粉
カルチェック購入のイタリア産小麦。
こっちへ来て、初めて出会ったしっとりした小麦粉。
スーパーに並んでる無数の種類の粉。
小麦粉、全粒粉、トウモロコシ粉、蕎麦粉・・・
色々あるんだけど、どれも日本の薄力粉程度にもしっとり感が無い。
挽き方は勿論、管理状態の問題もあるのだろう。
どれもサラサラ、パサパサ。
この間一時帰国した際、
日本の粉でパンを焼いたら勝手が違って
最初、少々戸惑ったほどの違い。
それが、このECOの小麦粉、しっとり小麦粉。
戸惑うどころか、むしろ扱い易い。
丁度十分に醗酵したパンの生地って気持ちいい。
ベッドぐらいの巨大なパン生地に飛び込んだら・・・
と、息子と想像して盛り上がった。
セージ蜂蜜のほのかなカホリ。
ふんわりしっとり、皮目はカリっと。
カルチェックに並んでる他の粉も試してみるべし。
グレ32歳
店へ寄った。
土曜の買出しの後。
旦那が「Vukから電話あったよ、貴方が捕まらない、って」。
調子の頗る悪い私の携帯。
留守着6件。
半分Vukに半分グレ。
既婚者として、オール男性から、ってのは珍しい。
今日はグレの誕生日。
二日前に会った際、土曜日に飲みにおいで、と誘われていた。
決してそのお誘いを忘れていた訳ではないけど、
いつも通り市場へ買出しに行き、
Vukにデンマークからの土産イクラをもらったり、
"ネットで見つけたかっちょいいキッチンウエアを見て見て"、
と、ネットで次から次へとウン千ドルってする
18ゲージステンレスのシンク、
日本製の包丁、電気海苔焼き器、フランス製のお誂えキッチン、
などなどを見せられ、各々&夢のキッチン像について熱く語られたり、
Vuk宅用昼ごはんの五目寿司を作ったり、
その途中途中で子供たちにあっちこちの噴水で水遊びをさせ、
通りがかりのおばちゃんに"あんたの子はびしょびしょだ!"と、
叱られ、その場で着替えさせたり、
寝入り際にぐずる娘を連れながらリュブリャナ祭りに巻き込まれたり、
etc.・・・・してるうちに、
体力消耗、気付けば午後6時。これから店行くの・・・。
あら、それよりそうだ、Vukに包丁研いであげるって、約束したんだ。
砥石を取りに戻ったんだ。しばしの帰宅。
午睡から目覚め、入手し立ての三輪車に乗って行きたがる娘。
最近大流行の自転車に乗って行きたがる息子。
無理です、無理です、そりゃ無茶です。
母は一人しかおらぬのだ、こんな夕刻にその唯一無二の母を
酷使するなかれ、協力しなさい!、
と、三輪車だけベビーカーにひっつけ、二人の子を連れて出掛けた。
包丁は研いだ。まぁそこそこに。
簡単な包丁研ぎ指導をして、グレへ電話、32歳誕生日の祝いに店ヘ。
親子で飲んでいたらしい。
なんとも微笑ましいではないか・・・
バースデイボーイはいい感じに酔っていらっしゃるらしく、
ニコニコしながらうちの子たちにチューしたり、
かじったり、食べようとしてる。
ワインは勿論(!)レンチェルのmalvazija。
しかし、ジャケ無し。販売用では無い代物。
香りだけで酔える。こりゃもはやワインではない。
それにしても隣のグレ友人香水きつくてやだなぁ。
台無しだよ。
そして、グレは、
「君の子は可愛くていいなぁ。いいなぁ。
僕も日本に嫁さん探しに行かなきゃなぁ。」って絶え間なく言ってました。
街はリュブリャナ祭りで大盛り上がり。どんちゃん騒ぎ。
昨日レンチェルさんのところで大事なディナーがあったそうな。
銀座のクマさん参加、ウォルターも腕を振るい、
レンチェルさんは一皿ごとにワインを選別・・・
次はうちで、是非。
今年に入って一休みもしてないグレ。
目の色も変わって感心しております。
今週末ばかりは大いに羽目をおはずしくだされ。
fichi d'india
トリエステで見つけたフルーツ。
長らく"サボテン食べたい"、と言っている息子に買った。
サボテンの実、ってつもりで買ったんだけど。
皮を剥いて半割りしたらドラゴンフルーツっぽいかな。
やっぱりサボテン系の肉厚植物(なんというのか正式名称?)の実?
