ヨシュコ 1993
取り敢えず荷物だけまとめて車に飛び乗った。
昨晩の降雪で車はカチカチに雪で覆われていた。
最近完成した橋のお陰で、センターからハイウェイへの
接続がよりシンプルになった。
毎週の様に走る海へのハイウェイ。
ロガーテツへ向って峠をグングン登る。
先週同様、森は真っ白。
それが、ポストイナへグーンと降りると共に
黄金色の陽射しに目を射され、
車体を覆う雪の塊が見る見る溶けた。
陽射しが熱い。
ヒーターを切った。
今日のナノスは、
真っ青なバックグラウンドにくっきり迫り来るように浮き出ている。
セノジェーチェで降りてシュタニエルへ。
シュタニエル。
快晴。
間もなくイレーナたちが現れ、一緒にヨシュコのセラーへ向う。
このセラー、実は以前は蒸気機関車の貯水槽だったそう。
こうやって積まれたワイン(ペニーナ)を週に一度回転させる。
約2kg X 約2000本 =4トン を回転させるという恐ろしい作業量。
久々のヨシュコは以前とあまり変わりが無く思えた。
やはり後継者を育てる気も無けりゃ、
需要に応えるべく増産する気も無い様子。
長い梯子を掛けて一番上の階からホコリを被ったボトルを
一箱分持って降りてきて、くれた。
私には別に、
旦那と今晩スロヴェニアの独立記念日を祝ってくれ、
とメルロのペニーナとマルヴァジヤのペニーナをくれた。
セラーから出て改めて御礼を言った。
また、春になったら来ると約束して。
ヨシュコと別れシュタニエルの丘へ上がる。
風が少し。
遠方にヴィパーヴァの谷を挟んでナノスが見える。
お子達はフェラーリの庭園をキャァキャァ笑いながら走り回る。
橙色に日が傾く。
近所の大手プロシュット屋MIPのレストランへ。
ぶら下がっているのは熟成中の豚腿。
ヴックはフルにスープ、サラダ、温前菜、ステーキ・・・
とオーダーしてくれたけど、食べきれぬ量・・・。
元々は散歩だけして戻るつもりだった。
こんな夕食にまで参加するはずでは無かった。
初めて旦那の晩御飯を用意せず出かけたのに、
すまないと思いつつも連絡を入れたのは帰路に付いてから。
帰宅後、マルヴァジヤのペニーナを開けた。
ラベルには、1993 と、ある。
琥珀色の液体が少しアワだってグラスに注がれた。
コニャックの薫り。
1993年って二十歳だね。
と、旦那と当時の話でもしようかと思えど、
20台前半の事は4,5歳の頃程にも思い出せず。
只只糸の切れた凧の如くフラフラとしていた。
時間の観念も無かったから翌日の事など考えなかったし、
勿論、家族だとか子供だとか、と、自分、とのリンクはあり得無く、
まして、34歳の自分、なんていう概念は存在していなかった。
様々な場面に顔を出し、様々な人と関わって、
結局、何処もかしこも息苦しく、虚しいばかりだった。
年末だな。
今年は家族が大きくなったという喜びがあったけど、
通年心が疲労衰弱していた。
1993年頃の事なぞも夜の闇の中で幾度も思い出そうとすれど、
断片的に出てくる記憶はどれも思い出すに足りぬものばかり、
、と、いう結末に至りそうで、もうやめよう。
液体は93年からヨシュコのセラーでずっと醸されていた。
ヨシュコもシルヴァも健康でいられますように。
来年はいよいよ日本へ行くそうな。
はーふてら
リュブリャナは零下の日々。
0℃になると ちょっと暖かいね って時期になりました。
ところで、サンタさんは来ましたか?
