VOL.61 【ネパール旅 ~トレッキング⑤・A.B.C. 4,130M】#1
2009年2月14日 AM7:55
【ANNAPURUNA BASE CAMP 4,130M】
・M.B.C.から約2時間。念願のA.B.C.についに着ました。
サエラは、我々が追いつくのを待っていてくれ、何も言っていないのに、宇汰をキャリアから降ろしてゴールを親の元で行かせてくれました。
・そして、最後は父親と登ります。
雪で足を滑らせないように歩きました。
どおってことのない道なんです。ただ、登るだけ。
でも、たったこれだけの距離。
重かった。
近づくにつれて、たった一歩が重くなっていく。
宇汰は、帽子を深くかぶってその時を待つように静かに眠っている?ほんとに静かだった。
会社を辞めた時の事が思い浮かぶ。
重圧感。
私は、周囲の反対を押し切って”2歳の子をこんなところに連れて来た”。
2歳児にとっての4,000Mの世界がどうしても知りたかった。必死で、登山記録などを調べたが全くなかった。
不安で仕方が無かった。
これで良かったのか?この上に何がある?
ただこの上にあるサンクチュアリーサークルに立ちたかった。
そこで感じた事こそ、きっとこれからの”揺るがない確信”にしてくれるはず。
その確信を共に感じ、語り継ぐために単独ではなく共に来る事を選んだ。
退職の決心をした時、”無”を感じた。どうなるかわからない自身が息子に揺るがない何かを与えたい。
これからどんな風に成長してくれるかわからないが、お互いの原点とでも言えたらプライスレスかな。
今回の息子の記憶は期待していない。大事なのは記録である。
その答えが20年後に出ればと計算している。
そんな期待、重圧、夢、希望、思いが一気に膨らんだ。
涙が出て止まらなかった。
まだ何もやっていないのに、涙が出て前に進めない。
涙で前が見えない。
上を見ると何人かが出迎えに来ている。
何でこっちを見ているんだろう?
出迎えられると余計に泣けてくる。
イメージは、笑顔、達成感で上に立つはずだったが、顔を埋めてロッジに入った。
・ここからの一歩がすごく重い。
前に進めない。
・何で見られているのか?
みんなが出てきている。
VOL.60 【ネパール旅 ~トレッキング⑤・M.B.C.⇒A.B.C.】#2
2009年2月14日 AM6:45
【念願のA.B.C.へ】
・水を含むところはやっぱり凍っています。
・暗いうちはわからなかったが、コースの全貌も見えてきました。
心配していた残雪は、こんな程度のようです。
一時は”アイゼン”を持ってくることも考えていたくらいなので。
・M.B.C.からA.B.C.の間は、だいたいこのような傾斜も緩い平たんな道が真っ直ぐに続きます。
・”Annnapuruna South”
・AM6:45頃
・”Annnapuruna South”
・”Hiunchuli”~”Annapuruna South”
・”Annapuruna South”
・”Machhapuchhare”
・”Annapuruna Fang”(7,647M)
・霧がかかって見えないが、おそらくこの先に見えると思います。
・”Annapuruna South”
・”Machhapuchhare”
VOL.59 【ネパール旅 ~トレッキング⑤・M.B.C. ⇒ A.B.C.】#1
2009年2月14日 AM 4:30起床 (トレッキング5日目)
【”ANNAPURUNA BASE CAMP”に向けて出発】
≪この場を借りて、この標高での就寝に関して≫
・布団、毛布はすごく清潔なものが用意されていますので気持ちよく使えます。
・世界観がなく日本と同じセンベイ布団です。
・現地の人は、普段着のまま布団で寝ます。
ただ、我々だとこの状態は寒いです。(特に女性は確実に寒くて寝れません。)
それで、普段着の状態から厚手の靴下で足を暖め、ダウンジャケットやゴアカッパを着てシュラフに入り、その上で布団にもぐり込む。
(2月の3,700Mが全く想像できず、暑いのは調整できるが寒いのは調整できない。”万病、万策の元は睡眠をとる事”という考え方です。)
・息子に関しても考え方は同じだが、大人と同じように用具を揃える訳にはいかず、シュラフ代わりには大人のダウンジャケットの中に入れたり、帽子も大人用など帰国してから無駄な買い物にならないような準備をしてきました。だから寝るときはザックの中が空になります。
・寒がりの方は、足元と首筋を暖めるのが快適な睡眠をとるポイントです。
・使い捨てカイロは、あっても無くてもどちらでもいいです。
私は沢山持っていきましたが、その夜の判断で結局、現地の人に配りました。
・AM 5:00
宇汰はまだ熟睡中。2歳の子をこの時間帯に起こすのはものすごく忍び難い。
起こす時はほんと、「俺は何しに来たんだろう!」と思いました。
・AM 5:45頃
A.B.C.アタックです。
・再度、戻ってくるので荷物はロッジにおいて、必要なものだけの軽装備で上がります。
・大人ならカメラぐらいで、ほとんど手ぶらです。がオムツセットがけっこう重いです。
≪装備に関して≫
・下は、チノパン、ゴアカッパ。
上は、フリース、インナーダウンジャケット、ゴアカッパで暑いくらいで十分です。(止まると寒くなります)
・耳は、痛くなるくらい寒いです。
・手袋は、軍手で十分です。
・道が全く見えないのでヘッドランプは必需品。
・AM 6:00頃
・この暗闇の中で、ライトを使っているのは私たち外国人だけで現地の人は、無灯でスカスカ歩いていく。きっと見えるのだろう。ブッシュマンだ。
・AM 5:55頃
・サエラの装備もこれだけである。
革ジャンを持っているはずなのに、、、。我々の三分の一の装備である。
・≪宇汰の装備≫
①普段着、その上に、
②フリースジャケット
③スキーウエアーのつなぎ
④モンベルのダウンジャケット
⑤モンベルのレインウエアー
⑥大人用スキー帽子
⑦スキー用手袋
⑧ボア付滑り止め付のスノーブーツ
・AM 5:55頃
・AM 5:55頃
・AM 6:00頃
・AM 6:15頃
・ほんとにライトがなければ何も見えません。
積雪も想定していたが、無いようで良かった。
・”Machhapuchhare”(6,993M)方面(東)
・空がだんだんと色付いてきましたね。
・AM 6:15頃
・”Machhapuchhare”(6,993M)方面(東)
・AM 6:25頃
・”Annapuruna Sousth”も色付いてきましたね。
・手前が”Hiunchuli”(6,441M)
・AM 6:25頃
・”Annapuruna Sousth”
・AM6:40
・ほとんど消えていますが、A.B.C.までの所要時間が書かれています。
・”Annapuruna Sousth”
・”Machhapuchhare”














































