NYのJ
ブルックリン在住の、調理師学校時代の友人から、
厨房仕事に戻ったとの知らせがあった。
勿論、希望して戻ったのだ。
30過ぎて、調理師学校へ通った彼女。
30ちょっと手前であった私同様、
違う分野からの転向組。背水の陣。
お互い似た気持ちで、専門学校の門戸を叩いたのだろう。
卒業後、NYへ戻り、厨房入り、結婚、出産。
出産を機に、仕事は一時中止、その後、
労働条件の見合った不動産屋のオフィスワークを選んだ。
今回の転職、その不動産屋から
昇進のオファーを蹴っての選択だったそう。
ふと見つけた厨房の仕事。
ネゴの結果、週6日、9時5時就業、という業界的に
在り得ない条件でOKが出た。
でもやはり、不動産屋の座り仕事より、ペイは少なく、労働時間は長い。
彼女はこっちを選んだ。「我を通しました」、と。
ミニマム客単価350ドル(サービス、ドリンク抜き)という高級店。
しかし、上の人間に日本人はおらず、日本料理業界の
徒弟制度みたいな、汚らしい上下関係だけが染み付いた
厨房の仕組み、曰く彼女自身。
そんな中で、不満を溜めながら、
年下に足蹴にされながら下働きしてる彼女。
勿論温かい言葉で応援してあげたかった。
しかし、息子もまだ漸く3歳。
包丁を握ってないと不安なのも、
魚に触れてないと目が鈍るのも分かる。
旦那に全て頼れない彼女の現状もよく分かる。
そして、こんなグータラ主婦に何も言われたくは無いだろうけど、
気がかりで眠れなかった夜、メールした。
どうして、いつも事後報告なのか。
なんでいつも心を決める前に相談してくれないのか。
その後彼女からはまだ一報も無い。
きっと忙しいだけだろう。
身体に鞭打って巨大な鮪の"棺桶"を運び回っている彼女を
想像するのはちょっと辛い。
又もや私の考えすぎか。
彼女のエネルギーのベクトルが間違った方向へ向っていないことを願う。
ジャケ買い
ジャケ買いしたもの。
モッツァレラチーズ。 バター。 生イースト。
ビオのチョコクッキー。
モッツアレラチーズ。
イタリア産。
ジャケ通り、水牛乳ではなく普通の牛乳。
チーズ好きの娘が見つけ、離さなかった。
バター。
牛の顔がたまらなくいい。
スロベニアのバターは総じて美味しいと思う。
ちなみに普通無塩、有り難い。
醗酵バターもあり。
生イースト。
何故象なのか、未だ不明。
やっぱり、生イーストの方が好み。
使い勝手もインスタントと大して変わらないし。
チョコクッキー。
イタリア産。カルチェックにて購入。
小さめのカリッとしたチョコチップクッキー。
スロベニア産食品のジャケはシンプルなものが多いと思う。
日本みたいに派手な、ウェブだったらきっとポップアップ!
って感じのものはあまりない。
ちなみにスロベニアのスーパーにはBGMが無い。
CD化されちゃう販促ミュージックも無い。
これに慣れちゃったら、
日本のスーパーでじっくり考えながら買い物するのが苦手になった。
さて、昨日キッチンのプロパンが切れた。
プロパンお届けサービスに電話するか、
GSで買って来て、自分で設置するか。
お届けサービスはいつも電話すると、大体2,3時間後に伺いまーす、
ってとてもスロベニア風な返事で、待てど暮らせど、
やっぱりその時間に来たりはしない。
一度気合入れて、怒ったらすぐ来たこともあったけど。
今日は初GSでプロパン買ってみるかな。
pata negra
黒豚。
パタネグラのプロシュットを買いに、久々のトリエステへ。
大盤振る舞いです。300gも買いました。
チャバッタ、ピッカデリトマト、ルッコラも買いました。
トリエステ、街のセンターを通り過ぎ、海沿いへ移動。
すっかり海風が寒くちゃ困る、と、
セーターなんか持って来たのに、大失敗だ。
イタリア人は半裸で焼いてる。泳いでる。
水着着てこなかった。私としたことが。なんという不覚。
そんなイタリア人たちを羨望の想いで横目にサンドイッチを頬張った。
以前にも書いたとおり、角の取れた塩気に、脂分の甘味、旨味。
十分に脂分がとけて、ツヤツヤ、まろやかなプロシュット。
海沿いの公園で子供たちは遊んで、
相変わらずやっぱり一言も英語をしゃべらないイタリア人のおばちゃんと
数語しか分からないイタリア語で立ち話。
(というか、一方的に喋られてただけであります)
さて、今回もいつもどおりOPCINA経由でトリエステへ行ったのだけど、
国境越えの際、初めてこんな尋問に遭った。
" do you have Singen visa?"
