起業塾の宿題 「自分史」の続きです
今までの流れはこちら↓
③人前で笑わない・泣かない・喋らない 本音は誰にも言えなかった闇の貴公子時代
前回のアンケートでけっこう皆さんに「自分史」を見てもらってることがわかり、
照れるやら恥ずかしいやら・・・
でもここまで出したら、怖いものないよね!人生全部ネタ!
と開き直って書いていきます(笑)
大学時代からずっと関西で暮らしていましたが、
地元にはけっこう帰省していました。
友人のお店の看板デザインしたり、新聞作ったり、お食事券作ったり。
その新聞の中で、今度山口で初上映される映画のことを載せたいから
自主上映メンバーの写芯を撮って欲しいと依頼されます。
それが今でも仲良くしてもらっている「まんま会」メンバーです。
(まんま会は「ありのまんま、そのまんま、自分らしくゆるく楽しくつながっていこう♪」という
かなりユルユルな大人女子会(時々子ども、男性も)
そこで初めて「うまれる」という映画を知りました。
いのちに向き合う。
自分が生まれてきたことに向き合う。
いのちを産むこと。
家族になること。
障害と生きること。
亡くなったいのちを見つめること。
不妊と向き合うこと。
とても深い映画です。
(この映画がその後私の人生に深く関わるとは、
この時はまだ予想だにせず。)
私はこれをぜひ母と一緒に見たい!と思い、
当日は最前列で号泣(*TДT*)
それで、その感動を終わってすぐ主催者さんに伝えに行きました。
「すっごく良かったです!!」
その時、私は写芯家としてこれを上映できないか?って思ったんです。
私にしかできない上映会。
でもその時は上映会なんてどうやったらいいかわかりません。
場所も費用も告知もどうすればいいのか・・・
私が悩んでいた頃、主催者さんは別件でピン!と閃きました。
「うちの保育所の写芯を撮ってもらおう!」
お子さんが通ってる保育所がとても素晴らしいので、
子どもたちの笑顔を撮って欲しい!
もし撮ってもらえるならすぐにでも!
よし、聞いてみよう!
ってことで、夜10時に連絡が来ました。
「明日どうですか?」
私も大概ぶっ飛んでると思いますが、彼女も行動力ではぶっ飛んでると思います(笑)
2日後には関西へ戻る予定でしたが、翌日はちょうど空いてたんです。
それで朝7時に保育所に行って、先生に
「今日、写芯家さんが来ますんでよろしく!」
といって本人は仕事に行くっていう・・・(笑)
先生も子どもたちもよくわからないまま、それでも私を受け入れてくれました
一緒に「カシャ!」
ひょっこり♪
冬山さんぽ。
霜柱もあったよ♪
給食♪後ろのコに注目(笑)
にっこり☆航ちゃんともよく遊んでくれるちっちゃいコから人気のお姉さんに♪
やんちゃ坊主。とっても面倒見の良いお兄ちゃん♪
ちょっと大人な雰囲気だったオシャレさん♪
写芯展の時には「社長」って呼ばれてました(笑)
子どもたちがホントにキラキラ輝いてて、
先生方が子ども扱いせずに、ちゃんと「1人の人」として見てくださる。
子どもが生まれて預けるならこんなとこがいいな~って思ってました。
(まだまだ独身時代、帰る予定なし)
とっても楽しかったので、冬と夏に訪れて撮影させてもらいました
そしてこの子たちの写芯を撮ったときに思いついたんです。
子どもたちの笑顔の写芯展をやろう!
その笑顔の中で上映会をしよう!
これは写芯家の私にしかできない!
でもね、決めたものの、上映会の申し込みをするのは
すっごく震えました・・・
もう、メール送信するのこわかったー(T▽T;)
写芯展と上映会をするならある程度の広さが必要だし、
スクリーンや音響設備も整ってないといけないし、
でもそんなとこ借りたらめっちゃお金かかるしー・・・
と悩んでいたら、前回旅の写芯展でお世話になったキクさんが
「うちでやれば?」
と言ってくれて、
まさかのライブバー(ギャラリーも兼ねてるとこ)で「うまれる」上映会。
スクリーンはグランドピアノの上に設置!
