＜iPhone8にて撮影＞
石神井公園さんぽ４ 〜神社と穴弁天〜からの続き。
厳島神社を過ぎ、遊歩道を三宝寺池北側へ向かって進む。
池の端から飛んできただろう鴨が空から池へ豪快なダイブを見せてくれた。
噴水のように池の水が溢れ出ていた。
武蔵野三大湧水池として三宝寺池は地下水が豊富に湧き出ているので、その湧き出た地下水なのでしょうか？
この三宝寺池には悲しい伝説があります。
太田道灌に敗れ、石神井城の落城を覚悟した豊島泰経は家宝の金の乗鞍を白馬に乗せて跨ると、崖から三宝寺池に身を投げて命を絶ちました。
その姿を見届けた次女の照姫は父の死を悲しみ、三宝寺池に入水し命を絶ったという。
それが照姫伝説となります。
現在でも塚の辺りから池の底を眺めると金の乗鞍が見えると..........
（塚の話は下記でふれています）
＊この伝説は史実ではなく、明治時代に書かれた小説が下敷きになっているのではないかという説があり。
その話から心霊的な噂も。
この照姫伝説を調べるにあたって私は知ったのですが、心霊スポットとしても有名なのでしょうか。
そしてもう一つは鰐（ワニ）騒動。
1993年の夏に三宝寺池でワニがいると騒がれた。
事態を重く見たことで公園を封鎖し、ワニ捜索をしたが結局は見つからなかったとのこと。
その騒動から1年後、石神井川の下流で死体になったワニが発見されたが因果は不明らしい........
いろいろな意味で三宝寺池は有名なのですね。
三宝寺池の北側にやってきました。
ここまで歩いているうちに様々な水鳥を見ることが出来ましたよ。
池に沿って遊歩道を歩いてきましたが、石神井松の風文化公園に向かって歩くと姫塚とその先に殿塚があります。
（三宝寺池を時計回りに歩きました）
殿塚は太田道灌に敗れ、三宝寺池に身を投げて命を絶った豊島泰経を祀った塚。
そして姫塚は後を追って入水し命を絶った照姫を祀った塚とされています。
それにしても見事な紅葉。
アスレチック広場には親子連れの皆様方が楽しそうに遊んでいました。
この近くに休憩所、豊島屋さんがありますが外観も写真NGということで画像はありません。
それでは石神井池の北側に向かいましょう。
こちらは池に面した住宅街にもなります。
あのモニュメントが見えてきました。
遊歩道、車道を挟んで住宅街になるのですが..........
凄いっす。 何が凄いって超高級住宅ばかり。
一軒一軒の敷地面積と建物の大きさ、造りが半端ない。
本物の高級住宅ってこういうのなんだな。
もう少し歩けばパークス石神井、ボート乗り場が見えてきます。
そうそう、こちら側では釣りをされている方がいましたが、何が釣れるんだろう？
竿を見てると鮒（ふな）釣りだろうか...........
池の中から生えた藪に短い竿を垂らしている方もいた。
これはタウナギ狙いかな？？？
スタート地点に到着。
石神井池、三宝寺池をぐるっと1周してきました。
脇道に逸れたり戻ったりしたから3キロくらいは歩いたんじゃないかな。
約1時間の石神井公園散策、散歩でした。
よし、駅に戻ろう！
石神井公園さんぽ６ 〜石神井公園駅へ〜に続きます。
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