我が家には初めてやって来ました。
よって、
私は初めてツリーの下にプレゼントを置く役目でした。
隠しておいたプレゼント、朝方にツリーの下へ設置。ドキドキ・・・。
お子達はイマイチ、サンタシステムが分ってないようで、
起きて来てもツリーの下には目をやらず・・・。
結局、親の方が
「あれ、なんだこれ??」なんてワザとらしく言ってみたり。
サンタさん、それぞれの欲しいものを持って来てくれたかな・・・
どうだったのでしょう。
さ、このサンタさん、
お子達にしかプレゼントを持って来てくれなかったのですが、
お隣のサンタさんがプレゼントをくれました。親にも。
欲しかった物を・・・。
そう、
ハーフ・テラの外付けハードディスクを。
これだけあると一生分の曲、写真・・・収納できそうです。
パーク・ズヴェズダ。これで午後5時。
うっすらと降雪の聖夜。
スェーデンの母から電話。
午後2時には日が暮れるそうで、
「こんなじゃ死んじゃう~!」、と、落ち込んでました。
リュブリャナもドンヨリ。
ですが、
只今ヴックから「セノジェーチェ、雲ひとつ無い晴天!」との情報が入ったし、
ヒキコモリ好きな息子を説得していっちょ出掛けますか!
(もう一人のヒキコモリ趣味な旦那は店へ行ってるしね。)
赤子はグーグー、すくすく。
新生児用オムツカバーはパツンパツン、卒業です。
冷えてます
マイナス5℃。気温が、です。
凍っています、全て。
昨夕食は朝一番で仕込んだラム。
とろんとろん。
ソースは醤油、酢、黒砂糖、タイム。
バルサミコ酢とミキプルーン中間の風味。
これは昨日。
今日も冷えてます。
凍ってます。
で、連休前の市場買出し。
その後、ヴックさんにお子達をちょっとみて貰って、マキシ買出し。
お礼に夕食。鮭。
オレンジ、醤油、タイム、白ワイン、オリーヴオイルの地に漬けておいて焼くだけ。
ガルニは紫キャベツにじゃが&ホウレン草。
細工は鮭皮がポイントでしたが写真無しです。
ルナは白米ばっかり担当。
イレーナは連泊でハンドパワー講習第二段。
いよいよ遠隔操作だそう。ふぇーーーっっ恐っ。
トゥルク大統領、本日インオギュレーション。
近々ランチに招こう、とヴックと画策。
様々に余計な事を早朝から考えていたけど。
しゅらしゅらしゅら。
修羅道。修羅界。
リュブリャナの冬。
寒いのは昔から苦手だけど、全然嫌でないの。
風が無いから。
東京は風が辛いのよ。
ゆとりです、ゆとり
最近食卓ネタが減ってます。
いや、ちゃんと料理はしてるんですけど。
はい。
そうだ、税関郵便局の話で
TAKUYAさんが以前書いていらしたのを読んだら、
腑に落ちーん、事、もう一点思い出しました。
関税の話。
今回8250円だったんですね、バイオリン。
で、そう、実際の関税は3.2%かな。
だから取るに足らぬほど小額。
でも、私、22ユーロちょっと払ったんですね。
そう、その大部分は付加価値税。
20%
しかも、
この税金たち、何が一番 腑に落ちーん かと言うと、
内容物だけでなく送料まで加算された額に対して掛かるんですよ。
何故、送料にも・・・???
今回は大した額では無かったのではしゃぎませんでしたけど、
店の物品(陶器とかインテリア品とか)を日本から買うと
ウン万円となるではないですか。
しかも、送料も同額ぐらい掛かったりする訳ですから
こういった場合の納税に関しては、
腑に落ちないなんて通り過ぎて立腹しながらはしゃいじゃいますよ。
でも、グレは
" i don't know why" で、お仕舞。
まぁ、私の知ったことでも無いんだけど。
あれ、でもそれにしても
バイオリン代8250円+送料4000円ですもん、
計算合いませんねー。
22ユーロって3658円じゃないですか。
しかし、既に領収書は見付からず不明なまま。
確かに、最初18ユーロ幾ら、って言われて
何だかが4ユーロ加算されたんだったな。
何だったんだろか。
いかん。掘り返すのはやめ、やめ。
で、ゆとりです。
今年はゆとりって言葉、よく目にしました。
10月初旬に外務省から
”きょういくそうだんしつしつちょうさん”
が、いらした際、
私の相談内容として用意していた質問も
大体 ゆとり教育(&今後の学習指導要領) について、でした。
ゆとり教育 って何ですか?
