日本に帰ってきて早1ヶ月。
帰ってきた翌日には出社して、
年明けにはすでに、日本にいた頃と変わらない勢いで仕事をしている。
夜11時までとか、夜中2時とか・・・。
アメリカにいた時には職場のみなが夜7時にはいなくなっていて、絶対に昔の生活には戻らない、というか戻れないと思っていたのに、
あっという間に、日本の流れに飲まれている。

一体何の為に、こんな時間までやってんだろう??
何が楽しくて、こんなにがんばってんだろう??

アメリカに1年間行って帰ってきても、
全くと言っていいほど、何も変わっていない周りの環境。
ユーザー側を経験したからか、自分のコンサルタント・ベンダーという立場に、
まして、以前よりもつまらない仕事をしているように思えてしまう。

Apple computerのCEOで、最近DisneyによるPixar買収で、筆頭株主となり、また世間を驚かしている、スティーブ・ジョブス。
彼が、米国のスタンフォード大学の卒業式で行ったゲストスピーチにこんな名言がある。
“Your time is limited, so don't waste it living someone else's life.”
“Stay hungry, Stay foolish.”
毎日、出掛ける前に、「今日これから行おうとしていることは、今日死んでしまうとしても満足していることか?」と心に尋ねるそうである。

果たして今、日本に帰ってきて行っていることは、自分がやっていてハッピーなことなのか?
こんなことを考えるのも、アメリカから帰ってきて、ちょっとしたカルチャーショックにかかっているだけなのか?
訳が分からん。。。

下は、そのスピーチのリンクです。
http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html (英語原文)
http://www.hnakamura.net/archives/000416.html (スピーチ内容録音)
http://www.iam-t.jp/wadachi/etc/jobs2.html (日本語訳)

明日は引越し。。。
アメリカ滞在時に持っていた携帯を解約した。
なぜ帰国前に解約しなかったかというと、契約満了前に解約すると違約金を払わなければならなかったから。
1年間での契約で、11日でちょうど1年だったから、それが越えてからの連絡となったわけ。

アメリカ以外からの問い合わせ用電話番号に電話し、3分待ち。
出たと思ったら、違う部署で3分。
Terminationの部署に着いたと思ったら、担当者、何も知らず、一端切り、掛けなおされる事に。
1時間後ようやく掛かって来て、やっと手続きが完了したのは、結局数時間後だった。。。

ただ、契約していた携帯キャリア Cingularは、24時間コールセンターがあったのは、滞在中も助かった。
契約時に払ったDeposit$500のCheckは、ニューヨークの友人宅へ届けてもらう事にした。

これで、アメリカでやり残した手続きだった携帯電話も、ついに終わった。
気分的には、いよいよ、日本へ完全帰国である。
本当に帰ってきちゃったなぁ。。。
アメリカから帰国して3夜明けて、今は実家でのんびり。
実家は埼玉にあるが、静かな所。
来月中にまた一人暮らしを始めようかなと考え中。
次は西新宿か、神楽坂とかかな。

アメリカ滞在は本当にあっという間に終わってしまった。
まだはっきり言って、一時帰国のような感覚。
でもアメリカへの帰国チケットはない。

アメリカに住んでいたのが、まるで「夢」だったかのようにも感じる。
3日前まではマンハッタンに住んでたんだぞ!と自分に言い聞かせても、なんだか響かない。
徐々に日本に慣れていきたいと思います。
でも染まらないように。

すでに年末休みに入っており、3日までお休み。
4日からは表参道で当面働きます。
またビジネスマン生活をがんばるぞ。
その前に正月使って充電だ。
今日でアメリカ滞在が終了する。
思えば去年の12月頭、めちゃ寒いニューヨークに降り立った。
旅行で、出張で来た事のある街だったとは言え、右も左も分からず始まったこのアメリカ滞在。
今ではこの国、非常に近く感じる。
ニューヨークでの語学学校、西海岸Berkeleyで過した8ヶ月間のIDP(留学生用Pre-MBAプログラム)生活、ニューヨークでのインターン生活。
滞在での出来事と経験は、正直語りつくせない。
自分の人生において、非常に大きな期間であることは確か。
これ以上ない、充実した1年1ヶ月だった。

一緒にがんばった仲間、各国からの生徒達に出会え、いろんなことを話し、一緒に旅に行ったこと、これが今回の滞在の成果だと思う。
みなそれぞれの道を歩き出し、ある人は自国に帰り、ある人はそのままこの国に残りがんばっていく。
進む道はそれぞれだけど、
本当にかけがえの無い経験をありがとう。

次の目標にセットした2008年9月に向けて、またがんばっていきます。

日本での生活心得。
1. 目標を忘れない。
2. 日本の嫌な慣習に飲まれない。
3. 仕事に全力を尽くす。
4. 時間を無駄にしない
5. 人生を楽しむ
昨日買ったM-bag用のボックスに書籍を詰めるだけ詰めて、再度夜中のUS Postalへ。
なぜ夜中かというと、昼間は長い長い行列(30人以上は並んでいる)で、窓口まで1時間半は裕にかかるから。
ということでまた夜中。昨日は1時過ぎでまだ人がいたから、1時間遅く行ってみる。
15人待ち。夜中2時過ぎだぞ。なんでこんなに人が。。。
3つの窓口で1時間待ち。1人につき12分。人によっては30分以上も粘っている輩もいる。
何をしてるんだろう。。。
絶対にまた伝票を書くので時間を取られると想定して、昨日の内に必要な伝票を「窓口」で聞いて、「外にいた責任者」にも確認したら違う伝票だと言われ、言われた伝票を持ち帰り、記載しておいた。
いざ窓口に辿り着く。すると、
「This is not the slip for M-bag.」
「I was told from the guy that this slip was the one for M-bag.」
「People at not a window don’t know.」
自分の英語力の問題か?それはない。そんな簡単な事を取り違えるほどではない。
ありえねぇ。窓口を離れ、伝票書き直し。責任者知らん振り。あなたがこの伝票って昨日言ったんじゃ。。。
おばちゃん、信じなくてごめんなさい。。
2時過ぎに着いて、結局終わったのは夜中3時半。
あまりにも脱力感に見舞われたので、ざっと書いてみた。
さぁ、寝るぞ。
明日から、MTA (NYCの地下鉄とバスを運営している団体)が、経営陣と従業員との間で賃金や社会福祉に関して合意が取れず、25年ぶりにストライキに入る模様。
今もテレビではそのニュースがずっと流れている。
どうなるのやら。。