ドラゴンフルーツを初めて大久保公園で食べた時、
その姿と味に一気に惚れた事を思い出した。
実際その固体が格別に美味かったのか、単に初めてだったので
感動が大きすぎただけなのか分からないが、
その後食べても、見た目以外はどうにもなんとも思わない、
ドラゴンフルーツ。
この実を一口かじった息子から、
「サボテンの実、美味しいなぁ。トリエステの味だ!」と、
力強く、しかし、説得力ないコメント。
昨日の早朝、マリアンツァは南アへ一ヶ月の旅へ発ったそうな。
マリアンツァの子供達程立派にとは言わないけど、
うちの子たちも、そんな可愛いコメントばかりしてないで、
早う巣立ってくれたらぁ、私もリュック一つの旅烏・・・
なぁーんて、思ってみたり。
お、でも、スロベニア生活自体、 旅 らしきものだ。
今年も
今年も皮肉なことに新学期初日、気温が上がった。
泳ぎに行った。
またIZOLAだけど。
コーペルに向うハイウェイ、
最後のトンネルを抜けると一気にアドリア海が見える。
娘は「うーみ、うーみ!(拍手)」と大興奮。
お弁当持参。
一緒に行ったNさんのご主人は、
「なんで海にそんなもん持って行くの?
レストランでシーフード食べて来なよ。」って言ってたらしい。
それも一理有りだ。
でも、海眺めながらお弁当の方が俄然のんびり、優雅。
子供4人連れだと特に。
今日の海は臭いがきつかった。なにかそんな気がした。
ロクルム島の流れあるヒンヤリ新鮮な海水の記憶が強いからか。
帰路ログハウスの棟上を見に行った。
クネクネと車は山を登り、頂上付近、チェーンソーの音が鳴り響いてる。
眺めも日当たりも抜群。
10人ちょいの大男達が屋根のハリを組み立てている。
長い釘を威勢良くリズミカルに打ち込む。イトも簡単そうに。
近くに警官のブースがあったので、何故?、と思っていたら、
隣家が大統領の自宅だそう。
わざわざリュブリャナからここへ引っ越したのだって。
日本の首相なんて議事堂裏へ引越しするのに、
この大統領はその全く反対。
日は傾き始め、屋根のハリ最後の釘。
3打ち目ぐらいで曲がった。
抜いて、また新しい釘を打つ。
また曲がる。
"なんだよ、日本人が見てるからって・・・"と、はやし立てる声も。
漸く、釘は調子よく打ち込まれた。
しかし、よくよく見たらあれ?なんかずれてない?
ハリのあっちとこっちが繋がらない。
どうやって帳尻あわしたのか見逃してしまったのだけど、
一応無事棟上終了。
ハリの一本に樅の木を打ちつけて、皆次々ビールの栓を抜いた。
勿論私も強引にビールを一本持たされたのだけど、
ほてった身体に、ビール注入は禁忌。
家まで大して遠くは無いけど、ドライバーの私、
三口ほど頂いておいとました。
アマナガ
先週買い物から帰ってきたら手に持ってなかった
一袋の野菜。
その数日後、市場へ行ってその袋に入っていた
アマナガを求め、同じスタンドへ行った。
すると、おばちゃんが、
「この間、買ったものそのまま忘れていったわよ」、
と言って、その時と同量のアマナガを袋に入れて渡してくれた。
そうそう、丁度電話が掛かってきたんで、話しながら
お金は払って、ちょろちょろしてる子供のことに目を集中、
耳は電話に・・・
聖徳太子ではない。
アマナガの袋はその場へそのまま置いて去った。
アマナガ、 sladki feferoni。
辛い唐辛子は pekoci feferoni.
