10月5日の中秋の満月会を目指して、「きものを着れるようになるレッスン」が今日から始まりました。
3回のレッスンで、半幅帯を用いたカジュアルな装いながらもお出掛けもできるようにしていただきます。
講師は、8月に浴衣の着付けをご指導いただいた沼田美奈子さん。
この時もやはり満月を愛でる企画でした。
その時の様子はこちら♪ ➡︎ 浴衣で満月 花火に煙る古民家の宵
この企画が大好評。
習ったことを早速活かして、皆さん外出にもチャレンジされましたよ。
私もそうです。➡︎ 実感。着物が着れると嬉しいことを呼び寄せる♪
この時のレッスンに参加された皆さん、
「実は、着物も着れるようになりたかったんですよね」
とおっしゃったので、
浴衣よりぐっとハードルが高くなりますが、着物の着付けレッスンも開いていただくことにいたしました。
3回ワンセットの企画です、さあ気合い入れて頑張りますよ。
本日、1回目は、肌襦袢が着れるまでをご指導いただきました。
着物の名称や帯の種類、小物の役割なども教えていたきました。
あわせ?ひとえ?
名古屋帯?袋帯?
聞いたことはあるけれど、それが何を示すのか?
そんなところも教えていただきました。
まずは、襟芯をセットするところから開始。
浴衣と違って着物となると、なんとはなしに華やかな空気が醸し出されるような。
脱いだり着たり、何度も繰り返しました。
手順については、なぜそうするのかというところから論理的にご説明くださいました。
背筋を伸ばしているつもりでいても、着物を着進めていくとさらに凛と背筋が伸びます。
不思議だなぁ。
日本人の気質って、こんな装いから自然と育まれてきてたのではないかという気がしてきました。
レッスン後にはお茶で一服。
最終回の満月の夜は、お取り寄せ弁当でお月見の予定です。
テーブルを囲むと、和装を離れてカジュアルな会話に。
着物って、別に特別な人があらたまって着るだけの物ではないんですよね。
100年前には普段着だったわけですから。
フォーマルな場でしか着られることがなくなったので、敷居の高いもの、決まりのきっちりしたものというイメージがついてしまっているけれど。
普段着という気持ちで気軽に着るスタンスがあってもいいんじゃないか、
と講師の沼田さんはおっしゃっています。
そう言われると想像力も膨らんであれこれトライしてみたくなりませんか?
今回レッスンのために何年ぶりでしょうか、和ダンスを開けました。
引き出しにぎゅうぎゅうに収納されたあの着物この着物を見ていると、
雅な質感にウキウキしてきました。
自分サイズに誂えられているものだから、生きてるうちに思いっきり着倒して楽しみたいな。
あえてそれを着る贅沢に豊かさを見出す、そんな生き方に変えていきたいなと思いました。
今後が楽しみです!