これはある女の子のおはなし。

(これから話すことや私の行動は、事前にすべて親御さんの許可を得てからしております)





 

その女の子と私は

ひょんなことから出会い、

そこから仲良くなりました。

(当時小6、今は中1かな)

 

 

彼女には、

 

どこかに行ったときの待ち時間とか、

電車に乗っているときとか、

 

退屈かなと思い、

自分の携帯を貸していました。
(2台持っているし、あまり使っていないほうなら使用制限かければまあいいか、と)



彼女はtiktokに興味があったらしく、

アプリを入れてほしいとお願いされたので、

入れてみました。

 

 

するとそれをずっと

楽しそうに見ていました。

(そして私もハマる)

 

 


そしてまた次に会う機会がありました。

 

 

 

 

今度は動画編集アプリを入れてほしい

とお願いされたので、

「いいよー」と入れてあげました。

 

 

携帯を渡すと、

 

目をきらきら輝かせながら

携帯の画面で夢中でなにかしている。

 

 

 

いや、その姿たるや…

 

夢中を超えて、

没頭しているという言葉のほうが

ふさわしいと思うくらい、

 

なんだか情熱にあふれていた。

 

 

 

なにしているんだろうな~?と思ったら、

どうやら動画を作っているようでした。

 

 

 

 

私が声をかけても、無視…

 

というよりは、

あれはたぶん聞こえていない。

 

耳に私の声が入っていない。

 

 


まあいいか、放っておこうと、

私は私で、もう1台の携帯で

LINE漫画を読んでいました。



で、しばらくしてから、

動画が完成したらしく見せにきました。

「見てみてー!!!!」




その動画見た瞬間…

 

 

「え、すごい!!」と

 

 

思わず口に出てしまう。

 

 

 

 

音楽にのせて、

画面をキラキラさせて、

素敵な動画だったんですよ。

 

 

 

なんていうかもう、

はじめて作ったとは思えないような。




でも私、

動画の作り方なんて教えていない。

 

彼女の親も教えていない。




一体どうやってやりかた覚えたん??

 

 

 

 

クオリティにびっくりして、

浮かんだ疑問をそのまま聞いてみた。

 




「ねえねえ、

 この動画どうやってつくったの??」



そしたら彼女。

 

 

「youtubeとか見てつくったー!!」と。

 

 

 

びっくりびっくりびっくり

 

 

 

すごっっ!!なにそれ!!

 

 

 

 

今どきの子、すごっっ!!!!
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ふつうに尊敬。





しかも彼女、

勉強が好きではないのですよ。

だから学校の成績もいい方ではない。

 

 

なのに、なに。

 

この短期間での習得能力!!!

 

 

 

よく人は、

 

1つの評価軸で人の頭の良しあしを判断する。

 

 

 

あなたは、頭が悪いから将来心配だわ。

 

あなたは、成績がよくないからダメね。

 

 

 

そういうので、

人の頭の良しあしを決めがちですが、

 

そういうものだけでは、

人の能力ってやっぱり計れない。

 

 

 

 

そうそれこそ、計り知れない。

 

 

 

 

そんな計り知れないほどの才能が、

それぞれの「自分」に備わっている。

 

 


純粋に完成したことが嬉しくて、

見てもらいたくて駆け寄ってくる、

そんな彼女を愛おしく思って、

ふと彼女の潜在意識に語りかけるように

こんなことを言ってみた。

 

 

“とっても素敵な動画だね♡”


“私この動画大好きだな~♡”
 

“や、もうほんと才能あるよ!!”

 

 

 

心から、伝えました。


たくさんの熱量をこめて。

 

本当に心からそう思ったから。

 

 

 

このときの

潜在意識語りかけるときのコツですが、

 

 

 

ふつう伝えるときは、

相手の顔とか目を見て、

伝えますよね。

 

これを相手の顔とか目に向かって、

言葉を届ける意識ではなく、

 

相手の顔とか目は見ているんだけれども、

届けているのは「潜在意識」という「心」に

という感覚で伝えるといいです。

 

 

(私は結構こういうとき、レーザー光線のイメージを心に描きながら、相手に伝えています)

 

 

 



 

それから日も経ち――

 

 

 

彼女は新しい動画をつくるたびに

見せてくるようになった。

 

 

それはもうおそろしいほどの

驚異的なスピードで、

 

初期の頃より

さらにクオリティを上げながら。

 

 

 

そして私はそのたびに、

“とっても素敵な動画だね♡”


“私この動画大好きだな~♡”
 

“や、もうほんと才能あるよ!!”

をくりかえして伝え続けていました。

 

 

 

 



そんなある日のこと――

 

 

 

 

 



 

彼女が耳を疑うようなことを言ってきた。







「ねえねえ!

