結婚する相手によって

女性の人生は大きく左右される。


経済力、価値観、家事や育児への向き合い方。

どれも、今の日本では

女性の生き方に強く影響することが多い。


もし親の悪口を言えば

「そんなふうに親のことを言うなんて冷たい人」

と批判され、夫の愚痴をこぼせば

「自業自得」と言われる。 


どんな環境でも

幸せを見いだせるようになればいいのか。

私には正直わからない。


ただひとつ確かなことは、たとえ家族であっても

価値観がまったく合わないこともあるという現実だ。


そのことを痛感するたびに思う。


自分の手で幸せをつかむには

やはり経済的な自立が欠かせない、と。 


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私が子どもだったころ

「女の子には結婚がある」という空気が、

まだ社会のどこかに残っていた。


それでも母が私の教育に熱心だったのは、

経済的な事情で進学できなかったため

たくさんの苦労をしてきたからだ。 


「結婚相手に振り回される人生ではなく、

自分の足で立てる女性になってほしい」


そんな切実な願いが、母の中にあったのだと思う。 


借金をしてまで私を進学させてくれたのも、

きっとその延長だったのだろう。 


その思いを

私は無駄にしてしまったかもしれない。


けれど今、母と同じように

私も自分の子どもたちに幸せになってほしいと

願っている。  


とはいえ、中学3年生の息子は不器用で

進路のことで今まさに悩んでいる。


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かつて勉強が得意だった夫はよく言う。 


「勉強ができないなら、

高校に行く必要はない」と。 


 私は、そのたびに声を荒げる。 


「大学に行きたいって言ってるのに、

そんなこと言わないで!」 


すると夫は、

「進学するなら偏差値の高い大学しか認めない」

と言い放った。


「正気なの?」と、心の中で叫んだ。


勉強が苦手な息子が

そんな大学に行けるはずがない。


夫と話していると

「勉強ができないと、人生で損をする」

と思っているのが、ひしひしと伝わってくる。


私はその考え方が、どうしても受け入れられない。


とはいえ現実は

勉強が苦手な子には、進める道が少ない。


私立大学も専門学校も驚くほど高額で、

自立させるには、それなりの経済的支援が必要だ。


けれど今の我が家の収入では

生活費すらギリギリ。


夫の同意を得られなければ

教育ローンを組むのも難しい。 


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「勉強ができないと損をする」

そんな世の中は、絶対におかしい。


そう思いながら、

息子の進路を模索し続けています真顔


最後までお読みいただき、ありがとうございました。