昨日6月26日は、
先代‘ねこ福さん’アントワネットちゃんの命日でした。
2年前のことなのに、
ずいぶん前のことのようです。
何しろ、
わたしがソファでうたた寝している胸の上でお産した猫さんです。
母の介護を支えてくれたし、
辛い時代をずっと寄り添ってくれた
特別な猫さんです。
最期の日は、
お客様にピアノ演奏を捧げてもらってたな。
ねこ福の運営をさりげなく
彼女なりに手伝ってくれてたから、
何よりの鼻向けだったな。
お客様をお見送りしなくちゃと
懸命に立とうとするので、
縁側にそっと運んであげたんだったな。。
そんな美しい面だけが思い出されてきますよね、過ぎた日には。
ほぼ毎日叱ってたけど…。
以前にも紹介した本を改めて紹介したくなりました。
アントワネットちゃんが亡くなるなんて思いもせずに
おいおい泣きながらほんの8日前に読んでたので思い出しました。
詳しくは以前書いた記事を読んでくださいね
わたしが何を伝えたいかというと、
猫はなんでも理解しています!ということ。
そんなふうに接してあげて欲しいということ。
猫格(?)を尊重して対等に接してあげて欲しいなと。
これは、最近よく綴っている介護への思いとも通じるところです。
健常者(人間)の常識で相手の能力を判断しないこと。
2年前FBでこの本を紹介した時に
投稿したエピソードを
掘り起こしてきました。
ー*ー*ー*ー*ー
電気つけっぱなしでうたた寝していた深夜のこと。
「やめてー!やめてー!」という叫び声で、
現実に引き戻されました。
家にはわたしと猫3匹。
『???。何事? しかもあの声は誰?』
気配を探ってみると、ななななんと!の猫さんの寝言だった!!!!!
ちゃんと日本語なの。
じいちゃんが亡くなってからというもの、
遠慮がなくなって、
猫の悪さを制するのには
手っ取り早く絶叫して声で抑止する技を
多用するようになってました。
これが効果があるんです。
追いかけていては間に合わないから…。
『誰?って、あれは私のセリフ…』
心当たりがありました。
家の中に迷い込んできたツバメさんを
ジョルジュくんが捕まえてしまった…。
ツバメさんを助けたいあまりに、
「やめてー!やめてー!」っと絶叫して追い回したんだった。
寝言の主ジョルジュくんは、
聞き分けの良いお利口さんなので、
彼に向かってそれを言ったことは1度きりなんだけど。
トラウマになってたんだなぁっと切なくなりました。
猫もいろんなこと感じています。感受性豊か。
全てを受け流して行くから、
忘れてしまっているように、
わかってないように見るかもしれないけれど。
時には処理しきれないことが深い恐怖心として
植えつけらてしまうんだなぁ
っと、思い知らされた出来事でした。
猫さんの内面を代弁してくれている本に出会いました。
猫に限らず、どんな生き物も程度の多少あれど、
みんな「感情」を持ってると思う。
ー*ー*ー*ー*-
アントワネットちゃんが最後にやってくれたねこ福のお手伝い。
本の紹介写真に収まってくれました。
これも意図してやってくれてたんですよ。
亡くなる4日前のことでした。
アンちゃん、ありがとうだったね。
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