我が家の、喰い、喰い、くいしんぼ -104ページ目

若き音楽家たち


ドゥブから戻ったら・・・

という約束の企画が幾つかあった。


私が企画したものではないのだけど、

その第一弾が開催された。


以前にも書いたMさん宅でのコンサート。

演奏者は娘さんのフルート奏者、そして彼女のロンドンの音楽学校の

友人二人。二人とも男性ピアニスト。


雨の中しっとりとした夕刻に開演。


HAE

完璧主義者のハリー。窓の外の白樺が雨に濡れ、

風にそよぎ雰囲気倍増。


ON

若き音楽家三人。中央がフルートのラナ。


ラナがフルートを吹き始めると、

部屋の全てが彼女にジャックされた。

子供たちも固まって彼女のエネルギーに吸い込まれた。

しばし夢中になり、目の前の出来事に全ての集中力が

注がれているのが見えた。

漸くそのピンと張った空気が緩むと、子供たちは腕を揺らし、

表情も柔らぎ、ニコニコしながら身体を動かし始めた。


三人三様、力のある演奏だった。

久々に生の演奏を楽しんだ。


流石に一時間ちょっとの演奏の間、子供たちがずっと

座って聞いている事はなかったけど、

葡萄をつまみながら、あっちの膝、こっちの膝を渡り歩き、

ユラユラ踊りながら、彼らなりにその出来事を味わっていた。


Mさんは色々なお茶を沸かしてくれ、

その芳しさが雰囲気作りに一役買っていた。


私は一応、簡単なケーキを焼いて持参。

YOU

ヨーグルト&チーズのパウンドに煮たりんごをのせた。


6

バナナケーキ


元来お菓子は食べるのも、作るのもあまり興味がないのだけど、

こういう機会が増えたり、子供の為に作ることが

頻繁になってくると、ちょっと面白くなってきたかなぁ。


MM


Mさんのお母様のクッキー。

なんと、このお母様91歳!

薄紫のコットンブラウスを召され、パールのイヤリングの

とてもお上品な方。

彼女、スロベニアの郷土菓子ポティッツァ作りの名人。

実は今回彼女自身には初めてお目にかかったのだけど、

彼女のポティッツァには先達て二年前にお目にかかっている。


エストラゴンを多用したそのお菓子の作り方を彼女から

教わるのが次の企画。


そして、皆がケーキとお茶とお喋りに興じている隙に、

私はキッチンの隅で、

娘に簡単なお弁当を食べさせていた。


するとお茶を汲みにキッチンへ来る人来る人、覗いていく。

気付くとちょっとした人だかりに囲まれていた。


「子供をお腹空かせたまま寝かす訳にもいかないんで・・・」

と、私も言い訳じみたこと口走ったのだけど、

するとすかさずMさんは

「私の子供たちもお腹をすかせてるみたいだわ」と、笑った。


この一言で “ただの白飯海苔巻き大振る舞い” の口火が切られ、

こんなこともあろうかと思って(って言うのは全くの嘘だけど)

相当タップリに持って来ていたご飯と海苔が大いに喜ばれました。


しかし、そのただの白飯海苔巻きを皆、

“スシ!”と呼ぶので、

冗談だと分かっていながらも私が訂正すると、

逆に皆、「彼女もパーフェクショニストだね」

と、私を冷かし、ただただどつぼにはまる私でありました。

zeljanica


以前から書こうと思っていた、この辺りの

郷土料理(?)がある。


ブレック(BUREK)というのだけど、

簡単手ごろなファーストフード的なもので、

ピザと並んでファーストフードスタンドで売られている。


元々はトルコ料理だということらしいが、

バルカン半島にしっかり根付いた料理だ。


bu

出典 WIKI これは ROLLED BUREK


Phylloと呼ばれる小麦粉の“皮”で包まれているものや、

サンドされているものなどがある。

中身は、ひき肉のもの、チーズとほうれん草のもの、

じゃが芋、などに大体分かれる。

これらを総称してBUREKと呼んでいる気がするけれど、

これもバルカンの国々によってちょっとずつ異なる様子。


私が希に食べるのはチーズとほうれん草のもので、

ここではゼリャニッツァ(ZELJANICA)と呼ばれるもの。


食べると言っても、2, 3ヶ月に一回子供と一切れを

分けて食べるぐらい。

(勿論凄いボリューム)

