暑い日が続いております
暑い、暑いと休みの日をぐーたらしている自分にエールを送る意味で観てきました
ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE
頑張る走るハリウッドおぢさん俳優、トム・クルーズ主演のシリーズ最新作
トム・クルがスタントマンを使わず超絶アクションをする痛快アクション映画
トム・クルだってこんなに頑張ってるじゃない・・・と自分を鼓舞させるべく足を運びましたよ
今回の目玉はこれ
崖上からバイクで飛び降りパラシュートで列車に飛び移るというもの
もう、グーの音も出ませんわ
こんなアクションを本人自らがやるなんて
物語は・・・
IMFのエージェント、イーサン・ハントに、新たなミッションが課される。
それは、全人類を脅かす新兵器を悪の手に渡る前に見つけ出すというものだった。
しかし、そんなイーサンに、IMF所属以前の彼の過去を知るある男が迫り、
世界各地で命を懸けた攻防を繰り広げることになる。
今回のミッションはいかなる犠牲を払ってでも達成せねばならず、
イーサンは仲間のためにも決断を迫られることになる。<映画.comより>
前々作から登場しているイルサ(レベッカ・ファーガソン)救出に向かうイーサン
物語冒頭、イルサがあるモノを所持している事からこのミッションの話に繋がるんだけど
その説明の件がオープニング早々ながらいいんですよ
イーサン登場シーンが毎度のことながら拍手
走る、走る、はしるイーサン
トムも今年で61歳だって
元気すぎるでしょ
いつもの3人(イーサン、ルーサー、ベンジー)
今回はある重要な物(あらすじにある新兵器)にアクセスするキーを奪還する話なんですけど
その重要な物っていうのがね
ネタバレになるので詳細は省きますが、オカルトや都市伝説にちなんだようなモノ
前々から噂されていますが、ハリウッドの超メジャー作品にでも題材として
扱われた事にちょいとビックリ
という事はあながちありえる事なん?・・・と背筋がゾゾっ
毎度、市街地でのド派手なカーチェイス・シーンがありますが今回はローマで
ガッシャン、バッコン
スゴイ事になってました
尺もまぁまぁあるし、これだけでお腹いっぱい
右の女性が新たなヒロインのグレース(ヘイリー・アトウェル)
女盗賊でそんな重要なキーとは思わず盗んでしまったが故に巻き込まれてしまう
手錠されている2人が運転するカースタント
運転も代わる代わるで面白過ぎる
とにかく撮影班にあっぱれ
もちろん演者の頑張りもそうですが、関わりのあるすべての人に拍手、拍手です
舞台は変わり、イルサも合流
ここでも走ります
今回の敵・ガブリエル(イーサイ・モラレス)
イーサンの過去に関わる人物でミステリアスな雰囲気ながらも冷徹
ガブリエルの邪魔により、列車合流地点で飛び移れず
その為、崖上から決死の大ジャンプになるのでした
うひょーーー
メイキングによればリハも含めてトムは100回以上飛んだそうな
劇中ではカメラマンも一緒に飛んで、降下しているトムの横顔を写すシーンもあるんだけど
風圧で頬がぶるん、ぶるん揺れまくり
ここのスタッフ、いかれてますわ
屋根上での肉弾戦
この列車に飛び移る所ではゲラゲラ笑ってしまった
だってコントそのものなんだもん
シリーズ通じてですがイーサンだって完璧じゃないんだよ感がちょこちょこあるんですよね
それもまた良し!
