●姉妹の呪縛 反面教師が正しいとは限らない
こんにちは
自分を認め自己肯定感をあげる簡単な方法を伝授
なおたまです。
今、自分を偽ることに疲れた女子が増えている。
私が、スピリチュアルや自己啓発にのめり込んで行ったのは、小学生の頃だった。
当時、図書館に置かれていた「マーフイーの法則」が、この世界への一歩だったように思う。
小学生で。。。
と思う人もいるだろうか。
それほど、私は自分の世界を変えたいと思っていた。
きっかけは、母親だった。
躾に厳しく、常に怒られていた。
自分が言った事を、私が聞かないと、それが外であろうと、家であろうとヒステリックに叱咤した。
私は人前で怒られることより、声を荒げ私を怒鳴りつける母が、恥ずかしかった。
「もっと優しくしてほしい」
そう思う反面、友達に鬼の様な母を観られるのが嫌だった。
躾は厳しく、「どこに出しても恥ずかしくない子供に」という、母の想いだったのだろう。
私が言われた事が出来ないと、折檻が行われた。
流石に顔をぶたれることは無かったが、お尻を打たれるのは当たり前だった。
何十回とぶたれた尻は、熱く腫れあがっていた。
「叩いてる私の手も痛いねんで」
そう言われ、「それは、お母さんの勝手やろ」口答えする私は、さらにヒートアップする母に叩かれ、耐えるしかなかった。
私の尻を叩く事で、感情を吐きだし、ストレスを発散させた母は、自分の世界に戻って行く。
その痛みと、心の痛みで、声を殺して泣いたのを覚えている。
声を出して泣くと、母の癇癪がおこり、再び何かしらの折檻が起こるからだ。
「いなくなればいいのに」
母が留守の時、神棚にお願いしたことがある。
妹も、同じように神棚にお願いしたことを知り、子供心に「何とかここから抜け出したい」と思っていた事が判明した。
今でこそ虐待になることも、当時は「当たり前」の事だった。
お尻を叩かれるなどということは、ＴＶアニメでも見たことがあったが。。。
こんなに腫れあがるまで叩くのは我が家くらいだ
お母さんは、私が憎くて叩くんだ
お母さんは、私が可愛くないんだ
もっと好きになって欲しい
優しいお母さんが欲しい
そんな想いが、根強くあった。
そんな事がありながら、私は学習能力が無かったのか、自分のしたい事に歯止めがかからなかったのか、この関係は、私が腕力を持つまで続いた。
小さな頃から私を観ていた妹は、
「あんなことをしたら怒られる」
「あんなことを言ったら怒られる」
「毎回同じことじて、怒られて、ホンマあほやな」
そう思っていたそうだ。
だが、今妹を観て、
人の顔をみて
言いたいことも言えず
したい事もせず
「自分」が麻痺している妹を観て、「正しいと思っていた事が正解とは限らない」と思う。
時に子供は、こうした間違いを正しいと思い成長してしまう危険がある。
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生まれ持つ特徴は、「自分に取って最高の味方」になるだろう。
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