岡山市北区西古松で
大人からはじめるバレエ教室
『サクラバレエ』を主宰している
バレエ講師、桜のブログです。
初めての方は、
こちらの自己紹介と最初の記事を
よかったらどうぞ。
↓↓↓
経験年数と実力は比例しない？
実は「バレエを長く習っていたのに、
基礎が身についていない」という方、
意外と多いんです。
子どもの頃からバレエを続けてきた
けれど、いざ大人になってレッスン
を再開してみると、
「あれ？自分の姿勢が思っていた
のと違う。」
「どうしても上手く回れない。」
ということがよく起こります。
サクラバレエにも、そういう経験者の方
が、とても多いです。
バレエは、長く続けているだけでは
「本当の基礎」は身についていないことが
よくあるのです。
経験だけでは埋まらない「基礎」の重要性
バレエは、ただ「踊るだけ」では
残念ながら、上達しません。
特に大人になって再開した方ほど、
「基礎」を見直すことが重要です。
なぜなら、若い頃は体力や柔軟性で
カバーできていた動きが、
年齢を重ねるごとに目に見えて崩れやすく
なるからです。
例えば、
ピルエットが安定しない →
正しい4番ポジションができていない
脚が高く上がらない →
アンディオールが足りていない
ジャンプが跳べない →
体幹が弱い、立ち方が崩れている
こういった問題は、ほとんどの場合、
基礎の「型」が崩れていることが原因です。
人は、「ジャンプが高くなった」
「回転数が増えた」といった、
わかりやすい成果に目を向けがちです。
すると結果として、基礎が身について
いないまま、前に進んでしまい、後で
大きな壁にぶつかることになります。
基礎を見直すことで変わる世界
「基礎なんてつまらない…」と思う方も
いるかもしれません。
でも、基礎を徹底的に見直すことで、
ジャンプの高さが変わり、
ターンが軽くなるのを実感できる瞬間が
あります。
実際、サクラバレエでも、私のアドバイスを
聞き入れて、初級クラスや中級クラスで
レッスンを受けていた経験者の生徒が、
初心者クラスを受講するようになった
ところ、数か月で動きの安定感が格段に
変わりました。
アラベスクなどのポーズが美しくなり、
ジャンプが高く跳べるようになり、
表現力が増し、トゥシューズの立ち方
も劇的に変わりました。
「私は初心者じゃないです。」と躊躇
したり、何年も基礎をやることに抵抗感
を示していた生徒が、バリエーションを
綺麗に踊れるようになったり、
難しい技が出来るようになるなど、
見違えるほど成長して、
「あの時、初心者クラスを受けて良かった」
と笑顔で話してくれる姿を見ると、
基礎の大切さを改めて実感します。
基礎が整うと、動きが美しくなるだけでなく
身体への負担も減ります。
ケガをしにくくなり、踊ることそのものが
より楽しくなります。
「基礎に戻る」ことは
恥ずかしいことではない
日本では、
「基礎クラスに戻る＝レベルが落ちる」
という風に捉えられがちです。
でも、実は基礎を見直すことは
“次のステージ”へのステップなんです。
プロのダンサーでさえ、毎日のレッスンで
基礎を確認しています。
また、英国のロイヤルバレエスクールに
留学した熊川哲也さんや吉田都さんが、
レッスン後に両手でバーを持ち、一人で
ひたすらタンデュやプリエを練習して
基礎を徹底的に見直したという
エピソードは有名ですよね。
有名なコンクールで賞をいくつも獲るほどの
実力も実績もあったお二人でも、
学びの途中で基礎に戻ったのです。
その時に築いた“基礎”という土台に支え
られたお二人が、“プリンシパル”という
最高峰の地位まで昇りつめ、
長い間、プロバレエダンサーとして、
第一線でご活躍されたことは、
皆さんご存知の通りです。
また私自身も、何度も何度も
「基礎に戻り」ました。
バレエ教室でアシスタントになった時。
ＮＹに留学した時。