しかも、いつも同じ店の土曜日の分しか食べない。

(と、いうか多分土曜日しか作っていないのだと思う)


ランチにゼリャニッツァをスィエタが作ってくれた。


ze


中身はほうれん草じゃなくて、ルッコラ。

この辺りのルッコラはスロベニアのとは違って

葉は丸いのに味は尖っている。


チーズはクロアチア語でVRHNJEというもので、

日本ではサワークリームに該当するのかな、

の、脂肪分35%のもの。


zei

やはりサラダは私ら担当。


一切れで満腹。腹もちよし。

味は結構あっさりしてるのだけど、だからって

調子に乗ってなん切れも食べると後から大変なことに。


ちなみに、スィエタはルッコラをフープロにかけたのだけど

「辛味が飛ぶじゃないか」、と、息子に怒られていた。


「そんなの包丁使っても同じよ!」、


「いや違う!違う!」、


ってな具合に、おなじみの親子喧嘩が始まったのです。


そして、この食べ物はゼリャニッツァであって、

ゼレニッツァというのはオーストリア国境近くのスキー場の名前。


むかーしに、私が

「ゼレニッツァのところにいるから」、と言ったら小意地悪な友人に

「へえ、今どきそんなところへ行くの、僕はやだねぇ」、って笑われました。


スィエタ采配の元



別にスィエタが指揮を取っていた訳ではないけど、

一応、彼女のキッチンだったし、なんとなく相談しながら、

毎日のランチを進めていった。


彼女の料理は比較的力強い、マッチョな料理が多かった。


勿論夏の炎天下、子供を連れて毎日泳ぎに出れば

それぐらいのものを食べて体力をつけておくのも重要だった。


でも、やっぱり、それだけだと、消化できないのが、

日本人(&私の友人)。


だから、私たちはサラダ担当になったり、

幸運にも得意なさっぱりしたものばかり準備していた。


そんな中で、私がなんとも気に入っていのが

mint


ミントティー。

スペアミントの束を市場で買って来て、

葉っぱをきれいにはずしていたら、スィエタが

“アルジェリアでは茎のまま入れるのよ”、って言うので、

元々別に繊細でもない私も大いに賛同して

ミントの束丸々ポットに入れて、熱湯を注いだ。


これが、また長年使っていないと思われるホーローの

赤いポット。一目惚れ。

ミントの束を入れて熱湯を注ぐと清涼感と、

ヴィヴィッドな色彩が浮き上がった。


スィエタの作るラム料理にも、オックステールにも、

勿論この辺りのワインがベストマッチではあったけど、

その合間に一口すするミントティーはまた格別だった。


そして、庭に何本もあったワイルドオレンジ(日本の夏みかんの様な味)

の実をもいで絞ってオレンジジュースにしたり、

酸味を生かしてお酢代わりに使ったりしていた。


誰も見向きもしなかったその果実の汁はとてつもなく力強く、

フレッシュで、皆驚愕していた。


後日そのオレンジでマーマレードを作ってシンプルなビスキュイを焼いて

のせると、辛党のスィエタは、

“これは、私のおばあちゃんの作ったマーマレードの味だ”と、言って

大喜びした。

しっかりとした柑橘類の尖った酸味、苦味のきいたマーマレード。


話を聞いてみると、毎年、

イギリスのジャム作り名人というおばあさんからの

要求でこのオレンジを採って送ってあげるのだそう。

礼にその出来たマーマレードをもらうのだけど、全く違う味だそうな。


何故だかは全く分からない。

私は初めてマーマーレードなんてものを作ったし、

スィエタが猛烈に気に入ってくれた理由が一つ思いつくとしたら、

それは、私も彼女も決して甘いものに興味は無く、

共に酒好きの辛党、ってことだけだろう。

それか、

単に夏までぶら下がってる太陽をいっぱい浴びたオレンジを使うのが

コツなのかも知れない。


スィエタ力発揮


友人の母スィエタは、ドゥブロブニクで泊めて貰っていた

家の持ち主。

彼女はセルビア生まれ、クロアチアはドゥブロブニクで半分育ち、

その後は現在に至るまでイタリアはトリエステ在住。

もしかしたら、これじゃ半分もちゃんとした説明になってないかも。

(嘘半分かも)