(スロ語フォント入れてません)
我が家のアマナガ調理法は大体ニンニク炒めの
ヌックマム仕上げ。
ポリポリホクホク、時々ちょっと辛いのものあるけど、
子供たちの好物となった。
なにやら空心菜炒めの代用扱いになっている。
☆★☆
一番近くの三ツ星レストランへ行った。
某タイヤメーカーから、
"この店で食べるために旅を企画する価値有る一流店。"
と、格付けされたレストラン。
結果から言うと、大いに期待外れ。
評判とは裏腹なサービスの悪さ、鮮度の悪い食材、
コピー商品の様な料理・・・
子供たちを預け、片道4時間半掛けて行ったのに、
なんてこった。
と、言うのは全て嘘。
一番近くの三ツ星に行ってみたい、というのは希望ではある。
そういう勉強をするべきなのだろう。
そういうタイミングかも知れない。
どうしても目は内側へ内側へと向いてしまう。
苦情の一つ一つが響く。過敏になる。
朝から’71 aretha franklinを聴いた。
明晩はイェレナのライブだ。
午後8時から午前1時までのステージ、
どのタイミングで彼女が登場するかは不明。
不協和音のまま終わり行く八月。
白桃
夏の後半、白桃を沢山食べた。
いつもの八百屋ダルコは今夏すっかり桃屋と化していた。
ろくに野菜を並べてくれなくて不満だったけど、
その分彼の持って来る桃とネクタリンは、
彼同様棚をフルーツで溢れ返させている他の"八百屋"のそれとは
比べ物にならないほど、大きく立派で、通り掛かりの買い物客も
思わず足を止めてしまうほどだった。
だから、野菜が買えなくて不服だったけど、
彼が市場にやって来れば、
私もついつい彼のスタンドへ引き寄せられて行った。
祖父は白桃の産地、岡山の出身だった。
しかし残念なことに、岡山の親戚を訪ねた記憶は無い。
祖父が亡くなった後になって、
祖父と祖父の姉のやり取りした書簡が幾つか出ては来たが、
封筒に張られた切手は7円とかだったか、随分昔のものだった。
10代後半から上京していた祖父に岡山の親族と、
後年親密な縁があったか、無かったか。
でも、白桃は毎年送られてきていた。
夏の終わり頃、厳密にいつだったか、私の記憶は定かでは無いが。
でも、確かに近年まで毎年、
箱一杯大きく丸々と肥えた色白な桃が送られてきていた。
皮を剥いて大事に食べた。祖母が剥いてくれた。
甘党で果物を「すっぱくてよう喰わん」、
と、食べなかった祖父がその白桃を食べていたかは、思い出せない。
スロベニア産の白桃もその時の白桃と同じ味がする。
でも、きっとそれは気のせい。
カルチェック
BTCの健康食品屋。
前から話は聞いていたけど、
一体あの配置の全く理解不能なBTC内の何処にあるのやら
探す気にならなかった。
娘の自転車を探しに、BAUERって自転車屋へ行ったら、
偶然、隣の隣ぐらいに発見。
ここには冷奴で食べられるお豆腐があるよ、
ってJOさんから聞いていた。
発見しました。
400g。デメタークオリティ。
ビオダイナミックのお豆腐。
有機豆腐ってのは日本にも出回ってるけど、
ビオダイナミック、デメターのは見たこと無し。
優秀豆腐に違いない。
お値段、700トラー以上。400円か。安くは無い。
でも、とっても大好物だから買うのです。
お豆腐を、フープロない我が家で作るのは大変なのです。
十分冷やして、葱と生姜、トクモリ。
わざわざ大吟まで酌みました。
半信半疑の旦那。
JOさんお墨付きのお豆腐。
私は、余裕でヘラヘラ笑ってる。
さて、また奴で思い出すのがベトナム。
仕事後、その時間やっていた数少ない店。
レ・タン・トンのスシバー。
冷奴には山盛りの糸がき、葱、生姜。何の変哲もない、普通の奴。
それと、梅紫蘇巻き。
ってのが仕事上がった熱帯夜にはうってつけでありました。
そして、このカルチェック購入のお豆腐様、勿論、美味かった。
(サンクスJOさん!)
パタネグラもいいけど、やっぱ軍配はこっちかなぁ。
まずはフープロ買ってお豆腐作ろ。
カルチェックでは食品コーナーに日本食材少々有り。
食品以外ではエコ石鹸、エコ洗剤、化粧品等等扱っています。









