ジェノサイドサーカス / LAGNA | 安眠妨害水族館

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ジェノサイドサーカス/LAGNA

 

1. ジェノサイドサーカス

 

2014年11月29日に開催された1st oneman live「東京ジェノサイドサーカス」にて販売された、LAGNAの限定シングル。

 

ジャケット等はなく、クレジットや歌詞は盤面に掲載。

作詞・作曲は、Gt.Hideさんが担当しています。

収録されたのは、「ジェノサイドサーカス」。

後に店舗で配布された「LAGNAお試し盤」にてリテイクされ、ミニアルバム「AGiTO」にも収録されており、ここからスタートして代表曲にまで上り詰めた楽曲であると言えるでしょう。

 

キラキラした同期を用いながら、メロディアスに展開。

本作については、Bメロ部分で煽りパートとして機能しそうな掛け合いを取り込んでいるので、ライブで多用されるのも納得の仕上がりとなっています。

たまらないのは、サビの高揚感。

それまでのわちゃわちゃした構成を振り切るように、マイナーコードで駆け抜ける。

ダークな雰囲気を助長しつつ、切なさも連れてくる王道的な疾走っぷりは、その他の部分がギミック強めなだけに、余計にテンションが高まるのですよ。

 

手に入りやすい作品に再録されているため、本作そのものはコレクターズアイテムとなりますね。

同期のサウンドがくっきりしてメリハリが強まった再録ヴァージョンのほうが聴きやすいかとも思いますし、無理に入手する作品ではないのですが、それでも、違いがあるのなら手を出したくなるのもファン心理。

LAGNAの音楽に触れるうえで、外せない1曲であることには変わりありません。

 

<過去のLAGNAに関するレビュー>

色即ラグナロク