帰国が近くなり、いろいろとパッキングをしている今日この頃。

バスケ選手の藤野(ただいま怪我にて戦線離脱中)と晩飯を食いに初めてAstoriaに行った。
ギリシャ人街のこの街、行ってみてびっくり。
とても落ち着いていて、特にメインのBroadwayはとても栄えている。
マンハッタンからも地下鉄で約20分と、中々の穴場。
またもやアメリカにいる日本人や、学校の話、将来の話、高校の同級・後輩の現在等、いろいろな話をしていてあっという間に夜中。

1時過ぎにマンハッタンに帰り着き、US Postalへの用事を思い出す。
用事は、「M-bag」用のShipping cartonの購入。
「M-bag」とはUS Postalのサービスで、「本」に限り、ある一定サイズの布袋に入るボックスであれば、いくらでも詰めて、重量制限なく国外へ格安で郵送できるというもの。
ただし「本」だけ。ドキュメント類はだめ。(Postalのおばちゃんに再三確認済。documentとbook、同じ紙じゃんか、何が違うんじゃい。と思うが。。)
日曜の夜中1時過ぎにまさか人なんていないだろうと思って行ってみたが、さすがニューヨークなのか、びっくり、10人くらいが並んでいた。
そしてUS Postalの客のさばき方の遅さはもはや定評なのか、とてもとても遅い。
4つの窓口で8人の待ち客。自分の番が来るまで、30分掛かった。。(1人に15分。。)
みな窓口で、なぜか時間を掛ける。物を送るだけなのに。。
物品の郵送なら、自動受付機械があるのに。

当然と、自分のサービスについて「知らない」と答えられる。
日本ならありえないサービスレベル。
なんで世界一の大国なのか、不思議になるときが多々ある。
面白い国である。
比べて日本のサービスレベルには感動するものがある。時に過剰かと思うけど、本当に住みやすい国。

いよいよそんな日本への帰国が近付いてきた。
最終週はいろいろと忙しくなりそうだ。。



12/11 (日)
今日は韓国人の友達と共に、高校時代のバスケ部後輩で、バスケットボール選手としてNYCで活躍している藤野の試合を見に、Hunter Collegeへ行った。
対戦カードは、Strong Island Sound vs Harlem Strong Dogs。結果、107 vs 99。
残念な事に、藤野は昨日の試合の怪我で出場はしていなかったが、
ゲーム内容は、前半SISが18点とリードするも第3Qでシーソーゲーム、第4Qで一気に勝負がついた。

試合会場に入ったときに、今日の日記のタイトルを思わせる出来事が。。
受付にて、藤野がチケットを取ってくれていたので、自分の名前を言う。
そこで受付の人の顔を見ると、何か見覚えのある顔。でも、ここにいるはずないしなぁと自分の頭が処理していない。
でも、その受付にいた彼はなんと、高校時代のバスケ部仲間、安達だった。
彼は現在、NBAのチームNJ Netsでインターンシップをしているらしい。
彼もまさか俺がNYCにいるとは思っておらず、苗字を見ただけでは到底判断が出来ず、しばし時間が止まった。
それにしても、奇跡。まさか高校のバスケ部仲間にNYCで会うとは。。
ってか、藤野、その事を俺に伝えておいてくれよって話もあるが。。

試合の後、コリアンタウンにBBQを食いに行き、その後はカフェで談笑。
昔話、現在の話、今後の話、とてもいい時間を過ごせて、ちょっとした同窓会でした。

様々な友人達が世界でがんばっている。着実に世界はどんどん縮まってきている気がする。
つくづく自分ももっとがんばろうと思わされる。

藤野、今回の怪我はメンタル的にも厳しいだろうけど、リハビリをしっかりやって、復活を信じてるぞ!
今後の自分の身の振り方について、今までずっと考えてきた。
そもそも今回の米国留学も、元々海外志向だったのに加えて、日々の仕事に埋没してしまっていて、環境を変えて自分を見つめ直したかったから応募した。

仕事で知り合い、自分が勝手に尊敬しているビジネスパーソンの人とのメールやり取りで、
「1年後、3年後、5年後に何をしていたいのかを考える。それが見えれば、今の自分に何が足りないか、今の会社を去るべきか、何をすべきかが見えてくる」とのお言葉を頂いた。よく言われるキャリアプランなんだけど、実際にとても重要なこと。
最終ゴールはまだ見えていないんだけど、また日本で当面は修行して、2008年の9月を目処にまた、海外に出ることをスケジュールした。場所はおそらくヨーロッパ。