何を言いたいのか分からないけど、バイタリティの塊みたいな人で、

私が緊張してしまう人の一人。

静かな迫力があるのだもの。

実は本人相当あっけらかんとしてて、

おかしな程の巨大な欠点があるって分かったのだけど・・・

でも、そんなこと吹き飛ばしてしまうぐらいの凄い存在感。


そして、彼女もやはり、“敬愛”カテゴリです。


勿論、彼女この辺りの料理は網羅しています。

(料理好きな彼女、エルブリのエスプーママシーンも

クレムブリュレ用バーナーも持ってるのだ)


その彼女が、用意してくれていたランチ、その3。


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一番奥の皿がオックステールの煮込み。

そして、キャベツロール、ズッキーニの米射込みトマトソース煮、

手前のサラダは私か旦那作。


オックステール、これまた強力でした。


セロリが利いてて旨かったぁ。が、そんなに食べられないって。

マッチョだもの。


この晩は、近くのシーフード料理屋へ行ったら、

結構美味しかった。

でも、内容的には大した事なし。

白身魚のフィレのグリル。パセリとニンニクのソース。

ここに来てからの私は、

シーフードに関しては “しょっぱくない=合格”

って、とっても勝手な物差しを持ってるのです。

海産物に関しては、

日本の調理法程に細やかな気遣いがなされてるものはない・・・

あ、これは勿論海産物だけではないけど、

海産物って、それが顕著に出るんで。


それにしても、海にはそこら中にウニが生息してた。

捕って開けてみたら、身は小さかったので食べなかった。


食用になるのウニのメス、って、海中で“お洒落”をして、

あの針針の身に“JEWEL”(石やら貝殻やら)を

まとってるって知っていました?


久々に見~つけた


ドゥブ話は一休みして、

今日久しぶりに近所のメルカトール(スーパー)で見つけたもの。

ここのところ何処のスーパーでも見かけないので、

特に探しても見ていなかったのだけど、

今日ふと見たらあったので、買い込んだのが、これ。


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鰯缶。

トマトソースのもの。


これが、唯一我が家で買う缶詰。

鰯、トマト、水、オイル、塩のみを使ったシンプルなもの。


しかし、半年以上お目に掛かっていなかった・・・

なかなか手ごろに魚を調達出来ないのもあって、

去年も結構食べたのだけど、冬場から見かけなくなって、

それ以降すっかり存在すら忘れていた。


これが、また、娘の好物。


私も好きなんだけど、時々しょっぱい缶がある気が。

(それでいいのでしょうか・・・)


今日偶然見かけたので5缶も購入してしまいました。


もしかして、これって、夏じゃないと安価なトマトが手に入らないから、

冬場は見かけないのかしら?

アップルジュースも季節外れになると、

小型持ち歩きサイズ(200ML)100%果汁は

棚から姿を消すのです。

以前、このアップルジュースの件を指摘したら、友人が、

“きっとりんごの在庫が切れたのよ。シーズンじゃないからね。”

って、言うので、まさかぁ、冗談・・・なんて思ったのだけど、

この鰯トマト缶のことも考えると、あながち冗談ではないのかも。


そ、そして、もう一個。

ちょっと前から市場で見かけていたもの。


ring


今年の、今季のりんご。

息子は一口かじると「美味しいねぇー!」と。

我が息子だ。

私も、このりんごが大好き。


日本でも紅玉が好きだったけど、

これも紅玉同様すっぱくて、皮がしっかりしてる。

多分これもお菓子用なのだろう。


それにしても、今日も雨で長袖来てる人もいた。

このまま秋突入なんてことになりませぬよう・・・

まだちょっと待ってください、りんごの季節。

イェトラ


インターネットの状況がすこぶる悪い。

ケーブルなんだけど、暇な人ばかりでパンクしてるのか、

ブチブチ切れて、使えやしない。

いい加減ケーブルやめよう。回線速度を計ってみたら、

0.3Mパーセクとかだもの、下りが。これじゃ話にならない。


と、いうことで、ブログを書いていても途中で消えたり、

upしようとしたら、消えたり、虚しい限りです。


さて、またドゥブロブニク食卓の続き。


友人の友人たちでNYとウィーンから来てた二家族は、

近くのヴィラを借りていたのだけど、ランチごとになんとなく

私達の泊めて貰っていた友人宅に現れていた。


なので、毎日、友人母(スィエタ)は結構な量を用意することに。

ただただ、食べさせてもらう訳にもいかない私たちは、

彼女の助手に回ったり、もしくは別皿を担当して、参加した。


そこで、二日目のランチ。

スィエタ特性ヤンイェのイェトラ。

(なんて一文でしょう)

