第2回おさらい会の振り返り12 | サクラバレエ 

サクラバレエ 

サクラバレエは岡山市にある“大人からはじめる本気のバレエ教室です。
ワガノワメソッドに基づいた大人向けカリキュラムで段階を踏んで上達
出来るよう1人1人丁寧に指導しています。未経験の方ぜひどうぞ!
※スケジュールや料金は“テーマ”から♪

岡山市北区西古松で

大人からはじめるバレエ教室

『サクラバレエ』を主宰している

バレエ講師、桜のブログです。

 

初めての方は、

こちらの自己紹介と最初の記事を

よかったらどうぞ。

↓↓↓ 

 

乙女のトキメキ

 

昨年11/17開催の『第2回おさら

い会』を毎週金曜日に振り返って

います。


先週の記事はこちら↓↓

 

第2部 小品集
10.「ドン・キホーテ」第2幕より

妖精(ソリスト)の踊り

 

この作品は、土曜・初心者クラス

2名のために選んだ作品です。

 

2人ともスケジュール上の都合で

初心者クラスを受講していました

が、実際には初心者ではありませ

んでしたので、経験者向けの、も

う少し難しい作品を選ぶことにし

ました。

 

そして、この作品選びは、

「2人が踊りを揃えるのは難しい

だろうな。」というところからス

タートしました。

 

その理由の1つ目は、

「メソッドが違うから。」

 

1人はずっとサクラバレエでレッ

スンしていてワガノワメソッド、

もう1人は経験者ですが、それま

で違うメソッドで習っていて、当

時は入会したばかりでした。

 

2つ目の理由は、

「2人ともレッスン回数が週1回

だから。」

 

週1回の練習で練習期間が半年で

は、普通はなかなか細かいところ

が揃うまで、いきません。2人の

熱量が「レッスン時間よりも早く

来て、一緒に自習する!」という

めちゃくちゃ高いところで揃えば

話は別ですが、年齢が離れている

ことと、2人とも忙しいこと、性

格などから、密にコミュニケーシ

ョンをとる関係性になる前に本番

が来るだろうな、と思ったからで

す。

 

3つ目の理由は、2人のうちの1

人が、前回・前々回の発表会でお

休みが多く、「今回も同じように

お休みする可能性が高かったから」

 

お休みが多い人がいると、キャス

ト同士の間に温度差がうまれるの

で、気持ちと踊りが揃いにくくな

ります。

 

だからといって、2人が別々の振

り付けで踊ると、それはもはや『

小品』や『クラス作品』として成

立しなくなります。

そこが、難しかった。

 

それから、作品を選ぶ上で、もう

1つ重要視したのが、『衣装がク

ラシックチュチュ、又はオペラチ

ュチュの作品』であること。

 

2人のうち1人は、今回ヴァリエ

ーションを踊る予定になっていた

のですが、そちらの衣装はロマン

ティックチュチュになる可能性が

ありました。

 

それなら、もう1着はクラシック

チュチュか、今回はステージが平

舞台なので、少しスカートが下が

ったオペラチュチュを着させてあ

げたい。

 

本人は、年齢を気にしてか、

「脚を出したくない。」とのこと

でしたが、そもそもクラシックバ

レエは脚の美しいラインで観客を

魅了する芸術です。

脚を出す衣装にはその役のイメー

ジなど、そうする理由があります。

脚を出したくない人は、段々と、

貴族などの立ち役に選ばざるを得

なくなっていきます。

 

「それは、まだ早い!」というの

が私の正直な気持ちです。

「まだまだ、出せるよ!」

「今日より若い日はないよ!」と。

 

私はバレエ講師であり、舞台演出

をしていますので、そこはプロと

して、客観的に見て、

「この脚は、出さない方が良い」

と判断すれば、そういった作品や

役を選びますが、彼女は脚がスラ

ッと綺麗なので出さなきゃ!と思

いましたし、今でも思っています。

 

「出せる脚は出す!」というのが

私の方針。

 

せっかくバレエを習っているんだ

し、クラシックチュチュを着たく

ても着させてもらえない大人が沢

山いるのに、もったいない!

