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さーやの庭

音楽、舞台、子育て、食べ物、旅行のこと
大切な家族や友達、出会った人たちのこと
私の庭にはたくさんの話の花が咲いてまーす!


室生犀星が愛してその作家名としてもつけた犀川。

国の登録有形文化財にもなっている犀川大橋を渡り、

武家屋敷へ。

夕方ですでに中に入れなかったが、その街を歩くだけでタイムスリップしたかのよう。

福井からの移動もあったこの日のお夕飯は
みんなでたっぷりいただける中華を。

そして3日目。
バスに乗りまして

兼六園へ。
私にとっては岡山の後楽園、水戸の偕楽園に続き、ようやく日本三名園たどり着けた。 

噴水は日本最古のものとは驚き!
ここでは「逆サイフォンの原理」たるものを夫に教わりながらふむふむと。

桜はまだ咲き始めだったけれど庭園にやさしいピンク色が入ることでさらに華やかに。

日本の庭園のみどころは見る場所によって全く景色が変わること。
同じ池でも反対から見たら全く違う形に見える。

この霞ヶ池はまさにそうだったので長女も反対側から見て、それはそれは驚き喜んでくれた!


こちらはラジオ塔。

「わ!龍がいる!」
立て札を見る前にもうそこに龍がいたことにびっくり!

根っこって、見えてないけれどものすごく力強くて生命の源みたいに感じるけれど
こうしてその根っこを会えて見えるようにするなんて、、凄い。

桜も咲き始め、朝の早い時間。
あまり人も多くなく、家族でゆっくりまわれた兼六園。

お手入れをしてくださっている庭師の方やスタッフの方々あってこのようにいつも美しい庭園を見られるのだと改めて感じた。

さて、続きは金沢城へ!

長女と2人、福井の大河ドラマ館へ。
「しきぶきぶんミュージアム」です。
スタッフの方々もとてもあたたかく迎えてくださり、衣装、使われた道具、脚本家さん、作曲家さんの想いなどいろんなことを知ることができた。
書家、根本知さんが越前和紙に書かれた文字がとても美しくてつい見とれてしまった。

ミュージアムの出口前、長女が大喜びしたこの展示!!
大河ドラマにでている俳優さんたちのお名前も見られて、、私には懐かしいものも!

さて、その頃あまおうスイーツを堪能した次女、長男を連れた夫と合流して
今度は「かこさとし絵本館」へ。

我が家ではかこさとしさんの絵本はよく読んでいるので子どもたちもワクワクしながら。
こんなにかわいい仲間たちがお出迎え!

それから乗り物大好き長男が路面電車に乗りたいとのことでレンタカーから子どもたち3人とおりて電車に!
支払い方法が後払いに慣れていないのでなんとなく気忙しいまま福井駅へ。
車掌さんも優しくてホッ。ありがとうございました!

福井駅にはレゴで作られた恐竜もいた!

そして再び北陸新幹線に乗り
おやつは恐竜チョコをいただく長男。

到着しましたー!金沢駅!
鼓門、何度もガイドブックではみていたけれどようやく会えたー!

なにげにこちらの噴水時計が子どもたちのお気に入り。
金沢は海外からのお客様がかなり多い印象だった!

さて、タクシーの運転手さんにおすすめしてもらった「甘納豆かわむら」さんへ。

なんとここには名物「6分モナカ」が!

みんなでそれぞれの美味しい6分間、いざスタート!

もう、、ほんとにとろけてしまうお味でございました!

ちなみにもなかをいただいたこの蔵も雰囲気があって素敵。
こちらではお土産をたくさん買っておうちでもお友達とも楽しめるように。

にし茶屋街でのおやつタイムを終え、
夕暮れ時の町並みを歩いたのでした♪

福井2日目の朝は、4:30に起床して福井中央卸売市場の朝ご飯を早くからいただける
お食事処 喜多亭さんへ。

こちら、まかない丼。
「結構ボリュームあるから」と
子供の分は一つ減らすことを提案してくださったおかみさん。
その通り!
見た目もそうだけど中にはぎっしりお魚が!!

美味しくいただきお腹いっぱいになってさあ出発!

雨だったので車の中から福井城跡、県庁をまわる。
徳川家康の息子で結城家にいった結城秀康公。

そして、、お会いしたかった、柴田勝家公の像。
力強い眼差し。

ここでも歴史のあるがままを見ることができた。

北ノ庄城、今は柴田神社となり

お市の方と三人の姉妹の像もみることができた。

こちらは半石半木の九十九橋。
もとは柴田勝家公がかけたともいわれるそう。(こちらは再現したもの)

さて、ここからは福井市内を離れて
武生へ。
まずは
紫式部公園へ。
広い庭園に・・

はるなれど しらねのみゆき いやつもり
とくべきほどの いつとなきかな

こちらは紫式部が結婚する藤原宣孝との贈答歌だそう。
越前にいた紫式部は宣孝に求婚されていたが
「加賀の白山に積もる雪を詠み込んで、私の心は解けません」と拒絶していたときのものだそう。

紫式部はわずか1年半ほどではあるが、
越前の移り変わる四季に魅了されたとのこと。

すぐお隣りにある紫ゆかりの館へ。

こちらでは紫式部の越前時代を中心にみることができる。中でも

越前和紙による、式部たちが越前にやってくる様子がとても華やかで釘付けになった。

また、百人一首や当時の人々が食べていただろう食などについても展示されていた。

さあ、紫式部の世界に少し入り込んだところで、いよいよ「越前大河ドラマ館」へ
・・つづく!