スィエタ特性子羊の肝臓。

(こりゃまたなんて一文だ)


jj


ただ、ブツブツと切ったレバーをニンニクで炒めただけ。

しかしなんだかやたらとうま~い。


私たちは彼女の滅多に作らないサラダ担当という位置に収まり、

いつもと同じ様なサラダを用意。

友人とその娘は玉葱が食べれない、って言うので、

紫玉葱をスライスして別添えにした。

そうしたら・・・

席に着くなり、彼女が玉葱を見て、“これ何?”、と。

玉葱だけど・・・食べられないって言うから、別にしたんだけど。

と、言い終わる前に彼女はつまんでる。

“こんなに美しい玉葱は見たことがない・・・紙みたいに薄いじゃない”

、って。


あ、そうか、日本人の“オニスラ”力を知らないのね。


で、結局、玉葱嫌いな彼女も娘も、率先して“オニスラ”を食べました。


それ以降スィエタは

"i feel a complex of inferior"と言って、

包丁技術に関するコンプレックスを理由に

決してサラダを作ってくれませんでした。


ごめんなさい、勿論そんな気にさせるつもりじゃなかったし、

そんな気になる必要もないのになぁ。

だって、スィエタの作るものはそれぞれビックリな美味しさ・・・

そしてビックリな豪快さ・・・

OYSTER と すっぱい貝

ston


STONという村はSPLITからドゥブロブニクへ向う途中にある。

こんなキラキラした海を眺めると、

大きくなだらかな丘からなる島々と、その間の海峡に

ブイが浮かんでいるのが見える。

これがSTONの牡蠣養殖地帯。


明日牡蠣が100個届くから。

と、友人。

え、100個??!


大人7人いるんだから足りないぐらいだよ。

とのこと。


そして、島で一日中泳いで帰ってからのオイスターディナー。


oy


あ、小振りだ。

殻がポロポロで開けるの大変そう。


それにしても、久しぶりの牡蠣だ。

この時期の岩牡蠣大好物なんだよな。


なんて思いながら一つ頂くと、これが勿論美味いのだけど、

なんともしょっぱい。

そういや、この辺りの海はやたらしょっぱくて、仰向きになって

プカプカ浮けるぐらいに塩度が高い。

皆、洗わなくても食べれるの?