 

それに、これからバレエをはじめ

る同年代の方に、

「私もコツコツと、レッスンすれ

ば、いつかあんなチュチュを着る

ことが出来るのかも・・」という

夢だったり、

後を追う後輩たちも、

「いくつになっても、努力してい

れば、クラシックチュチュを着る

ことが出来る!」という希望を与

えてあげて欲しいという想いも、

ありました。

 

そんな訳で、

「誰が何と言おうと、クラシック

チュチュか、オペラチュチュを着

てもらいますよ」と。

生徒全員の希望を全部叶えてあげ

られれば良いけれど、そこは、私

がバレエ講師として譲れないとこ

ろ。


それから、もう1人の生徒も、こ

れまでに、他の教室で発表会に出

たことが1度あるとのことだった

のですが、その時に着たのがロマ

ンティックチュチュだったとのこ

とでした。

 

普段から、めちゃくちゃお洒落な

彼女。

せっかく着るなら、

「ザ・クラシックバレエ!」

「これぞ、全女子憧れのチュチュ

!」といったお衣装を着させてあ

げたい。

(とはいえ、ホールではないので、

今回は予算抑えめで選びましたが)

 

また、彼女は仕事が忙しく、いつ

レッスンに来られなくなったり、

発表会に出られなくなっても、お

かしくない状況だと秘かに判断し

た私。

 

縁起でもないけど、もし今回が人

生最後のステージになったとして

も、(多分ならないけど、万一ね)

後悔のないよう、可愛くて似合う

お衣装を選んであげたい。

 

そんな思い込み満載での作品選び

は、激しく難航するのですが、色

々考えて、振付が同じ部分と、違

う部分がある、この作品をチョイ

ス。(お衣装もオペラチュチュでい

けるし。)

 

基本は同じ振付だけれど、カノン

のように並ばない部分が多い。

2人を揃えるのではなく、それぞ

れが「自分らしい踊り」を踊るこ

とが許される作品。

 

また、この作品は過去に他の人が

踊ったことがあり、ずっとサクラ

バレエに在籍している人は、当時

この踊りの練習や本番を何度も見

ています。

 

ですから、多少お休みしても、思

い出しやすいだろうというのも、

選んだ理由のうちの1つでした。

 

(これなら、きっとうまくいくで

しょう!)

 

考えに考え抜いて選んだ作品でし

たが、その直後、1人が他の曜日

の他のクラスに受講変更するとい

う、まさかのアクシデントが!

 

これには、思わず天を仰ぎました。

 

そんな訳で、結局1人ずつ別々の

クラスで練習することになり、も

う1人もやはりお休みが何度かあ

り、練習は中断。

 

それぞれのクラスで代役をお願い

して、みんなも協力してくれまし

た。

 

どうなることかと思いましたが、

代役をしてもらったことや、本番

が近くなってから、お互いに振替

えレッスンやチケットでの受講で

何度か一緒に練習することが出来

、無事に本番は成功したので、と

にかく、ほっとしました。

 

普通のバレエ教室では、発表会の

練習がはじまってから、レッスン

を休んだり、クラス変更するなど

は、ご法度ですが、大人は色々事

情がありますから、本人がやる気

があるのなら、なんとか応援する

というのが、今の私の方針なので

忙しい中でも、2人が無事にステ

ージに立てて本当に良かったと思

っています。

 

発表会も、おさらい会も、すべて

は生徒の喜びのために。

 

『教室のための大人の生徒』では

なく、『大人の生徒のためのバレ

エ教室』でありたい。

 

創業当初から変わらない、サクラ

バレエのポリシーです。

 

だって私は、そのために、『大人

のためのバレエ教室』である、

サクラバレエをはじめたのですか

ら。


ゲネプロ写真より

 

乙女のトキメキ

 

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バレエ学校のように、

1年間のカリキュラムにのっとり、

バレエを1から段階を踏んで

学ぶことが出来ます。

 

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それがサクラバレエです。

 

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