え?スロベニアに住んでるんだけど・・・って言っても、
"イヤイヤ、スロベニアのヴィザじゃダメさ。
シンゲンヴィザ持ってないならあっちへ車を回して待っていろ。" と。
なんだそりゃ。と、文字通りお目目丸々、口ポカーんとしてると、
"あぁ、違った、違った、なってこった、勘違い。行け、行け。"と。
日本のパスポート見せてるのに、一体何人と間違えたのでしょう。
も、ホントにドキドキ。
帰りはこれまた、スロベニア入国の際、
クシュン、とくしゃみをした警官に旦那がすかさず、
"ナズドラウェ"
って言ったら、一瞬取り乱した彼は、
ろくにパスポートも見ぬまま、 "イケイケ、"と、通してくれた。
一体どうなってんのやら・・・
emonska promenada
子供フェスティバルが始まった。
夏、最後のリュブリャナイベント。
毎年この5日間のイベントが終わると、
子供たちはいよいよ新学期。
そして、秋の訪れ。
今年も11カ国からパフォーマンス団体がやって来た。
その中でも際立って格好よし、だったのがベルギーの
lokomotivって人々。
パーカスのグループなんだけど、
それぞれメンバーのキャラがあって、ファンキー。
迫力満点。
リーダーの赤い帽子、欲しいなぁ。
と、思いながら子供と踊ってた。
我が子達にはこの後、
「ドンドコドン、ドコドコドン」って
ビートが乗り移っちゃった様子。
家でも「ドンドコドン、ドコドコドン」。
Emonska Ulicaの交通締め切って、
子供向けの工作ワークショップが並んでる。
粘土、木工、フエルトスリッパ作り、Tシャツの柄付け、
フェイスペインティング、打楽器作り、などなど・・・
大人も夢中になってしまうのが、廃材利用のゲーム。
みんなユニークでカラフル。
メンタル&フィジカルアビリティが試されます。
頑張れVUK。
午後6時から9時まで。
相変わらず時間帯の遅い、この国のキッズイベント。
ちなみに販売されてる食べ物は焼きもろこしのみ。
(ドリンク有。ビールも有。)
我が家はお弁当持参で、遊びながら食べさせて、
目一杯遊ぶ我が子達は帰るや否やお布団行き。
イベント残すとこ二日間、去り行く夏の宵、
大いに楽しむべし。
ハニー
ツレス島、ルーベニッツェで蜂蜜を買った。
おばあちゃんが大事そうに抱えていた一瓶の蜂蜜。
これ売り切ったらおばあちゃん、今日は家路に着くのかな、
と、勝手に解釈。 丁度蜂蜜切らしてるしな、
蜂蜜っていざ選ぶとなると悩んじゃうし、この際おばあちゃん任せだ。
おばあちゃんと目を合わせた。
「サルヴィアの蜂蜜だよ。子供にいいよ。」
忘れられないほど平凡なセリフだった。
ザルヴィア? サルヴィア?
