前回からの続き
モーツァルトフルートコンチェルトCdur 2楽章
出だしのラの音はアルペジオを吹いて音色気をつけて
この音はブツっと切れないように余韻を持って吹くように
他の箇所でも余韻がかなり求められる曲なので都度注意された箇所は気をつけてください
大体フレーズの終わりにはデクレッシェンドの指定があります
その箇所の音程と音の抜きの時にブツっと音が切れてしまう時が多かった気がします
この音程を保ちながら音を抜くだけでも大変なところに余韻やら、柔らかさなどその他のオプションがあるからほんとに難しいと思います
Aの4小節目の音の抜きは柔らかさを出すように
その次に来るフォルテはよく歌いましょう
歌って言った先のBの前は落ち着きを持って
Bの3小節目の3拍目はテヌートがついているので柔らかさをもって切れないように
10小節目は体の動かし方に注意です
下に向かって吹きすぎてしまうのでもっと体を広げてクレッシェンドとデクレッシェンドを吹いていきましょう
Cの4小節目の跳躍高い方の音が飛び出すぎないように
トリルの箇所は指の練習をしておくこと
指にできるだけ力を入れない事とトリルをした時に楽器が下がらないようにしておくことも大事です
短いクレッシェンドであっても必ずお腹の移動をしてください
理由としてはお腹の補助があることでそんなに息を使う必要がなくなります、息のスピードもそこまで上げる必要もなくなります
息のみで吹いていくとどうしても音が毛羽立ってくるのでこの曲では特に気をつける必要があります
7小節目の16分音符のスラーとスタッカートなら組み合わせの時に目と眉毛意識して下さい
Dの6.7.8小節は音符数が多いですが焦らずに流れを意識して吹きましょう
1つの塊が次の塊の頭の音を目指して流れていくイメージで吹くと上手く繋げられると思います
この曲は音の勉強するのにはもってこいです
指をパラパラ回すよりも全然難しいです
丁寧に仕上げて沢山色々な事を吸収できるようにしていきましょう
それではまた⭐︎