歴代わんこの画像のはいったフォトフレームに
ルナを加えました。
うちでは常にフォトフレームに次々わんこが映し出され
それが仏壇のようになっています。
まさかルナをもうそこに参加させるなんてね。
ルナの月命日は来週。
まだ一か月たっていないんだ・・・
なんだかもうすごく遠い昔のようであり
同時に毎日散歩いかなきゃ!といまだに思ってしまったり
でも思ったよりも恐ろしく早く
ルナがいないことに寂しさはあっても
いないんだということを認識してしまっている自分がいます。
辛さは変わらないですが。
ごはんあげなきゃとか
そういうのが
(ツレは毎日お水とごはんを先代わんこの時からずっと続けていますが)
自然となくなってるんですよねえ・・・
半年もしたら
散歩 という意識もなくなるんでしょう。
先日会社で、営業さんが
本社の方と電話していたんですが
「●●さんの犬、死んだ?じゃあもう会社出てくる?いつ出てくるだよ~」と笑い話として笑いながら話していました。
犬を飼っていない人にとっては
犬なんかで休んで
そんなことよりも早く出てきて仕事しろよ
という気持ちですよね。
わからなくもないです。
子供のいない私は
しょっちゅう子供が熱を出して帰る、という男性社員に
またかよ~~と正直思ったこともありました。
(だって奥さんがいるんだし。)
それと同じなんだろうなあ。
人間なんかそんなもんですよw
でもそれを責めるとか腹を立てるとか
私の場合はちょっと違いました。
私はその営業さんがとてもいい人だと知っていることもありますが
他人にとっては
「犬もう死んだ~?!(笑)」
な出来事でしかないんだなあ、と。
もちろん私にとっては人生の恐らく一番つらい出来事でした。
けれど
他人にはその程度の出来事でしかないわけです。
そう考えてみると
なんだかむしろ気が楽になるというか
視点をもっと俯瞰して見るようにすると
考えたら世界にはもっとかわいそうなわんこや人間も動物もいるし
例えば
戦争の余波で子供が死んでいく。今この瞬間も。
でもそれを慮るよりも
私たちは今日の犬の散歩の方が重要なわけです。
俯瞰してものごとを見れば
どんなに酷い出来事も
出来事のひとつでしかない
ということ。
一番心が慰められるのは
私にとっては同じ体験をされた人のお話ですが
その次に
全く関係がない人のそういう一言なんだなあと気づきました。
こちらを心配している体で
実は「自分のやさしさ」をアピールしている(本人はそんなつもりはなくても)人や
社交辞令的に話をする人もいっぱいいました。
動物を亡くしたことのある人からは
そんな思いをさせられることはありませんが
「犬、どうした?」と聞かれたりね。
私がもう仕事に復帰していたり
こちらから治ったよと言わない限りは
どうなったかもわかりそうなものです。
わからなくても普通は聞いてきませんよね。
そこで説明したところで、何があるというのでしょう。
しかし思えば
私もそうして人の心をずけずけと傷つけていることもあるんだと思います。
知らず知らずのうちに。
表面上の言葉で
お悔やみ申し上げますと言われることがどんなにつらいか。
そういえば
しばらくゆっくりするといいよと友達に言われました。
ゆっくり、の定義がわからなくて
でも仕事もあるし、むしろ仕事してた方が気が楽だしとか
いろいろ考えたのですが
ふと
そうか、いまはがんばるのをやめよう
と気づきました。
私の場合のがんばる、とは大学の勉強と、日本画の制作です^^;
試験もあるのでまったくやらないわけにもいきませんが
しばしレポートを書いたり単位のことを考えるのはお休みです。
そのかわりに旅行に行きます。
あと数年ぶりにコンデジ買いました。
その使い方も覚えなくては。
それと久しぶりに読書しました。
夏目漱石。よかったーーー!草枕。
リアル学生時代に読んだときは読めていなかったとつくづく思います。
頭悪かったなあ自分。(自分内比)
もうずいぶんそういう好きなことだけで日々を暮らしてしまったなあと思っていますが
まだ一か月たっていないんだなあ・・・
まああまり続けると癖になるので危険ですがw
いましばらく
桜が咲く少し前まで
このままでいようと思います。
桜が咲けば制作です。
作家活動は私そのものなので
やめるわけにはいかない。
これをやめて旅行行ったり友達と遊んだりして
あとの人生を埋めるというのもアリですが
そもそもそれを続けたら人生に飽きてw
始めたのが絵描きなのですから
どうせ戻るのはここなんだと思います。
ルナがきてからほぼ制作していなかったな。
大学に力を入れてしまったのもあるけれど
制作するとアトリエにこもるのでルナのそばにいられなくなる。
それを思うと
ああよかったと思います。
ルナのそばに少しでも長くいたことを思いつくと
よかったと思えます。
去年ツレがリフレッシュ休暇で10日くらい仕事を休んだのですが
二日友達と旅行に行っただけで、あとはどこにも行かずにルナと過ごしていました。私は仕事でしたが。
そういうのを思い出すと
ああよかったと思えてしまう。
少しでも長くルナといたことを
また乱文になりましたw
大学の厳しいレポートを書いているとは思えないような乱文ですがw
こんなふうにつらつらと気持ちを吐き出すのもいいかなと。
もしわんこを失ってつらくて
でも自分でブログを立ち上げる元気もない方は
よかったら
ここのコメントに書いてみちゃってください。
書くと少しだけ楽になります。
誰かが読んでくれるかもと思うとそれだけで支えられているような気持ちになります。
皆さん
いつもありがとうございます。