チケットも手作り。
一度にたくさんは入れないので、1回30人くらいで3回上映にしました。
赤ちゃんも一緒に見られるように、ゴロゴロスペースも作り、楽屋を授乳室にして。
上映会の前、事務局からメールが来ました。
「近々上映される主催者さんと監督とのお話会があります。
良かったらいかがですか?」
私はもちろん「行きます!」と返信しました。
そしたら数日後、写芯展開催中に電話。
「お話会、お申し込みが律さんだけだったので、
今日監督がちょうど大阪にいるんですけど、会われますか?」
え?今日!?
しかも私だけ!?
それって対談じゃん!?( ゚ ▽ ゚ ;)(笑)
こんなチャンスめったにないー!とダッシュで電車に乗りました。
ホテルのラウンジでドキドキしながらお話ししましたが、
私が自主上映の準備で気づいたことをメールで送ったんですよ、と話し始めたら、
「あー!あれ、律さんだったんですか!!」
自主上映に当たって、チラシの印刷や告知、電話対応、チケット用意、その他準備。
最初はこれを全部1人でやろうと思っていたんです。
無謀でしょ?(^▽^;)(笑)
その頃の私はまだガッチガチのがんばる教。
人に頼る、お願いする、助けて欲しいって言えなかったんです。
でも、そんな状況を見かねて声をかけてくれた友だちがいました。
当日、写芯展と上映会のテーマに合わせて
鳥とクローバーモチーフのアイシングクッキーを作って欲しいとお願いしてたんです。
その友だちが上映会当日の準備とか大丈夫?って聞いてくれて、
「言ってよ~。なんぼでもするよ~」
ってにっこり笑ってくれたんです。
あー私、こんなとこがんばろうとしてたんだなー
もっと人に甘えて良いんだ、頼って良いんだ。
上映会って1人じゃできない。
自主上映の良さは人とつながって、
みんなでやっていくことに意味があるんですね。
そんな内容を事務局にメールで送ってたんですが、
それを読んだ監督が
「これ!これこそ僕が自主上映にこだわる理由だよ!」
と感動し、スタッフ全員に私のメールを送ったそうですヽ(;´Д`)ノ
「あのメール嬉しかったですよ~」
って覚えてもらってて、恐縮でした
上映会は3回とも最初と最後にご挨拶させていただきました。
私が「うまれる」に感動したこと、
監督とお話ししたこと、
母に手紙を書いて、わだかまりが解消したこと。
最後は泣きながら話しました←ホントよく泣く私
おかげさまで来ていただいた90人程のお客さん、
ほぼ全員がアンケートに答えてくださいました
映画館でなくても、小さな場所でも
笑顔がたくさんの
アットホームな上映会ができました
「笑顔の写芯展~Everyday SMILE!」ではいろんなことやりました♪
ライブバーでお子様ランチ!(期間限定)
絵本も作ってみたり。
絵本コーナー(ゴロ寝スペース)作ったり。
もちろん音楽とのコラボも
パパ&ママミュージシャンにこだわってみました☆
歌が好きで路上ライブよく行ってた~同い年ZUMIN!CDジャケットも撮影しました♪
まるもこさん♪パパさん、渋い歌声
ママさん♪笑顔が可愛いんです~
絵本読み聞かせライブ♪子どもたち釘付け
優しい歌声のゆっkyちゃん
きれいな音色を奏でてくれたじゃばみちゃん
その後、大阪、奈良、山口でも笑顔の写芯展をさせていただきました
「うまれる」には助産院での出産シーンがあります。
これを見たとき、
「私も助産院で産みたい!
それに、この映画を一緒に見てくれる旦那さまがいい!
その旦那さまと一緒に出産したい!」
って心に誓ったんです。
この時はまだ、お付き合いしてる人も結婚も出産も何の予定もなかったのに。
でもね、ホントに叶いました。全部(笑)
映画を一緒に見て、助産院で一緒に出産してくれる旦那さま。
この話は長くなるので、希望があれば話します(笑)
それと最初に書いた保育所。
今、うちの航ちゃんはこの保育所に通ってます。
運命ってわからないですねー!(*´ェ`*)
次は私のもう一つの写芯、
幻想写芯について書きますね(*^o^*)
長々と読んでいただき、ありがとうございます