動物病院で獣医師に色々聞きたいのに、質問しても
1. 分かるように説明してくれない
2. 聞くと嫌そうな顔をされる
3. 分からないことはまだあるけど、忙しそうでこれ以上聞けない
などと思ったことがある飼い主はいると思います。
先日、一緒に仕事をしている動物病院の院長から筆者の携帯に電話がかかってきました。
出たら、電話の向こうからは、診察室で院長が飼い主に、治療法の話をしている声しか聞こえてこなかったため、ポケットの携帯の通話ボタンが誤って押されたのだろうと思い、筆者は電話を切りました。
しかし、切った途端、またかかってきたのです。
「もしもし」と言っても、さっきと同じで飼い主への説明が続けられているだけです。
「もしや、これを私に聞かせたくてかけてきているのか???」と、仕方なくスピーカーにして院長と飼い主の会話をバックに、PCに向かい静かに仕事を続けました。
院長の専門分野の重い病気ではありましたが、説明になんと1時間以上もかかりました。
飼い主は分からないことがあれば話の途中で質問し、彼女が理解するまで分かりやすく説明を繰り返していました。
1時間以上経過したところで、ガチャガチャする音と「あれ?」と言う院長の声がして電話はプツッと切れました。
あとで聞いたら、他意はなく、やはりポケットの中で間違って通話ボタンが2回押されただけだったようです。
しかしながら、筆者は、その院長がいかに飼い主一人一人を大切にしているかを再認識したわけです。
その動物病院の獣医師は、院長の他には奥さんしかいないので、この1時間以上の間に、奥さん獣医師は心の中で毒付きながら、裏で何頭も捌いてるんだろうなと苦笑しましたが。
彼のような獣医師は他に何人も知っています。
「3.分からないことはまだあるけど、忙しそうでこれ以上聞けない」タイプの獣医師も多いです。
獣医師側からすると「もっと詳しく説明したいけど、他にも病気の子が沢山待っているからこれ以上時間をさけない」のです。
「1.分かるように説明してくれない」、「2.聞くと嫌そうな顔をされる」獣医師は、根っからのコミュ障だとしても論外ですね。
飼い主がモンスターで、過去にトラブルがあり、その人に転院して欲しくてあえて冷たい態度を取っているなら仕方ありませんが、そうでなければ、話したがらない獣医師は、飼い主の質問に十分に答えられるほど自分自身が理解できていない、若しくは、飼い主のことを「話してもどうせ分からないから無駄」と馬鹿にしているのだと思います。
筆者は動物用医薬品の開発関係の仕事をしているため、そんな獣医師と付き合ったことはありませんが、飼い主を馬鹿にする獣医師は、動物のことも馬鹿にしている可能性があると思います。
人間的にも技術的にも優れた獣医師は沢山います。
獣医師1~2名の病院であれば、優れていても費用は比較的低めです。
予防医療でかかっているうちに論外獣医師かをしっかり見極め、何かあったときは、人間的にも技術的にも優れた獣医師に大切なペットを預けて欲しいと願います。
【追伸:ワクについて】
筆者の大切な家族、オキナインコのワクを滞在先の軽井沢でロストし、2カ月以上経ちました。
動物病院の選び方と諸々 ~ペットと飼い主の幸せのために~ (ameblo.jp)
ワクは慎重な性格ですが人懐っこく甘えん坊で、うちに来た客や工事の人の肩にも自分から飛び乗るような子なので、9割方、どなたかに保護され飼われていると思っています。
その方が動物好きの優しい方であるのは間違いなく、ワクを帰して頂けたら誠心誠意お礼をさせていただきます。
ワクがどんな子かは、コチラに記載しています。
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