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ゴミ出し日

 

朝、45リットル入りのゴミ袋2つを

車のトランクに入れて集積所へ向かうと

 

たまに一緒になる年配の女性が

ゴミ出しをしていた

 

いつもゴミ出し後にネットをかけるのを

わざわざ私を待って

やっておきますよ

と、引き受けてくれる親切な方

 

私が仕事で忙しいと気遣ってくれての事なのだけれど

実は、ゴミ出しの時間も惜しいほど忙しいわけではなく

善意を無にしないように、私も忙しぶっているのだ

 

 

さて、道路脇に車を止めると

ゴミ出しを終えたその女性が近づいてきた

 

いつものように、やっておきますよ、と言ってくれるが

この朝は、トランクのゴミ袋を持とうとするではないか

 

重いので

 

と、やんわり断るのだけれど

 

女性が善意でやろうとしてくれているし

断るのもカドが立つ気がしたので渡した

 

女性はゴミ袋を持って集積所までのわずかな距離を運び

ネットをかけた

 

私はその後ろ姿に

ありがとうございます、と言った…

 

 

ゴミ袋を運ぼうとするのは初めてのこと

 

これがゴミ収集車の作業員さんならば

何ら抵抗ない

だって、それが仕事だから

 

でも、ご近所さんにそれをされると

ものすごく抵抗がある

 

第一、よその家のゴミに触れることに

女性は抵抗がないのだろうか

 

私はある

 

ゴミ袋まで運ぼうとするのは

行き過ぎた善意

 

それとも私が素直でない?

いつも忙しぶっていた私がまいたタネ?

 

あの時、女性の善意を受けとめつつ

自分でゴミを出すにはどうすればよかったのか

 

あとでもんもんとするぐらいなら

ゴミ出しもネットをかけるのも自分でやった方が

よほどスッキリする

 

ゴミ集積所で人に会うのが

ちょっと面倒になってきた

 

 

 

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