旦那が洗ったら怒られてた。

でも、私にはしょっぱ過ぎて、洗わないと食べれぬよ。


なんて思いながら3,4個でストップしてると、

友人のお母さんが見たことも無いものを差し出してくれた。


li


半割りにした状態。

外見はただの岩。

しかし動物なのだって。

貝なのにすっぱくて、その名もイタリア語で

リモーネ・ディ・マーレ。

成分が殆どヨードなんだって。

食感は見たとおりフワフワしてる部分と貝っぽく

噛み応えのあるところとがあった。

それにしても貝なのにすっぱい、って不思議。

誰かがレモンでも絞っておいてくれてたのかと勘違いしたほど。


この他、ディナーには半日加熱され、

トロトロになったラム肉が山盛り。

豪勢でありました。


トゥブではこんな食事ばかりしていたので、

今日は朝から野菜のスープを鍋にいっぱい作って、

昨夜焼いたパンとカッテージチーズ、に、

子供たちはミルクをたくさん飲んで、簡単な食事。


そして、最近“お手伝い”って言葉の響きが好きなうちの子らは、

食後、「じゃぁ、今からお手伝いするね」と、

言ってクレーン車に成りすまし、

「ピーピー」っと鳴りながら、何故か後ろ向きで、

食器をキッチンへ運んでくれるのです。

今日もこの“お手伝い”がしたいが為に、

お互い競争するようにパンと野菜スープを食べました。


まだまだ、簡単な年頃です。

そのうち「STONの牡蠣が食べたいなぁ」、とか言うようになるのかしら。


南下してまいりました


ドゥブロヴニクより戻りました。


早速戻ってきたリュブリャナは朝から雨。

一昨日までの10日弱、

毎朝空を飛び交うツバメのチーチーっ、と、

蝉のシャンシャンという鳴き声で目覚めると、

すっきり晴れた真っ青な空に、湾の向こう側の松林の

くっきりとした緑の山の端が目に飛び込んできたのだけど・・・


そうだ、それを味わいに片道700kmも車を飛ばして南下したんだ。


日本で700kmって単純に言うと、

高速飛ばせば一日で行けるのだろうけど、

こっちは道状況が違う。インフラがまだ成長途中。


クロアチアのSPLITまでは高速道路が完成してて、


map1

リュブリャナは地図上の “スロベニア” の “ロ” の辺り。

ザグレブ経由の青い線が高速道路。


リュブリャナからSPLITは約500km、約4時間ぐらで走って行ける。


なんせ初めての道だし、ちょっと不安ではあったけど、

どこまで進めるかも毛頭検討つかなかったので、

何処にも宿の予約は入れず、ひたすら進んだ。

そして、一応目星を付けていた、

SPLITちょっと手前のKRKA国立公園の入口の村で宿を取った。


翌日は、SPLITからひたすら海岸沿いの

クネクネ道をドゥブロヴニクまで南下。

実質200kmぐらいの道のりを平均時速50kmぐらいで進むので、

途中ランチを取ったりしながら結局5時間程掛けて走った。

地図でも分かるとおり10kmぐらいボスニアヘルツェゴビナを通過。

ここはボスニアヘルツェボビナの唯一の海岸線でやたら混み合っている。

圧巻。(なのに写真なし)


そして漸く道のり終盤に。

私たちを待ち構えていたのは、大きな橋と禿山に林立した建物。

そして、見たことも無いような巨大な客船。



ship

分かり辛いけど、島より大きそうな客船。ビックリ!見たことない!


招いてくれていた友人宅はこのグルッジュという港を回って、

ドゥブロヴニク市外方面へ進んだラパッドという地域。


ここも、思っていたより観光化が進んでいて、

ドゥブロヴニク観光客の宿と海水浴エリアとなっている。


でも友人宅だから、ゆったり。

到着すると他の客人(ニューヨーカーとオーストリアン家族)

も勢揃いで迎えてくれた。


早速友人のお母様が用意してくれたディナーを。


din


色んなムサカ。

ムサカ、って言葉の定義が曖昧なんだけど、

色々なディップ、か、パテと言ったらいいのかな。

lu

レバノン風


amc

マケドニア風


ori

オリジナル


他にもグランマ風とか、何種類かあったけど、

それぞれドッシリしてるのやら、あっさり爽やかなものやら

色々でした。


何はともあれ、長い旅路を忘れさせてくれるおもてなしに、

一気にバケーション気分に解き放たれました。


そして、このガーデンのテーブルに、

この後毎日幸せな食卓が繰り広げられることに・・・


娘が二歳になった


今日は暑かった。


と、いうのか、土曜日以来初めてリュブリャナで外出したからかな。

温度計は29度となっていたけど、

センターへ出かけた帰路、めまいがしたり、立ちくらんで、

ほんの10Mも日向があると次の日陰までに

体力がぐんぐん奪われた。

日差しがきついのか・・・


そんな気候の中、用事があって出掛け、

ふと娘の誕生日に何かプレゼントを、

と思ったのだけど、

なんせ、こんな状態で頭も回らないし、

あちらこちら見て回るのも辛いし、

“あ、もしやこの階段の下は魚市場・・?”ってことで、

目の前の階段を下って、魚でも買うことにした。

しかし、既に2時。残りものには福・・・はあまり期待できなそう。


随分とまいっていらっしゃる氷上の魚たち。

その中で、唯一形の立派な鯖を見つけた。

傍で、「可愛いね。笑ってるね。」と言ってる息子と一緒に購入。


そして、氷を山盛り積んだ上に鯖二尾、ぶら下げて帰る。



このところ、うちの子たちは、

旦那の“つまみ”にたかる。


今日も牛蒡、山くらげのきんぴらやら、山芋の和え物、出汁巻きも

勢い好く横取りしてる。


二歳の誕生日に娘は大好物の鯖の塩焼きを、

(本当ならお頭付の鯛、って場面だろうけど)

