環軸関節回旋位固定 ~入院・手術~ | ずっと笑顔で大きくなぁれ!

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2009年5月生まれ ダウン症の息子との毎日を綴ります

個人的にいろいろあって、ブログ更新が久しぶりになってしまいました。

 

2/20の環軸関節回旋位固定 ~再発~の記事の後、ご報告していなかったので、ご心配をおかけしていたら、申し訳ありませんあせる

 

結局、なかなか手術の空きがなく、修了式の日に入院し、3/27に頸椎後方固定術という手術を受けました。

 

頸椎の1番と2番を4本のスクリューで固定し、かつ、自分の腰の骨を少し削って移植(接着剤の役目をするそう)しました。

 

手術は予定より長引いて5時間くらいかかったのですが、無事、成功し、4/6に退院出来ました。

 

現在はフィラデルフィアカラーという、がっちりとしたカラーをつけて、登校出来ていますニコニコ

 

入院、手術を振り返ります。

 

手術前の造影CTで脳への血管の4本のうちの1本、左の椎骨動脈に奇形があることがわかり、ややリスクがあがるという説明を受けたことが一番怖かったです。

 

手術前日の夕方に説明を受けたので、夜中、色々と考えてしまい、人間、怖いと本当に震えるんだなと思いました。

 

当日朝、手術室に見送ってから、待合室でパパと一緒に待ちました。

 

整形の執刀医の先生からは手術時間は2.5時間ほど、麻酔科の先生や看護師さんからは前後含めて3,4時間くらいかかると思っていてくださいね、と言われていたのですが、4時間を過ぎるとソワソワしてしまいました。

 

手術が予定より時間がかかるのはよくあることだ、と自分に言い聞かせて、悪い想像を排除するために、無心で刺繍をしていました。

 

刺繍なんて、普段しないのに...読書は全く頭に入ってこないので、ひたすら手を動かして平常心を保とうとしました。

 

結果的に予定より延びた理由は、回旋位固定している首を正常な位置に戻すのに時間がかかった、だいぶ手術まで待ったので、頸椎の位置が傾いた状態で固まってしまっていたから...という理由でした。

 

奇形のあった椎骨動脈は上手くよけて、いい位置でスクリューを入れられましたよ、と言われ、ほっとしました。

 

PICUから面会OKと呼ばれるまで、またしばらく待って、後から聞いたところ、麻酔から覚める過程でせん妄っぽくなり、混乱して点滴を抜いてしまったそうです。

 

面会した時は、ぼーっとしていましたが、「頑張ったね、上手くいったよ!」と手を握ってあげると、さめざめと泣いてました。

 

面会は10分くらいしか出来ず、「帰るね。また明日来るよ~」と声をかけると「今、何時?」と声を聞くことが出来て、可哀相でもあり、でも安心もして、泣けました。

 

翌日にはPICUを出て、立ち上がる練習、翌々日には歩行のリハビリ開始。

 

頸椎には10cmくらい傷があり、起き上がる時や動かす時に痛いからか、不安だからか、号泣してました。

 

腰の骨を削ったところも思ったより痛いようで、術後、数日は辛そうでしたが、ドレーンが抜け、尿の管が抜け、点滴が抜け、管が抜けるたびに快復していった感じです。

 

今回、13日間、付添い入院をしました。病院のルールで成人病棟に入ると面会が出来ないので、小児病棟で付添い希望を出し、個室ならOKだったので個室で付き添いました。

 

13日間、感染対策で付添いは外出どころか、院内のコンビニにも17:00-翌8:00までしか、行けないという...。手術が終わった日だけ、PICUに入ったので私は一旦自宅へ帰ったけれど、簡易ベッド、身体ガチガチになりますね悲しい

 

付添いは大変でしたが、術後3日目の夜に1人で食事が出来るようになった時に「お母さん、今まで食べさせてくれて、ありがとうね」と言われて、感動して親子で泣きました。

 

大変だったり、不安だったりしたことも多かったですが、手術が上手くいって無事退院出来、本当に良かったです。

 

術後3ヶ月程度は運動禁止ですが、カラーもつけて送迎付きで学校に行けるようになり、本当に嬉しそうです爆  笑

 

ご心配いただき、ありがとうございました。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

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