双頭の獅子、灼熱の大地に踊る -2ページ目

It is beginning to feel like winter

もうすぐ嫌な季節。

冬の訪れは、スチールウールの燃えた匂い。

どうか神様、僕の記憶をリセットしてくれたら…。


その年、僕は季節外れの冬の海へと向かっていた。

10年来の付き合いになる原付バイクに跨り、二段階右折を守り、二段階左折もして、途中白バイのお兄さんに「丁寧すぎる違反だ!」と訳の分からない注意をされながら、海岸沿いの道を時速30kmで走った。

風が心地良い。

肌寒い冬の風は悴んだ手には拷問のようだけれど、荒んだ心には温かい毛布のよう。

風って誰とでも友達になれちゃうから、少し浮気者。

けど、こんな気持ち良さを独り占めするのはずるいよなって、1人で納得したりして。


このカーブを曲がれば、日頃の悩みからも解放されて、果てのない海が抱きしめてくれる。


そんな想いはどこ吹く風に。

預けられて。

掻き消されて。

少し風の音がうるさくなった。


…♪…♪……。


何だろう、このメロディー?

遠くで聴こえるメロディー。


♪♪♪…♪♪。


風の音が止んだ。


何だか、無性に未来を見つめるのが嫌になって、とっさに後ろを振り返ってしまった。

今回のツーリングの目的はそんなことじゃなくて。

そんなことじゃなくて。

そんなことじゃなくて。

前を真っ直ぐ見つめてみようっていうことなのに。


でも、目を開いたら、過去の嫌な思い出が自分に纏わりつきそうで。

暫らく、目を閉じたまま。

やがてメロディーも消え、そこには人の声。


「おい!目を開けろよ」

聞き覚えのある声だ。


「その声は…、誰?」

恐る恐る尋ねてみた。


「俺だよ、太郎だよ」

目を開けると、そこには葉加瀬太郎さんが愛車のDioに跨り、優しくただ微笑んでいてくれた。


「太郎はいつだってそうだ。僕が逃避行しても、そうやって僕を見つけて追いかけてきてくれる。僕は太郎にすがるしかないじゃないか!」

「ベストフレンド♪いつだって、俺の胸を貸すぜ。もう、こんな遠くに来ちゃだめだ。俺の近くに居ろ」


「ず、ずるいよ…」

僕は号泣した。


「さ、泣き止んだら帰るぞ。家に帰ったら、ヴァイオリンでだしを取ったラーメン食べような!」

「まずそうだね」


僕の機嫌は直っていた。

「あのさぁ、太郎…。1つだけお願いしても良いかな?」

「なんだ?」


僕は鞄からおもむろに花火を取り出した。

そう、僕のお願いはこの季節外れの冬の海で花火をすることだった。


「冬にする花火って、幻想的だよね」

「そうだな…」


パチッ!


「あ!太郎の髪の毛、燃えてるよ!!」

「あちっ!!」


僕が水をかけても、太郎の頭上の冬花火は勢いを増すばかり。

仕方ないので、太郎に向けてロケット花火を数発飛ばした。

偶然に偶然が重なって、火が消えるかなと思って。


「何するんだよ!どうにかしてくれよ!」

「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ…、スチールウールみたいだよ!」

「笑ってないで、何とかしやがれ!このサイコ野郎がっ!!」


でもね、本当は嬉しかったんだよ。

太郎が迎えに来てくれて。




でも、あの日以来、太郎とは連絡が途絶えた。

何が原因なのか、未だに良く分からない。

たとえ、原因が分かったとしても、太郎は戻ってこないと思うんだ。


だから、冬は嫌い。


冬の訪れは、スチールウールの燃えた匂い。

どうか神様、僕の記憶をリセットしてくれたら…。



今月のゲーム王国3~初のRPGに挑戦~

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10月24日から始まった携帯電話の番号ポータビリティ。
序盤戦はauが一歩リード。
契約者数は8万の純増だそうです。
確かに、今話題のタレントを起用したCMをバンバン流したり、豊富なコンテンツ等を取り揃えたりと、力の入れ具合は他社に比べて圧倒的でした。
ソフトバンクでは、システム障害による番号ポータビリティ受付停止。
他社ユーザーを取り込んでいこうって矢先に起きたこの事態が今後どういった結果を招くのか。
そして、味のある役者などを起用したCMで、根強い人気のDoCoMoはどう迎え撃つのか。
システム障害にも負けず、予想外割で更なる飛躍を遂げるソフトバンクの追い上げはあるのか。
携帯電話業界は白熱の………あっ!今月のゲーム王国です。


「ファイナルファンタジー5アドバンス」
機種:GBA
メーカー:スクウェア・エニックス
発売日:2006年10月12日
ジャンル:RPG


もはや、ただのゲーマーになりつつありますが、ゴルフや釣りも好きです。
そんなことはさておき、ゲーム王国建立以来、初のRPGです。
ゲーム王国1でも述べている通り、これはクリアしたゲームです。
では、何故に挑戦?
しかも、RPGを報告?!
ちゃんちゃらおかしいね。
チンチラかわいいね。