って、直球を投げたのですが、
上手に煙に巻かれました。
あら、はなから話が逸れました。
そう、ゆとり (入力が微妙) ね。
私は勝手にスロヴェニアは ゆとり だらけ、と思っているのだけど・・・。
一般的に言う ゆとり、ってなんなんでしょか。
今日は夕方ちょっと必要なものをパパっと買いに
赤子をぶら下げて近くのミュラーへ行ったのです。
街は人込みに溢れています。
夏とは違った賑やかさ。
買い物は一点だけだったのです。
が、二つしかないレジは長蛇の列・・・。
幾箱ものチョコを籠に入れた人々の最後尾に
私は一点だけ持って並ぼうとしました。
すると間もなく、
最後尾のおじいさんが、
「あれあれ、一番先頭に入れてもらいなさい。」
と、大きな声で言ったのです。
すると、ナイス連係プレー、すかさず列先頭の男性が
彼の前に私を招き入れてくれました。
誰もモンクなど言いません。
ゆとり。
ではないですか、これって。
勿論私は長蛇の列後方へ向って大きな声でお礼を申し上げ、
会計も15秒で済むよう、お財布全開で支払いスタンバイしました。
これはここでは全然特別な出来事ではありません。
一点(か、数点)の人は大抵順番を譲ってもらえます。
私も、譲ります。
ルールじゃないけど、マナーかな。
それにしても混んでいました。
その上、地下が苦手なんでね私・・・。
赤子も渋滞とか順番待ちとか、嫌うじゃないですか。
有り難かったです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
全く関係なしですが、
スロ、シェンゲン協定入りました。
ヤフトピにスロヴェニアの事が二つも取り上げられた珍しい日。
シェンゲン拡大、と、もう一つはコソボについての話 でした。
5人
喬ちゃんが帰ってしまいました。
11月上旬の出産、母の来訪、喬ちゃん夫妻の来訪・・・
と、続きました。
ワイワイ賑やかで非日常的な日々が暫く続いて、
子供が増えた感が薄めだったのだけど、
喬ちゃんが帰ってしまったら、初めて5人家族なのを実感。
漸く本当の船出。
これがね、初日ですけど、中々大変なんですね。
当然幼稚園も入ったのが10時過ぎ・・・。
一人だった子が二人に増えた時はまだ入園前だったし、
毎日マイペースに過ごせたけど、
一応幼稚園のあると時計を見ながら生活しなきゃならないのでね・・・。
上の二人にはどんどん”自分の事は自分で”してもらわないとなぁ。
赤子は基本寝てるのだけど、
バタバタし始めるとやっぱり泣くんですよ。
スリングで私にひっつけてしまえばずーっと寝てるけど、
これにも限界あるからなぁ。
本日の気温マイナス4℃?!
凍ってましたね、全て。
朝は漸く税関から娘のバイオリンを受け取りました。
あーもうホントにややこしかった!
高々8千円で買った(ヤフオクで)中古の1/8バイオリン、
喬ちゃんに持ってきてもらうのに合わせて
充分間に合うように落札&支払いを済ませたのに、
売り手側の発送が遅れ、
よって、喬ちゃんの日本出発に間に合わず、
よって、売り手にここまでEMSで送ってもらわなくてはならず、
よって、送料が5千円も掛かり(しかも実際の送料より多く請求され)
しかも、売り手が 伝票に ”内容物 :violin 50,000yen"なんて書いた為、
税関からはそれに対するインヴォイスと関税を求められ、
インヴォイスを持って
事を説明しに例の税関郵便局の無愛想極まりないお姉さんに行ったら、
別の書類(カードの支払い証明など)を揃えての出直しを言い渡され、
本日全てを揃えて出向き、関税を22ユーロ支払って、
やっと、
八分の一のバイオリン、3週間遅れで手元にやって来ました。
もぉー!
