電子工作に丸型圧着端子を使用しますが、本来使用したい寸法のものは近くの DIY店で入手できないことがあります。希望通りのものを購入しようとすると箱単位となり余ってしまいますし、金額もバカになりません。
そこで、圧着丸端子の異径加工を行いました。

今回は穴径 8㎜の丸型圧着端子を穴径 6㎜に加工しました。
まず、切断する為の罫書きを行います。
切断する寸法は円の弧の長さとして三角関数、円周率を用いて算出しました。

罫線書き


罫書きに沿って切断です。

切断中

切断完了しました。

切断完了

プライヤーを用いて丁寧に加工していきます。

加工


計算通り、切断した面はほぼ隙間なくつながりました。 
加工完了です。穴径 6.2mmになりました。
加工済み

隙間を半田で埋めます。

はんだ付け

太い径の圧着工具がないので一度プライヤーでつぶしてから得意の半田付けです。
コードの芯線側に半田が回ると断線し易くなるので必要以上半田が回らないよう注意が必要です。

リード

以上、圧着端子の加工ですが、本来はきちんとした寸法の端子と専用の圧着工具を使うものです。あくまでも趣味の世界としてご覧ください。
もし、行う場合は自己責任でお願いします。

読んでくださいましてありがとうございました。

    日本ブロク村のバナーもクリックしてくださいね。