしたら問屋は箱買いさせられたのでしょう。

市場内では店同士売り買いしていますから、

隣の店にも普段見ないオマールが並んでいます。



さて、後はワイン。

グレに頼んでレンチェルのシャルドネと

ラディコン(イタリアはフリウリ地方産)を買い取りました。


明日、どうやって調理しましょう。

よそ宅のキッチン且つお客様相手なので、

緊張しないと言ったら嘘です。

クリスマス・ランチ




週の始め頃、イレーナ先生に、

「木曜日、ランチ食べに来て。」と、お招き頂いた。

と、言っても、イレーナ先生のお宅へ呼ばれた訳ではなく、

幼稚園のランチ、へのご招待。

それも、園児と一緒にではなく、

半地下の給食室(キッチン)で、との事。


木曜朝、登園の際約束を確認。

ついでに、「私と娘だけ?」と、聞いたら、

「そうね、あとはケラミカ(粘土細工)の先生ね。」

とのこと。


へぇー変な面子。

私、ケラミカの先生と面識あったけなぁ・・・。


なんて、謎の解けぬまま帰宅後、ちょっと予習。


想定される話題

(何故スロヴェニアへ来たの?

スロヴェニアはどう?

兄弟二人とも日本生まれなの?

学校はどうするの?・・・等)

について、お話出来る様、スロ語をプチ予習。


そしてお約束の午後一時。


半地下のキッチンのドアを叩くと、白衣姿のおばちゃんが

賑やかに迎え入れてくれた。


目の前の真っ白い小部屋には

テーブルとその上には食器が用意されていた。


コートを脱いで、席に着くと、威勢よくおばちゃんが

なみなみと注がれたスープを、ドン、と私たちの目の前に置いた。


え?

私たちだけで食べちゃうの?


なんて、私の小さな躊躇はよそに、娘はスープへスプーンを。


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カリフラワーと種々の野菜スープ。息子は園のスープがお気に入りだと。


続いて、サラダとムサカが並び、


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じゃが芋と玉葱、人参の混ざったひき肉が

段々重ねになっている。


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しかし、ケラミカの先生は姿を見せぬまま、

私たちは

ドーベル・テック!(召し上がれ!)と、おばちゃんに誘われるまま

正式に食べ始めた。



半ば完食した頃に、イレーナ先生が現れた。

真っ白な、研究室様の雰囲気の中、

静かにランチを食べてる私たち親子の前に座ると、

「どう、美味しい?」、なんて、娘に向って笑った。


そして、年末の予定について話をしてるうちに、

お食事終了。


お礼を言って立ち上がると、漸くケラミカの先生が現れた。


え、遅いよぉ・・・。

私のスロ会話プチ予習は・・・?


と、一瞬湧きかけた小さな憤りを一掃するかの如く、

「ねぇねぇ、omigoto! ってどういう意味?」と、

突然ケラミカの先生。


日本の映画で聞いて覚えたんだそう。



園の方々、

不思議クリスマス・ランチへお招き有難うございました。

ちょうど園にはサンタがやって来たし、

多分私と娘へのクリスマスプレゼントだったのだろう。

(それにしても私たち親子だけとは、やはり不思議極まり無し。)


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今週のメニュー。

ご褒美




朝、久々に息子は登園拒否。

「ネイツがいつも ~~ って言うからイヤぁ・・・」

と、どうにか園には連れて行ったのだけど、

私から離れず涙ポロポロ。


でも、園は皆で隣の幼稚園へ人形劇を観に

お出かけだったので、行かせた。

涙の粒がはらりはらり。息子はへの字口で私に手を振ると、

先生に手を引かれて行った。


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お出かけ準備。みんな並んで手を繋ぐ。


- ケーキ焼いておいてあげるから、ガンバレ。

   何ケーキがいい?白いのにイチゴ?

 

- え、それはハッピバースデイだから、

  チョコレートのがいい。


(なんだ、泣いてる割にはしっかり)


とは言ったものの全然納得はしていない様子。

でも、そのまま手を振って見送った。




帰宅後、直ぐ約束どおりケーキを焼いた。

(直ぐやらないと忘れる)

ココアのケーキ。バナナ入り。


そして、ちょっと心配しながら、一時過ぎに迎えに行ったら、

なんだ、いつもどおりニコニコ。

なんだ、杞憂か私の。


息子はケーキの事なんて別にどうでもよさそう。

でも一応、約束だったから、おやつに食べさせた。

ご褒美。


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チョコクリームを作ってのせた。

ヘーゼルナッツと洋ナシと干し杏。

(我が家の常備面子)



さて、時系列的に遡るけど、

息子を迎えに行く前、

東京から漸く届いた日本の運転免許証の公定訳、

を持って、運転免許の申請の為、マチコヴァへ。



「二度とマチコヴァなんかへ行かない!」 と、

宣言したのに舌の根も乾かぬ内に、世話になる羽目に。



いつもの如く書類不備が無いか、ドキドキ。

(ちなみに、ハロッズはこの私の愛して止まないマチコヴァの

入っている市庁舎をのっとるそう。嗚呼、さらばマチコヴァよ。)


