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ずっと笑顔で大きくなぁれ!

2009年5月生まれ ダウン症の息子との毎日を綴ります

図形は小学校の低学年の頃はほとんど取り組んでおらず、3年生の時に「三角形に丸をつけよう!」というようなプリントを少しやったくらいでした。

 

ですが、幼児の頃から折り紙で三角や四角には慣れ親しんでいたので、図形はもっと早く教えても良かったかもはてなマークと思います。

 

4年生1学期、2学期

正三角形、二等辺三角形、長方形、正方形について

 

 
三角形を四角形の辺や頂点の数など図形の特徴について学びました。
 

分度器を使った角度の測り方も学びました。2つある数字のどちらを読むか、ちょっと混乱していましたあせる

 

 

 

4年生3学期

長方形や正方形の面積の出し方を覚えました。

 

 

 

5年生2学期

 

「垂直と平行」を学び、三角定規を使って自分で垂直や平行な直線を正確に作図できました。

 

 

「いろいろな四角形」では、平行四辺形やひし形などの辺の長さや角の大きさを学びました。

 

 

5年生の3学期

1aなどの単位も学びました。

 

 

6年生2学期

「円と球」で、円の性質、円の中心、半径、直径の用語やコンパスの使い方を学習。

 

立方体の頂点や辺について学びました。

 

 

6年生3学期

直方体や立方体の体積の公式を学習。(体積は、この時に少しやっただけなので忘れていると思います。)

 

 

二等辺三角形や正三角形を学習。定規とコンパスで丁寧に作図できました。台形や変更し円形の辺の長さ、角の大きさも確認しました。

 

 

中学2年生

三角形、平行四辺形、台形、ひし形の面積を学びました。

(ちょうどオンライン授業を受けていた時期なので、プリントはタブレット上でやったものです。)

 

一気に学んだので、最初は混乱していましたが、面積は、かけ算&わり算が正しく出来て、公式をきちんと覚えれば、出来るようになりました。

 

 

 

 

 

台形やひし形の面積を教わったのは初めてで、案外、教えてみたら出来るんだな、と思いました。

 

ただ、図形に限らず算数全般に言えることですが、習ったことは忘れないように繰り返しやる必要があります。

 

面積ばかりやっていた時は出来たけれども...となりがちなので、時々復習しないとあせる

 

 

余談ですが、けんちゃんは小さい頃、この手のおもちゃで遊ぶのが割と好きでした。

 

 

療育先では、くもんのタングラムなども好んでいたので、最初に折り紙の話もしましたが、遊びを通して、図形や立体=楽しいものと思ったせいか、図形には抵抗感が少ないように感じます。

 

上の3つは全て、見本のカードがあって、同じように並べて形を作って遊べます。

 

くもんのキューブつみきは平面だけでなく、立体も作れるので空間認識力を育むのに役に立ったと思います。

 

けんちゃんは、模倣が得意、視覚優位、具体物で体験して覚えていくタイプなので、漢字や国語の読解も文章から丸々抜き出す問題は出来る、算数も図形は割と好き、計算も指という具体物を使えば出来るのだと思います。

 

一方で耳だけで聴いたことを覚えておくことや、一からイメージすることや、複雑だったり、抽象的なことを理解することは苦手なので、算数の文章題から場面を読み取り、何算で計算するかを考えたり、国語の文章題で理由や登場人物の気持ちを問われたりなど、抜き出しで答えられない読解や、真っ白な原稿用紙に一から作文を書くことは苦手なのでしょう。

 

苦手なことは仕方ないので、〇年生相当に捉われずに、出来そうな分野だけ、けんちゃんに合う方法で教えてみるのもいいのかなぁと図形の問題をやっていて、思いました。

 

 

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だいぶ期間が空いてしまいましたが、算数を教えてみるシリーズ、書きかけの記事が残っているので、続きを書いてみます。

 

『算数を教えてみる』シリーズ、いったい、何回まで続くんだろという感じですよねあせる 興味がある方だけ、お付き合い下さい。

 

これまで、四則計算と文章題についてばかり書いてきましたが、算数には他にもいろいろな分野があります。

 

表とグラフ

図形

時間

お金

測定(長さ・重さ・距離など様々な単位)

 

表とグラフ、図形は目で見て考えられる問題なので、けんちゃんは比較的好きかもはてなマークと思います。

 

計算以外のことをまとめてから、その後、小数・分数に触れてみようと思っています。

 

前置きが長くなりましたが、今回は表とグラフです。

 