ロシア国立バレエ学校で教授法を学んだ時。
当時は大人が基礎を学べるクラスなどなく、
先生にお願いして、小学生のクラスを受け
させてもらったり、基礎を教えてくださる
先生を求めて教室を移籍したりして、
本当に苦労しました。
その後、ロシアの国立バレエ学校の
バレエマスターや現役教師や元教師の
先生方、アメリカのジョフリーバレエ
スクールの現役教師の先生方と出会い、
基礎を徹底的に叩き込んで頂いた
おかげで、その後、踊りの質が変わり、
ケガをしなくなったのです。
あの時、基礎を見直したからこそ、
現在の自分がありますし、
それらの経験から、
“大人が段階を踏んで基礎からバレエを
学べる教室”である、“サクラバレエ”が
誕生したのです。
だから、基礎をきちんと学んだことの
ない生徒に、心から確信を持って
基礎を勧めてあげられますし、
質の高い指導をすることが出来るのです。
実際に自分が基礎を見直して、各段に上達
した経験があるからこそ、
見込みのある人や向上心の高い人に、
初心者クラスやプレミアムクラスで
基礎を学びなおすことを、
お勧め出来るのです。
今が楽しければ良い人や、
身体を動かして楽しみたい人、
向上心がない人や、
上達の見込みがない人に
わざわざ“基礎の学び直し”や、
初心者クラスを勧めたりはしません。
むしろ、うちのような、“大人が段階を
踏んで基礎から学べる教室”ではなく、
“大人がバレエを楽しむ教室”をお勧め
させてもらっています。
お互いに時間がもったいないですから
ね。
サクラバレエは、基礎の大切さを
身をもって学んだ私が、おそらく
日本で最初に創った、
“大人が基礎を丁寧に学べる教室”。
ぜひ、上手に活用してもらいたい
のです。
今は大人も基礎を学べる、
良い時代になりました。
話が少し、それましたが・・
「私はもう踊れるから」と思っている人ほど、
一度立ち返ってみることで、
新しい発見と成長が生まれます。
さらに、大人になった今だからこそ、
理論的に理解することで「どう動けば良いか」
が見えてくるんです。
基礎を磨いて、より美しく
バレエは年齢を重ねても美しく踊れるもの。
そのためには、まず美しい基礎を手に入れる
こと。
大人バレエだからこそ、時間をかけて美しい
ラインを作り上げていく楽しさがあります。
私の教室では、基礎を大切にしながら、
一人一人の魅力を引き出すレッスンを
行っています。
「長年踊っているけれど、私にもまだまだ
伸びしろがあるのでは？」と思た方は、
ぜひ一緒に基礎を見直してみませんか？
まとめ
・バレエ経験年数だけでは「正しい型」は
身につかない
・基礎を見直すことで、踊りが変わる
・大人だからこそ、基礎を磨いて美しく踊れる
あなたも次回のレッスンで、
少しだけ基礎を意識してみませんか？
きっと新しい発見があるはずです！
バレエに近道はありません。
遠回りのようでも、基礎を見直すことが
バレエ上達への一番の近道であることを
私は長年のバレエ経験と指導経験から
知っています。
せっかく大人も基礎を習える時代に
なったのですから、少し長い目で見て、
自分のバレエを大切に育ててあげましょう！
大人がはじめてバレエを習うなら
サクラバレエがとってもおすすめ！
バレエ学校のように、
１年間のカリキュラムにのっとり、
バレエを１から段階を踏んで
学ぶことが出来ます。
あなたもバレエをはじめてみませんか？
「大人からだけど、きちんと踊りたい」
「大人だって上達したい！」
大人バレエの上達を応援する
バレエスタジオ
それがサクラバレエです。
サクラバレエは基礎を大切に考え
大人に無理のない上達を指導します。
体験レッスンにお越しください！
あなたの人生を変えるものが
きっと待っています↓↓↓
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