列に並ぶこと15分。

私の番。

おばちゃんは書類を調べ、裏へ行ったり来たり。

待つこと10分。


そして、不安に満ちた私の目を見ながら、

「日本の運転免許証訳には初取得年が書かれていないけど、

いつだか証明できる?」


と。


そう、日本の免許証にはそんな事示されていない。

よって、提出した免許証の公定スロヴェニア語訳にも

そんなことは記載されて無し。


そう来たか。

でも、旦那だって同じ書類で、無事書き換えたんだ。

尻込みするものか。


「最初に取得した免許は運輸省へ返却済み。

日本では3年毎に書き換えるから。最初のは持っていない。」


風なことをちょっと嘘だけど、カタコト・スロ語で言ってみた。


おばちゃん、「あら、そうなの・・・。じゃぁ仕方ないわね。」


と、言ってなんと免許証を発行してくれた。

自己申請書どおり、初取得は1995年、と言う事で。


おばちゃん、の 「あら、そうなの・・・」 という小さな驚きは

何ゆえかと言うと、

スロヴェニアの運転免許って一度発行されると、

その物が80歳の誕生日まで有効。

だから、勿論免許に取得年が記載されている。


驚愕、しました、初めて知った時は。

80歳まで、って・・・。


そう、285sit支払って

(財布の中はなんとトラーレス。

クーナ、ユーロ、円しか入っていない。こんな小額をカードで支払い。

それにしても安い。180円弱?値段を10倍にしてくれていいから、

10倍人を雇ってくれ、マチコヴァよ。)


私の本日頂いた、


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こんなピンクのお世辞にも立派だとは言い難い、

観音開きの紙製の免許証、なんと有効期限は2053年。


写真もこのまま、80歳までええのかい・・・。



なんて思っていましたが、

実は近年中に日本人に馴染みのある様なカードになり、


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10年毎だか15年毎だか、要書き換えになるそう。




さて、ご褒美の続き。

夕食はカレーの大饗応。


ヒヨコマメ入り。

12月忙しいところお疲れさん、な旦那の希望のカレー。


クミン、アニス、マスタードシード、コリアンダー、ナドナド炒めます。

そして大蒜、生姜をタップリ。

玉葱、トマト、そしてココナッツミルク。

ケーキ用に買ったダークチョコも参加。

ヒヨコマメを加え、二時間程煮込みます。



子供達に一番人気だったサラダ。

ルッコラ、トマト、二十日大根にセロリ。


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ヴィネグレットにはフランボワーズフレーバーの

ワイン・ヴィネガー使用。


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フンワリ好い香り。酸味とベリー臭っていいです。

鴨肉はこれで作った酢醤油と好相性。


それに、ナン風パンを焼いて、残りの生地で


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パン三つ。


少な目のイーストでゆっくり醗酵。

生地も相当虐めてあるので、弾力がありながらフワフワ。




そう、私、やっと、免許が取れました。

実は、今年の5月には試験に通っていました。

しかし、諸事情により、なかなか免許の申請に至れず、

なんと無免で運転していたのだ。

今日まではちょっとした内緒でした。


そして、日本の免許、今日取り上げられちゃいました。

返却されるのは2,3ヵ月後。

私、一応2月に一時帰国の予定ですが、どうしませう・・・。


勿論、日本では無免で運転したりはしません。

こっちで国際免許を取って行くのが一番正当でしょうか。

何、ウラワザ・・・? あるかも知れません。

さて、どうしませう。


苦い!



先日お手製の黄な粉を頂いたので、

(炒ってコーヒーミルで挽いたそうです)

いつもの娘との残飯ランチに、

ゴマや、ナッツ類の代わりに一振り、二振り・・・。


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風味が増します。

私の中で大流行のほろ苦ほうれん草たっぷり。




夕食は、


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トレヴィソのグリル山盛り。

食べ甲斐あり。この量。

子供達も 「苦くて美味しいね」 と、トレヴィソの大ファン。


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久々のハンバーグ。

玉葱が一個しかなかったので、ポロ葱で代用。

付け合せは、じゃが芋とほうれん草。

オリーヴオイルの香りが爽やか。


ソースはハンバーグを焼いた後のフライパンに

醤油とバルサミコ酢を一煮立ちさせたもの。




さて、昼、マキシマーケットへ寄った。

前方に販売促進のシュテフカ・ミシュコヴィッチさん発見。

パツパツのパンツスーツに、赤く染めた髪。

店内用の電話で話しています。

背後から驚かせてもいけないので、

気付かぬ振りして通り過ぎました。


彼女、きっと私に気付きました。

後ろ向きにカートに座っていた娘の表情が

一瞬、変わりました。

きっとシュテフカさんと目が合ったのでしょう。


私もなんとなく、ゆるりと、くるりと、向きを変えました。

ちょうど朝、彼女へメールを再送したところだったので、

其の件について話そうかな、とも思ったのです。


けれど、彼女もそんな私と目を合わせたくないのか、

電話をしながらピボット運動でくるーっと向きを変え、

私に背を向けました。


その後も店内でニアミスをおこしながら、

結局、しらんぷりのまま。

変なの。

そしてメールへの返事はありません。

何度も送っているんだけど。

やっぱり販売促進する気無しか。


smreka 樅



先週から市場で、


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"樅の木市" が開催されています。


小さいのは3,40cmのものから、

2mを越えるようなものまで沢山並んでいる。


お値段は、去年私が買った50cm程のものが、

2000sitだったかな。


と、なると2mを越えると2万sitぐらい?


台は太目の木を輪切りにしたものの真ん中に

穴があけてあって、そこへ樅の幹が差し込んである仕組み。


樅の木は40種類もあり、世界中に分布しているそう。

この"樅の木市"でも何種類か見かけられます。

葉のつき方が2Dなものやら3Dなものがあり、

学名の "アビエス"とは "永遠の命"

なんて、意味があるそうな。


我が家もそろそろ小さいのを買うかな。

小さくても香り豊か。


でも気をつけないと、落ちた葉が

裸足の足の裏に刺さると痛いんだ、これが。