今日は、ホームの建物のキュービクル(電機の変圧装置)の点検がありました。
毎年行う義務がある法定点検です。
点検中、1時間半ほど、建物を停電させます。
建物に高圧電流が入ってくるのを、家電などが使える低圧電流に変換する装置を、点検のため止めるので、当然停電になるのです。
停電の時は、この自家発電装置が自動的に稼働します。
自家発電装置は、エレベーターと、水道ポンプ、下水ポンプを動かしてくれます。
うちのホームの水道は、給水タンク方式をとっていて、水道管から水がいったん、タンクにたまります。
このタンクからポンプで建物全体に給水しているんです。
このタンクには常に新鮮な水3,200リットルが入っていますから、非常時の飲料水になるんですよ。
また、うちのホームはささやかな斜面の下に立っており、下水道は建物より上にあります。
だから下水道にはポンプでつながっているんです。
こういう状況ですから、停電して、水道ポンプが停まってしまうと、断水していないのに、水道が使えなくなってしまいます。
下水ポンプが停まると、トイレもお風呂も、いやそれどころか全ての水道が使えないです。
そこで、自家発電で最低限のライフラインとして、水道ポンプ、下水ポンプとエレベーターだけ動くようにしているんです。
それから、医務室のコンセントもいくつか、自家発電で使えます。
今日のキュービクル点検に合わせて、ホームの自家発電システムをご紹介しました。