ねこさんの寝言 | 大阪高槻 昔話の山里にあなたのプライベートシート 古民家ギャラリーねこ福

大阪高槻 昔話の山里にあなたのプライベートシート 古民家ギャラリーねこ福

築130年古民家をリノベーション、自然に囲まれ季節を肌で感じて「大切なことを思い出す」空間作りをしています。大阪駅・京都駅から1時間以内、奇跡のアクセスで桃源郷へようこそ♪こだわりをもって過ごす交流の場、ゆったり内省する時間をどうぞ。猫さんも寄り添います。

ギャラリーねこ福はこんなところ
ねこ福についてフォトギャラリー

 

昨日6月26日は、

先代‘ねこ福さん’アントワネットちゃんの命日でした。

 

2年前のことなのに、

ずいぶん前のことのようです。

 

 

何しろ、

わたしがソファでうたた寝している胸の上でお産した猫さんです。

 

 

母の介護を支えてくれたし、

辛い時代をずっと寄り添ってくれた

特別な猫さんです。


 

最期の日は、

お客様にピアノ演奏を捧げてもらってたな。

 

ねこ福の運営をさりげなく

彼女なりに手伝ってくれてたから、

何よりの鼻向けだったな。


 

お客様をお見送りしなくちゃと

懸命に立とうとするので、

縁側にそっと運んであげたんだったな。。

 

 

そんな美しい面だけが思い出されてきますよね、過ぎた日には。

ほぼ毎日叱ってたけど…。

 

 

 

以前にも紹介した本を改めて紹介したくなりました。


アントワネットちゃんが亡くなるなんて思いもせずに

おいおい泣きながらほんの8日前に読んでたので思い出しました。

 

詳しくは以前書いた記事を読んでくださいね

➡︎ 猫があなたに伝えたいこと…

 

 

 

 

わたしが何を伝えたいかというと、

 

猫はなんでも理解しています!ということ。

 

そんなふうに接してあげて欲しいということ。

猫格(?)を尊重して対等に接してあげて欲しいなと。

 

 

これは、最近よく綴っている介護への思いとも通じるところです。

健常者(人間)の常識で相手の能力を判断しないこと。

 

 

 

 

 

2年前FBでこの本を紹介した時に

投稿したエピソードを

掘り起こしてきました。

 

ー*ー*ー*ー*ー

 

 

電気つけっぱなしでうたた寝していた深夜のこと。

 

「やめてー!やめてー!」という叫び声で、

現実に引き戻されました。

 

家にはわたしと猫3匹。
『???。何事? しかもあの声は誰?』


気配を探ってみると、ななななんと!の猫さんの寝言だった!!!!!
ちゃんと日本語なの。

じいちゃんが亡くなってからというもの、

遠慮がなくなって、

猫の悪さを制するのには

手っ取り早く絶叫して声で抑止する技を

多用するようになってました。

 

これが効果があるんです。

追いかけていては間に合わないから…。



『誰?って、あれは私のセリフ…』

心当たりがありました。

 

家の中に迷い込んできたツバメさんを

ジョルジュくんが捕まえてしまった…。

 

ツバメさんを助けたいあまりに、

「やめてー!やめてー!」っと絶叫して追い回したんだった。



寝言の主ジョルジュくんは、

聞き分けの良いお利口さんなので、

彼に向かってそれを言ったことは1度きりなんだけど。

 

トラウマになってたんだなぁっと切なくなりました。



猫もいろんなこと感じています。感受性豊か。
全てを受け流して行くから、

忘れてしまっているように、

わかってないように見るかもしれないけれど。

 

時には処理しきれないことが深い恐怖心として

植えつけらてしまうんだなぁ

っと、思い知らされた出来事でした。

 


猫さんの内面を代弁してくれている本に出会いました。
猫に限らず、どんな生き物も程度の多少あれど、

みんな「感情」を持ってると思う。

 

ー*ー*ー*ー*-

 

 

 

アントワネットちゃんが最後にやってくれたねこ福のお手伝い。

本の紹介写真に収まってくれました。

 

これも意図してやってくれてたんですよ。

 

 

亡くなる4日前のことでした。

アンちゃん、ありがとうだったね。

 

 


 

【お知らせ】

星に願いをー
七夕のゆうべコンサート

クラリネットとピアノによるデュオライブ〜

【日時】7月3日(土)16:00~
山里の夕暮れの風に吹かれながら

音楽と溶け合う時間をお楽しみください♪
詳しくはこちら
        
お申し込みはこちらから♪