…じ、実は曖昧なのです。
記憶が。
ガラフ並みに。

いや、嘘をついている気は毛頭ございません。
ただ、クリアしていようが、していまいが、これは『ファイナルファンタジー5アドバンス』であって、『ファイナルファンタジー5』ではないのです。
似て非なるものなのです。

しかも、今回ジョブが増えているというではありませんか。
憎まれそうなニューフェイスが4つも!
じゃあ、やってやろうじゃねぇか!
ゆっくり昔を懐かしみながら、おばあちゃんのぽたぽた焼きを食べながら、ベーゴマで遊びながら、メンコ交換しながら、井戸水汲みながら、カラーテレビが初めてうちにやってきたって喜びながら、やってやろうじゃねぇか!
時代背景いつだよ!
まぁ、やるんです。
RPGは最後のボスの前で止めてしまう癖があるんですが、今回は大真面目。
代打教師アキバ真剣です!

逐一か、まとめてかは決めてませんが、ある程度進んだら報告します。


尚、ファイナルファンタジーが分からないという方、雰囲気でお楽しみください。
又、『前戯』っていう言葉、中国の遊びのことかと思ってたっていう方、それは違います。


では、また。

ガムを掃き捨てるほどに、隣人を愛しく思う

先日、街を歩いていますと、ティッシュ配りの方からティッシュを頂きました。
有り難いことです。

その翌日、街を歩いていますと、おばあさんの集団がアンケート調査をしておりました。
奇声を発しながら。
有り難くないことです。

身の危険を感じ、少し距離を保って通り過ぎようとしたら目が合ってしまい、おばあさんが四足歩行で近付いてきました。
実際には二足歩行でしたが、僕にはそう見えました。

するといきなり、
「あのぉ、いまぁ、キャンデーの調査をーっ…」
速攻、僕の心のシャッターが閉まりました。
オリンピックに『無視』若しくは『しかと』という競技があれば、確実に金メダルを狙える、綺麗な無視をしてあげました。
無視したら、こちらも金メダル級の綺麗な舌打ちをされましたが。

まぁ、その人も生活の為に興味もないキャンデーの調査を仕方なしにやってるんでしょうが、綺麗な舌打ちも手伝ってか不快な気分にさせられました。
そんな時、イラついて「くそばばぁめ!」と思われる方がほとんどだと思うんですが、僕の場合、それを通り越して「じじぃめ!」でした。

怒りの位としては、『ばばぁ→くそばばぁ→くっそっばっばっあ→ミセス棺桶→じじぃ』の5番目に値するものでした。


さて、そんなことはどうでもよく、いろいろスタートできていないことが多数あるんですが、映画についても書いていきたいなと思っております。

まぁ、全部ひっくるめて近日公開。
そんな感じです。


「チッ!」

今月のゲーム王国番外編1―2

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眠れない…。
お夕寝したので、ぜんっぜん眠れない…。
夏休みの中学生なら完全に寝れるのに。
大人って、やぁね。
少し、ピーターパンシンドローム。
夜が不安という意味ではボディフィット着けたら寝れるのでは?と、自問自答。
慣れるまで羽付きの違和感に苛まれるだろうとの結論。
さよならボディフィット。
よろしくメカドッグ。
眠れないので、古今亭志ん生の落語を聴く。
饅頭恐い。
寝れない夜が恐い。
どうしよう…。


…という訳で、どうぶつの森スタートです。
村に引っ越ししてくるところからスタート。
で、村の名前を決めれるとのこと。
「ダッシュ村」か「八つ墓村」で迷ったけど、どんよりしたくないので、「ダッシュ村」に決定!
そして、ダッシュ村の役場に到着。
新しい生活が始まるのかぁ。
どんな村になるんだろうか?
期待と不安でたかじん胸いっぱい。


今日はここまで。

今月のゲーム王国番外編1

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「おいでよどうぶつの森」
機種:DS
メーカー:任天堂
発売日:2005年11月23日
ジャンル:たぶんスローライフ


えー、番外編です。
なぜ番外編かと申しますと、これといったゴールがないからです。
もう、完全に私の難関ゲームに挑む生き様とか切り離した別世界のゲームです。

初めてこういったタイプのゲームをプレイします。
大体のゲームにはエンディングというものが存在しますが、これはそれとは無関係な感じなのですよ…ね?(エンディングとかあったら、どうしよう…)

とにもかくにも、あくなきゲームへの挑戦のちょっとした息抜きに、どうぶつの森に遊びに行ってきたいと思います。
ただ、四季折々のイベントがあるみたいなので、1年を通してやらなければなりません。
来年の今頃まで自分が飽きないかが心配です。
昔、僕が19歳くらいのときに公園のすべり台の上で弁当食ってて、同い年くらいの身なりは普通のむしろ可愛いくらいの女の子に指差されて、
「貴様が選ばれし者か?!もうゲームは始まっている。せいぜい、残り3人の仲間達を探すがいいわ!」
と叫ばれたんですが、あれから4年、その娘が真当な人間に育ってるかも心配です。(実話)

かしこ