って、事で(全然繋がってないけど)今日から5人。
何事にもメゲズニがんばりませう。
(ブログは更に支離滅裂を極めそうです・・・。)
ちなみに・・・
日本からの小包の伝票にはせいぜい3000円
と書いて貰うのが上限ですね。
ま、それを説明し忘れた私のフォルトっちゃフォルトか・・・。
う~ん。なんだか腑に落ちーん。のだが。
さて、簡単にロールキャベツです、夕食は。
痛いの痛いの飛んでいけ~
今年ずっと病に伏せていたイレーナ。
様々な療法をトライしていたけど、
どれもはっきりとした効果がなくて、
最終的に行き着いたのがビオセラピー。
10月半ばからクランスカ・ゴラのセラピーに通って、
いつの間にやら随分活き活きとし始めたなと思ったら、
その内、自分もセラピストになるべく教室に通う、
なんて言い始めた。
12月に入っていよいよレッスンが始まり、
最近、ビギナーズステージを修了。
昨日は調子の悪い私(微熱、頭痛、腎痛)と喬ちゃん(ゲホゲホ)を
治療したいと、声を掛けてくれたので、早速お世話になることに。
治療の方法は、本人は目をつぶって立つと、
イレーナが手、体と目を通してエネルギーを与えてくれる、と言うもの。
エネルギーは彼女が与えるものではなく、
彼女は飽くまでも自然界のエネルギーを呼び込む媒体でしかない、
と言うことだそう。
で、私も痛いの痛いの飛んでいけ~
を、してもらいました。
初日の患者だから、と言ってビデオまで撮るイレーナ。
同じ朝に治療を受けたユリアナのビデオを見たら
イレーナの手の動きに従って体がグーんと曲がったりしてるのだけど、
私も喬ちゃんも反応薄かったみたい・・・。
自身のオーラが強い=オーラのバランスが取れている(健康) からなんだそう。
でも局所治療(頭と腎臓)の時は本当にイレーナが翳す手からの
熱気がアチッチ・・・。
治療は最低5日続けなきゃ効果が出ないそうで、
本日帰国の喬ちゃん、治療修了出来ず、でした。残念!
少々卑猥なんですが
ピランへ行った。
降雪のリュブリャナ。
ヴルフニカを過ぎて峠に上がると共に雪の振りも本格的に。
シュッと伸びた杉系の木々も草原も真っ白。
ヴィパーヴァの谷から渦巻く重たい雲がナノスを覆う。
幻想的な吹雪。
お子達は「龍の巣みたーい!」と叫んでいる。
ハイウェイを5分も進むと一気に風景が変る。
カルストの乾いた土地に枯れ木。
さっきまでの雪国は何だったの・・・。
海沿いへ。
風がきつい。波頭に遠くまで幾匹もの白兎が飛んでいる。
こんなアドリア海は久し振り・・・。
うねる波がウニエへの小さな船に乗った日を髣髴させる。
ピラン。
晴天。
大きな太陽に輝く海。
しかしながら物凄い風。ブリア。
これじゃ流石に泳げないね。
少しだけ歩いて食事に入る。
少々卑猥、なのはこの貝。
調理済みですが開いてません。
開きます。
あ、中身の写真、撮りませんでした・・・。
そう、少々卑猥、なのは中身見た目とそのままんまなお名前。
行きも帰りも娘が嘔吐。
ウイルスの様です。
吐いてもケロっとして元気で
お腹が痛ーいと言いながらも食べ様としています。
食べさせてませんけどね。
帰宅直前から私がガタガタ震え始めました。
一晩発熱。
よって赤子もご機嫌斜め・・・。
スリング
先週シャナからスリングを紹介してもらい、この色を購入。
Storchenwiege 社製。ドイツのもの。
赤子抱っこには上二人で使ったベビービヨルンより快適かも。
いずれおんぶにも使える、というのが決定ポイント。
シャナはトルココーヒーを入れてくれると、
ピローを赤子代わりに
結わき方を懇切丁寧に教えてくれた。
このスリング、実は単に4メートルのしっかりしたコットン生地。
布好きな私は、
「ほら、赤ちゃんに使わなくなったら夏用のスカートも作れるしねー。」
なんて言っていたら母に、
「むしろそっちをメインに楽しみにしてない?」
なんて、鋭いとこ衝かれました・・・。
赤子の背骨の成長にもいいそうで、
実際シャナの赤子のソフィアンは、
小児科医がわざわざインタビューに来たほど背骨がしっかりなんだそう。
シャナは42歳。
長男は20歳。そして次男のソフィアンは0歳5ヶ月。
スゴイ!敬服!