色あせた赤い小花柄のタンクトップにパンツ姿で、

(あ、どっちもお友達からのお下がりだ・・・)

旦那に 「もっと!」 とせがんでは

美味しそうに頬張っておられました。


鯖は珍しいぐらい大きかったのだけど、

あ、写真!と、気付いた時には既に襷に包丁を入れてしまった後で、

画像を見たら、打ち首になりながらも不敵な笑みを浮かべる鯖、

それはそれは不気味だったので、消去致しました。


一応夕食後、

カシス入りのヨーグルト&チーズケーキ

(喰い合わせ大丈夫でしょうか)で、息子言うところの

“誕生日” (ケーキにろうそくフーの事) をしようということになり、


ca


ケーキにろうそくを立てたのだけど、

バースデイガールご本人は妙にモジモジ照れていて、

そのうち、待ちきれない息子が火を一つ

反対側からフーっと思い切り吹き消してしまいました。

それを見て慌てた本人は漸くフーっと出来た訳です。


何事もスムーズにいきません。

が、それ故色々記憶にも残ります。


お誕生日オメデトウ。

その調子で健やかに育ってくださいな。


我が家もぼちぼち夏休み。

クロアチアはドゥブロウニクへ車で・・・(大丈夫かな)行って参ります。


キャンプしました、今晩はヤンイェ


日曜日、旦那も休みでゆっくりペースな朝。

特に予定も決めていなかったし、パンを焼いて私ものんびり。


昼ごろいつものごとく「ないしよーかーぁ、どうしよーかぁ」って

話になり、私は冗談半分で「キャンプだ」、と言っていた。

煮え切らない旦那は、相変わらず私に「あなたが決めて」と、

いつものペース。

何でも車に乗せときゃいいだけだし、キャンプも出来る用意をして

海へ行こう、とせっせと荷造りを始めた。。


「泊まる気満々だね・・・」と、旦那。

あまり乗り気ではない。

日本一周の旅の間にテント生活はもう一生分した、ということか。


ba

出足は遅れたけど、いい天気のIZOLA.


IZOLAはリュブリャナから一番近いビーチ、

車で1時間ちょっと。

静かで、なかなかいいビーチ。


日は傾き、やはり、結局テントを張ることになり、

海沿いのキャンプ場へ。

テントと夜具は持って出たけど、グリルなどは

持ってはいなかったので、先週のストゥルーニャンへ。


翌朝はキャンプ場内のマーケットでパン、チーズ、プロシュット、

野菜類を買って簡単なサンドウィッチで簡単な朝食。


また、ビーチへ。

月曜日なので夏休み中とは言えども人はまばら。


昼過ぎ、風が出てきて、波頭も少し白い。

水温も下がりシュノーケリングしたら、体温が奪われた。


2時頃リュブリャナへ向う。


帰宅後、パパッと野菜たくさんパスタを食べて、

土曜日仕入れていたラムの肩肉を仕込む。


jan


これで二キロ。

どんな乳飲み子だか・・・


脂をはずす。

ここに臭いがあり、これが胃モタレの原因なんで。

(はずす必要は無しみたい)

筋もはずす。


そして、蓋をしてオーブンでワイン蒸し。

140度ぐらいで、4時間。

ローズマリーとラム特有の香りが・・・


その晩はこれにミントとパセリのみじん切り、

オリーブオイルで頂いた。


翌日、お客様より、新鮮な農家直売野菜を山ほど頂いたので、

これと一緒に更にオーブンで煮込んだ。


トマトソーソ、カレー粉を振りかけて。


jang


このお野菜、新鮮でピカピカしてました。


子供たちは大好物の


inge

夕陽を浴びて麗しや。


モロッコインゲンを二山ペロリと平らげました。

きりっとした青い香りがすがすがしくて、

絶品でした。


ごちそうさま~


あ、ヤgンイェってラムのことです。