そして一難去ってまた一難
この辺りの畳み掛けは流石
どうせ助かるんでしょ・・・って思いつつもドキドキ感が止まらない
楽しませて頂きました
評価は85点
安定した面白さです
とにかくアクションがスゴイ
派手さでは前作のミッション:インポッシブル/フォールアウトの方があったかな
でも見劣りしないですね
テンポも良く、あっという間の164分でした
Part2は2024年公開予定
重要アイテムはまだどこかに眠ったままだし
ガブリエルとの因縁も決着しないとだし、楽しみは尽きませんね
はよ、観たいわ
新次元の劇場体験へ
特別映像
もう1本はこちら
ミンナのウタ
「呪怨」シリーズや「犬鳴村」などの恐怖の村シリーズを手掛けた清水崇監督の最新作
清水監督は日本のホラーメイカーで気になる監督さんですが
「犬鳴村」の観た感想、そして他の恐怖の村シリーズの評判があまり芳しくないようで
当初は観るつもりはありませんでした
清水監督の怖いシーンの演出は好きなんですけど
物語としては粗いというか、緻密に作られているとは思えないんですよ
ですが、よく見るYouTubeチャンネルで清水監督がゲスト出演した回を見てみると・・・
この3つの回でのフリートーク的な部分の会話が面白くて観てみたいと思い
出かけた訳です
物語は・・・
人気ラジオ番組のパーソナリティを務める「GENERATIONS」の小森隼は、
ラジオ局の倉庫で「ミンナのウタ」と書かれた古いカセットテープを発見する。
その後、小森は収録中に不気味なノイズと少女の声を聞き、行方不明となってしまう。
事態の解決を急ぐマネージャーの凛は、元刑事の探偵・権田に捜査を依頼。
メンバーたちに話を聞くと、彼らもリハーサル中に少女の霊を見たという。
やがて霊の正体は「さな」という女子中学生であることが判明するが、
彼女が奏でる呪いのメロディによって恐怖の連鎖が引き起こされていく。<映画.comより>
これ、面白いのがLDHのダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」が
まんま本人役として出演しているところ
自分はメンディー君くらいしか知らなかったけど、これは事務所の企画とゴリ押しが強そうで
邪魔くさいなと思いましたが・・・
まずは小森君がおかしくなっていく
マネージャー・角田凛役の早見あかり
実際でもこんな若くてきれいなマネージャーさんなんだろうか
マネージャー・角田が呼んだ探偵・権田役にマキタスポーツ
GENERATIONSなんて知らんというおじさん世代代表
・・・という事でメンバーの顔と名前を覚えずの序盤では舐めてタカをくくっての仕事ぶり
他のメンバー達にも徐々に影響が及んでいく
写真右の中務君は実際もそうなのかは不明だけど、霊感有の役どころ
数原君にも・・・
こんなのが見えてしまう
なんやかんやがありまして・・・どうやら昔にリスナーが投稿したテープが原因のようだと
そこに探偵・権田がかぐや姫の解散ライブのテープの怪談を引用
逆再生してみると・・・
記載住所からリスナーの元へ
そこは廃墟になっていた
ここでも怪異が
さなの目的は?
怪異は治まるのか?
そして、GENERATIONSメンバーの運命やいかに!?
ビックリ・シーンや恐怖の見せ場はやはり上手い
そういうところの演出は楽しめました
しかし、呪いの発動というか、きっかけとなる事象と対象が拡がる流れ
この辺りのロジックが行き当たりばったりというか明確ではなく
実際の怪談とかでも理不尽な事象もあるから、そういうもんでしょ、と言われると
そうなんですけど、映画という物語なので因果応報的な
話の繋がりがもっと分かりやすくても良かったかなと思う
評価は70点・・・かな
物語冒頭に感じた事務所ゴリ押し感は作品全体ではさほど感じませんでした
その辺りのさじ加減はまぁ良かったです
先ほども書きましたが、霊の正体「さな」の目的、思い、因果という一連の流れが
スムーズじゃないっていうか何というか・・・
理にかなってない感じなんですよね
こうだったからそうなって、あーなるでしょ・・・みたいには自分の見解ではならなかった
もうちょっと脚本の練り込みが必要なんじゃないのかなぁ
ラストも相変わらずで・・・もう、そろそろそういうのは卒業したらって思いました
色々な含みがあるんでしょうけど、それはその時が来たら、また考えれば良いだけで
あれで終わると、じゃあ、なんであの時、あーなったの?ってなるんです
詰めが甘いというか、製作委員会の方々にもっと頭をひねりましょうよって言いたい
とはいうものの、総じてまぁまぁ楽しめました
若い子やコアなオカルト・ファンではなければオカルトやホラーの触りという部分で
キャーキャー楽しめるのではないかと思います
このメロディー、口ずさんだら 終わり