 

 私○○○(ピーーーー)からDMもらったよ」

 

 

 

 

 

 

「え…?今なんて…?」
 

 

 

 

 

 

 

 





DMがきたと

彼女の口から出たその名前は、

 

「某トップユーチューバー」

 

 

 

 

彼女はいつのまにか

私が知らない間に、

Twitterを開設していました。

 

 

 

「きたの?ほんとうに?○○から?」
「ちょっとそのDM見せて」


(偽者でなりすましなんじゃないかと思ってしまう、おとながここに1名)

 

 

 

 


実際にDMを見てみました。

 

 

 



あれ?

公式マークがついている…


あれ?

フォロワーもすごい数いる…


あれ?

その人をフォローしている人も

たくさんの有名人ばかり…


あれ?

投稿の内容があやしくない…

 

 

 

 

 

あれ????

 

 

 

 

うそ…

 

 

 

 

 

滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

 

 

 

なんと!!!

 

ホ ン モ ノ だ っ た!!!!

 

 

 

 

 

 

 

っていう話で、

 

終わると思うでしょ???

 

 

 

 

 

それだけじゃないんですよ、オクサン、

 

このお話はニヒヒ

 

 

 

 

 

ていうか、

 

むしろこっちのほうに私は驚いた。

 

 

 

 

それは、

 

そのDMの内容で。

 





某トップユーチューバーから

送られてきた内容…



それは――

 







『ほんと才能あると思うよ!!

 

 これからも頑張って!!』

 



とあった。

 

 

 

 

 

私が彼女が動画を見せてくるたびに

伝えていた言葉を覚えているでしょうか?

 

      ↓

“とっても素敵な動画だね♡”
 

“私この動画大好きだな~♡”
 

や、もうほんと才能あるよ!!

 

 

 

 

 

某トップユーチューバーの言葉

 

     ↓
 

「ほんと才能あると思うよ!!

 これからも頑張って!!」
 

 

 

 

同じような言葉に、

 

同じような内容。

 

 

 

 

意識繋がってるやん!!!



 

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 




彼女に思わず、

 

「なにがどうしてこうなった??」

 

と聞いたのですが、
 

 

 

いかんせん短文・単語で話す子なので、

 

「投稿した」「そしたらきた」と、

 

あまり詳しいいきさつは

わからなかったのですが(笑)

 




どうやら彼女が動画をあげて、

それを某トップユーチューバーが

目にする機会があって、

DMをくれたようです。

 

 

 

この出来事を

なぜこんなことが起きたのかな~?と、

意識の点から分析を行ってみたんです。

 

 

そうしたら、

共通点があることに気づきました。

 

 

 

私と彼女と某トップユーチューバー、

この3人には、

共通した意識が宿っていた。




それは、

興味があって好きなことを、

純度の高い情熱で発信していたということ。



彼女は興味があって好きなことを、

純度の高い情熱で発信した。

私も興味があって好きなことを、

純度の高い情熱で発信していた。
だからそういう人を励ました。

(私の場合、セッションとかブログとかね)

そうしたら、


興味があって好きなことを、

純度の高い情熱で発信している

別の人が、さらに励ました。



彼女も私も某トップユーチューバーも

 

「興味があって好きなことを、

 純度の高い情熱で発信する」

 

という意識を体現して過ごしていた。




潜在意識下で

同じ属性の意識同士は繋がれるってこと。
 

 

(ほんとうはDMのやりとりとか、

 そのトップユーチューバーが誰なのかとか、

 

 みんなのボルテージがより高くなるように

 公開したい気持ちもあるのですが、

 それ以上に色々な事情と色々な配慮を考えて、

 ここで公開できる話はここまでになってしまうのだけど)



 

 

私がこのエピソードと共に

伝えたかったことは、

 

こんなすごいことが起きたんだよ!!

ドヤ!!って主張では全くなく。
 

(今回のことはとてもおもしろい出来事ですが、

 ブログで公開するかどうか迷ったくらいなので)



人の「興味がある」「好き」という意識には、

すごいエネルギーが

秘められているということ。

 

 

だから迷うくらいなら、

たった1度の「あなた」という人生、

 

あなたの「興味がある」「好き」を

思いっきり具現化してみよう。

 

 

 

あなたの「興味がある」「好き」なら、

なんだって正解。

 

 

 

誰からもやることを強制されていない。

はじめは誰からも求められもしない。

 

 

でも、それでもいいんだ、

それでも、やりたい。

 

 

『そんな想い』

 

 

だって、

やっていることそれ自体が、

最高の体験だと思えるから。



 

そんな純度の高い情熱は、

全く面識のない、

 

思いもよらない人にまで届き、

人の心を動かす力がある。



そして、

 

相手の「興味がある」「好き」の意識も

心から応援してあげると、

 

相手自身が創り出したエネルギーに、

応援という自分のエネルギーも加わるため、

倍になっていく。

 

そうすると

相手の「興味がある」「好き」の意識が

飛躍的に高まるため、

思いもしなかった現象すら起こす。



今回も、

応援した意識が、

さらに応援の意識を呼び、

同じ属性の意識同士になれたからつながった。

 

(もちろん応援されている側の純度の高い情熱が基本軸にあってこそだけど)





意識の干渉はここまでの展開を起こす。


すべては意識でつながっている。