4年生3学期

折れ線グラフや棒グラフの基本を知り、数値を読み取る

 

 

5年生1学期

同じ気温の折れ線グラフから変化を読み取る

 

 

5年生2学期

棒グラフや折れ線グラフの書き方を学習。資料からグラフにまとめる。

 

 

6年生2学期

絵を数えて表に記入→棒グラフに表す

 

 

 

まだ、円グラフや帯グラフは学んでいません。学校ではやらなくても、いずれは割合も教えていきたいなぁとは思っています。

 

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個人的にいろいろあって、ブログ更新が久しぶりになってしまいました。

 

2/20の環軸関節回旋位固定 ~再発~の記事の後、ご報告していなかったので、ご心配をおかけしていたら、申し訳ありませんあせる

 

結局、なかなか手術の空きがなく、修了式の日に入院し、3/27に頸椎後方固定術という手術を受けました。

 

頸椎の1番と2番を4本のスクリューで固定し、かつ、自分の腰の骨を少し削って移植(接着剤の役目をするそう)しました。

 

手術は予定より長引いて5時間くらいかかったのですが、無事、成功し、4/6に退院出来ました。

 

現在はフィラデルフィアカラーという、がっちりとしたカラーをつけて、登校出来ていますニコニコ

 

入院、手術を振り返ります。

 

手術前の造影CTで脳への血管の4本のうちの1本、左の椎骨動脈に奇形があることがわかり、ややリスクがあがるという説明を受けたことが一番怖かったです。

 

手術前日の夕方に説明を受けたので、夜中、色々と考えてしまい、人間、怖いと本当に震えるんだなと思いました。

 

当日朝、手術室に見送ってから、待合室でパパと一緒に待ちました。

 

整形の執刀医の先生からは手術時間は2.5時間ほど、麻酔科の先生や看護師さんからは前後含めて3,4時間くらいかかると思っていてくださいね、と言われていたのですが、4時間を過ぎるとソワソワしてしまいました。

 

手術が予定より時間がかかるのはよくあることだ、と自分に言い聞かせて、悪い想像を排除するために、無心で刺繍をしていました。

 

刺繍なんて、普段しないのに...読書は全く頭に入ってこないので、ひたすら手を動かして平常心を保とうとしました。

 

結果的に予定より延びた理由は、回旋位固定している首を正常な位置に戻すのに時間がかかった、だいぶ手術まで待ったので、頸椎の位置が傾いた状態で固まってしまっていたから...という理由でした。

 

奇形のあった椎骨動脈は上手くよけて、いい位置でスクリューを入れられましたよ、と言われ、ほっとしました。

 

PICUから面会OKと呼ばれるまで、またしばらく待って、後から聞いたところ、麻酔から覚める過程でせん妄っぽくなり、混乱して点滴を抜いてしまったそうです。

 

面会した時は、ぼーっとしていましたが、「頑張ったね、上手くいったよ!」と手を握ってあげると、さめざめと泣いてました。

 

面会は10分くらいしか出来ず、「帰るね。また明日来るよ~」と声をかけると「今、何時?」と声を聞くことが出来て、可哀相でもあり、でも安心もして、泣けました。

 

翌日にはPICUを出て、立ち上がる練習、翌々日には歩行のリハビリ開始。

 

頸椎には10cmくらい傷があり、起き上がる時や動かす時に痛いからか、不安だからか、号泣してました。

 

腰の骨を削ったところも思ったより痛いようで、術後、数日は辛そうでしたが、ドレーンが抜け、尿の管が抜け、点滴が抜け、管が抜けるたびに快復していった感じです。

 

今回、13日間、付添い入院をしました。病院のルールで成人病棟に入ると面会が出来ないので、小児病棟で付添い希望を出し、個室ならOKだったので個室で付き添いました。

 

13日間、感染対策で付添いは外出どころか、院内のコンビニにも17:00-翌8:00までしか、行けないという...。手術が終わった日だけ、PICUに入ったので私は一旦自宅へ帰ったけれど、簡易ベッド、身体ガチガチになりますね悲しい

 

付添いは大変でしたが、術後3日目の夜に1人で食事が出来るようになった時に「お母さん、今まで食べさせてくれて、ありがとうね」と言われて、感動して親子で泣きました。

 

大変だったり、不安だったりしたことも多かったですが、手術が上手くいって無事退院出来、本当に良かったです。

 

術後3ヶ月程度は運動禁止ですが、カラーもつけて送迎付きで学校に行けるようになり、本当に嬉しそうです爆  笑

 

ご心配いただき、ありがとうございました。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

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