今回のインターンシップが終了するともらえるアメリカでの1年間のワークパーミット「OPT (Optional Practical Training)」。折角の機会だから、今回これを実施してしまおうかとも考えたけど、時期尚早。
経験もビジネススキルも語学力も、まだアメリカの企業社会で生き抜いていく力は自分には無いと判断。
今の自分はまだまだまだまだ「未熟」で、コミュニケーション能力は高くなってきているものの、仕事人経験が足りない。マネジメントのスキルも足りない。
それに、日本のビジネススタイルはいろいろ国際的に見て変な所もあるんだろうけど、日本のビジネスが世界でも大きな役割を担っているのは事実。それを学ぶことは絶対にプラスであると信じているし、今の日本の会社で学べることがまだまだたくさんあるし、自分の置かれているポジションは、決して悪いものではない。

自分の設定した近未来2008年9月には自分は29歳。「半熟」くらいの自分になっていればいいなと思う。
日本に帰国して、どっぷり日本社会に染まって腐ってしまわないように書いてみた。
帰っても勉強っと。



週末を使ってボストンへ。
車で約4時間。ちょっとなめていただけに、案外遠かった。
マンハッタンを出てI-95を北上、途中他のFreewayを利用し、最後はI-90へ。

午前中に用事があり、マンハッタンを出たのが1時過ぎと遅かったので、着いたのは6時頃。着いたら現地の会社の先輩と合流し、ボストン街巡り。
Backbayというエリアに連れて行ってもらい、晩御飯はシーフードで有名な店へ。
その後Jazz clubを2軒はしご。
1軒目は「Wolly’s café Jazz club」という所で、ここで常時プレイできると、かなりの腕前であるとのこと。Berklee College of Musicがあることもあり、若手プレイヤーが多かった。ニューヨークでは、大御所達の演奏を聞くことが多かったからか、パフォーマンスがとても若くエネルギッシュな気がした。
(と言っても全く知識は無いので、あくまで個人的感想。)
2軒目は「Bob’s」。ここでもJazzのパフォーマンスがやっており行ってみる。バンドのキーボードの女性は日本人で、一緒に聴きに行った人のお知り合い。
美人キーボード奏者。その女性はバンドを現在8つやっているそうだ。。音楽で生活していく。
かっこいいようだけど、思いっきり体力仕事で大変、とも言っていた。
なぜキーボードかと聞くと、昔はピアノをやっていたんだけど、ピアノは持ち歩けないし機会が減るから転向との答え。芸術家の答えと思って少々感情的な何かを期待していただけに、なんとも現実的な答えだった。
夢を叶えている人、でも、現実の生活を維持していくには、日々日々すさまじい努力が必要なんだなぁ。
こうしてBoston nightは過ぎていった。

日曜日は先輩はスノボに行ったので、一人で街をぶらぶら。
と言ってもこの日は雪が降り、街は雪化粧。とても寒かった。。
ボストンには、HarvardやMIT、BU等、全米でも有名な大学が集まっていて、街自体が大学で作り上げられている印象がした。
レンガ造りの建物が多く、街はヨーロッパ風。
とてもいい雰囲気で、いつかまた来てみたいなとか思ってみたり。
HarvardのThe Coop (生協)で、大学Tシャツを購入。
それに、アメリカ西海岸滞在時代に愛飲していた、「Peet’s coffee」の店を発見。
NYCで見かけられなかったので東海岸には進出していないもんだと勝手に思い込んでいた。久々の味。うまかったなぁ。
それにしてもなぜNYCには進出しないのだろう。競合が多すぎるからか?
Peet’s coffeeのMochaを片手に、車をマンハッタンに向けて走り出させる。

帰路でNYに住むDavidから連絡。OPTに関する資料が返却されてきたとのこと。
どうやらNY在住者は、Calofornia州ではなくVermont州のUSCISに書類を送付しなければならないらしい。彼は以前手続きを行ったことがあるのでプロセスを理解してくれているからとても話が早い。
ということで、Davidの家に寄ることにし、ついでに晩飯を一緒に。

そんな感じで12月頭の週末は終了した。
正味1.5日しか滞在できなかったけど、ボストンの街を感じることができたいい週末だった。先輩ご案内ありがとうございました。


自分は買わないと思っていたのに、
思いのほか、写真やらデータやら音楽やらがパソコンに貯蔵されてきて、
ついに音楽を持ち出す気になり、"new i pod" をインターネットで購入。
新しいi podでは、音楽に加えて、写真や動画も格納する事ができるようだ。
音楽を取り込もうと思ったら、写真がなぜか取り込まれた。。

インターネットでの購入の場合、裏に文字を刻める。
自分への言葉を刻みました。
毎日見て、がんばるぞ、と。

今週末は、Bostonへ車で行って来たいと思う。
せっかく買ったi podを、車につなぐ機械を買いそびれた。。。
今回はCDを持ってくかって、意味ないじゃん。。。