あの赤い花、ではない。
気付くまで時間がかかった。
サルヴィア、ってセージの事だ。
のど飴になってるやつだ。
セージ、色々種類もあるようだけど、
実はクロアチアはダルマチア地方の特産品。
ラテン語のサルヴァーレ(救う)が語源なのだと。
かつては効果効能の強力な万能薬とされた、
と、精油の本には紹介されてる。
穂紫蘇の様な紫の小さな花。
本日ネットが全くダメで、画像が付けられませぬ。
それにしても今夏は蜂が異常発生だったのか。
子供たちから常に払いのけていた気がする。
肝心な蜂蜜は、と言うと、日本の蓮華蜂蜜に似てる。
ご無沙汰していた味でした。
最近日本でも種々の蜂蜜が手に入ると聞いたけど、
こっちに来て、蜂蜜が花によってこんなにも違うのだと
私、実は初めて知ったのです。
そして、その道端のおばあちゃん、
最後の一瓶、売り切りゴメン、で、帰宅するかと思いきや、
道の反対側にオリーブオイルやら、ワインやら、
幾つも自家製品を並べていました。 あはは。
違い
違う、ってことはどういうことなのか。
今日はそんなことを思いながら、
久々にちょいと早めに出かけた。
ランチ前、旧市街、息子は自転車。
我がボスに捕まった。
その場、ロメオでランチにすることに。
久々の外ランチ。
ロメオサラダ&チキン。
三年前に、下見スロツアーの時、
これをご馳走してくれたなぁ・・・懐かしし。
まだ夏。ありがたし。
噴水にも鳩が戯れ、観光客で街は賑わっている。
子供たちはあっちこっチョロチョロしながらも
巣の中の小鳥の様に口をパクパク。
後、
市場へ買い物に、足を進める。
すると、さっきのボスから電話。
"こんなロケーションが借りれるんだけど、どう思う?"、って。
垂涎ものの立地。
今まで幾つかあったオファーもセンターではあったけど、
なにやらねぇ・・・って感じだった。
それが、今回のには、ピーんとくるものがあった。
ちょっとした無理なら、諸費用桁外れじゃないなら、
やってみたら? なんか、いい予感じゃない?・・・と、私。
市場で息子の欲するひまわり入手。
一番大きなお花が欲しい!
予定ではなかった魚、オレンジスポットの野生虹鱒。
ポストゥルゥ。
川沿い育ちの旦那は淡水魚好きじゃなかったかなぁ。
おつまみ作ろうとブロッコリを解いたら、
デンデン虫が現れた。子供ギャラリーから歓声。
ポストゥルゥは、
オーソドックスにニンニク、パセリのオリーブオイルソース。
オーブングリル。
市場ショッピングスプリーより帰宅したら、野菜一袋、
何処かに落としてきた模様。
途中、友人、知人、会ったからね。
自転車の息子に、ストローラーの娘連れだったしね。
ふぃ。今日の買い物メイン、アマナガ、帰宅しませんでした。
お楽しみにしてたおとさん、ゴメン。
布団嫌いの為の布団
子供たちは掛け布団が嫌い。
息子は最近布団ヌクヌクの心地好さを少し知り始めたようだけど、
それでも、寝てる間は布団から大きく跳ね出てる。
娘に至っては、寝付く時も掛け布団イヤッー。
お布団なんかきらーい、キック、キック。
一応はスリーパーを着せたりはしてるけど、それも嫌い。
なので、布団を作ってあげることにした。
最近の私には根気のコの字も存在しない。
パッチワーク(と、いうのか?)は溜まっていた民芸調の布。
もうちょっとだけ凝ったデザインにしようと型紙を作ったのだけど、
その段階で既に、"こんな面倒じゃまた作り途中でお蔵入り・・・"と、
気付き、"長方形の民芸調"をただただ繋げただけ。
でも、パステルカラー、基本の生地もピンクでOK、
娘は大喜びだ。
一応、寝入る時もニコニコお布団に収まった。
勿論、10分もしないうちに、キック、キック、ではあったけど。
今日はこれから、刈ったラベンダーの穂先をほどいて、
さらしの袋に詰めて、お布団ポッケに入れてあげよう。
辛味を欲す
短かったベトナム生活。
その割りに、食生活の充実具合が高かったせいか、
やたらと懐かしむこと多し。
ホーチミンのヴォー・ヴァン・タン(南訛り ヨー・ヤン・タン)
16番地辺りのフォー屋さん、現存してるかご存知な方いませんか。
週一ぐらいでお世話になったかな。
未だにやたらと食べたくなる。
あっさりしてるスープに(今思えばかなりダイレクトに味の素)、
タリアテッレぐらいの(ひどい例え・・・)太さの麺、
牛肉ちょこっと、あとは卓上の蔦状のハーブむしって、
ライム搾って、チリ振りかけて、食べる。
ただ、あちらの風習だと日本風に麺はすすっちゃいけなくて、
蓮華でモニョモニョ口へ運ぶ。
思いっきりすすって食べたいなぁ、と幾度思ったことか。
ベトナム料理は比較的マイルド。
卓上で刺激的に自分で調味してただけだが。
朝から随分刺激的。
あんな朝食、スロベニア人には考えられないだろう。
元々スパイス好きな私にとって、ここの料理はいつもマイルド。
友人に料理を作ってあげる際も、
"マイルドに、マイルドに"と、呪文のように自分に言い聞かせる。
なのでちょっと物足りない。
現在、スロベニアにはインド・タイレストランすらない。
知り合いのタイ人がタイ料理を作ってくれたこともあったけど、
こっち風にアレンジしてくれてたのか、全然スパイシーでなかった。
(そういや、タイレストラン立ち上げの話も何処へ行ったのか・・・)
残念極まりなし。
こんな現状なので、辛味への"依存"も随分軽減されている。
子供も小さいし、辛いものは自分でもあまり作らなくなった。
そんな中で希に作るのがカレー。
クラーゲンフルトは"タイショップ"に
タイカレー用のペーストが売られている。
一キロ入りで、ながーく使えます。
グリーンチリ、レモングラス、ニンニク、玉葱、塩、
ガランガル、クミン、コリアンダー・・・って内容。
これがあれば至極簡単。
あとは、具材、ココナッツミルク。
ココナッツミルクも同じく"タイショップ"入手の一リットルパックを
惜しまず全部入れるのが秘訣。
あとはスーパーで手に入るカレー粉も混ぜてみたり。
生姜大好きなので、ペースト以外にも"追い生姜"。
あぁ、ツタツタ山盛り、ヨー・ヤン・タンのフォーが食べたいなぁ・・・
あの卓上にのっていた種々のハーブさえ手に入れば。
痩身術
旦那が+4kgであるのは困ったことだ。
義母に、"ベルトの穴一つ寿命10年" と、
伝えるよう常々言われている。
ベルトの穴、一つ増える(肥えると)10年寿命が短くなる、
ってことだそう。
ビールは一本。ワインも無し、って、ダイエットをアドバイス。
なので、ビールは一本、あら、でもワイン、飲んでます。
おつまみ、ポテサラ、久しぶりです。
ポテト減量、キュウリ倍増。キュウリ好き子供たちも嬉しい。
(キュウリはEKOが俄然美味い)
ドゥブロヴニクから持ち帰った、隣家自家製ワインビネガー、
これが香って、お花畑の香り、なサラダ。
昨日の野フキも。
シャキシャキ、子供たちはこれが大好き。
苦味と野草の香りが懐かしい。
東京の庭にも生えてるの食べたな、随分昔のことだ。
ヒレニク。
と、ルッコラ。
これも、例のワインビネガーとエストラゴンのマスタードが香る。
ご飯はお雑炊。
お昼のお米を洗って、野フキの葉の当座煮のせ。
どうだろう。
一応エネルギー計算、出来るのだけど。
毎食私が管理してる訳でないしなぁ。
出会った時より何キロ増なのでしょうか。
痩身術。自分の事ならまだしも、
他の肉体に関しての管理はなんとも・・・
鳥
ヨーロッパに鳥インフル上陸、のニュースは年頭だった。
ニュースのページに、スロベニアの白鳥が使われていた。
"関係ないのに" と、思った。
スロベニアでも、プトゥイの辺りで発生しているというニュースが
その後、間もなくあった。
でも、みなこの件に関してはほとぼりが冷めたのか。
このところ、耳にしない、鳥インフルの話題。
先週いつだったか、友人と外で立ち話をしていたら、
ドスン、という音がして、鳩が屋根から落ちてきた。
その日、実は既に三羽の鳩の屍骸を目撃していたので、
妙にいやーな気がした。
いずれも、道端に突然落下してそのまま死んだような、
羽を半分開いた、でも傷無く、キレイな姿だった。
その後も、やたらと鳩の屍骸を見かけるのだけど、
気のせいなのか。














