2月に観た映画(2020年) | 足立区からの物体X

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ロックが好き、映画も好き。そして、たいやきが大好き♪

そんな自分は今、滝巡りにハマっています

不定期ながら訪瀑記を中心に色々と書き綴りたいと思っています

今年は暖冬で大方、過ごしやすい日々を送れましたニコニコ

そのあおりじゃないけど、氷瀑を見るチャンスというか気持ちも薄れていまして・・・

そんな中、先日訪れた氷瀑の写真を載せておきますキラキラ

 

栃木県日光市の不動の滝

 

栃木県日光市の夫婦滝・雄滝

 

栃木県日光市の夫婦滝・雌滝

訪瀑ブログは順次、アップしていきますニヤニヤ

 

 

 

それでは2月に観た映画の紹介です映画

まずはこの作品

犬鳴村

実際の心霊スポットを舞台に、この場所の怪談や都市伝説を抽出して製作

監督は呪怨シリーズの清水崇ひらめき電球

 

この映画の舞台、犬鳴峠の怪談話(稲川 淳二さんの怪談ね)も知っていたし

呪怨は当時、ハマッた作品でした(自分的にはビデオの1作目の呪怨が一番怖かった&好き)から

清水監督ということで興味がありましたニヤリ

 

物語は三吉彩花が演じる主人公の兄とその彼女が犬鳴村に

肝試し的な感じで訪れる所から始まります汗

ま、興味本位でヤバい所に行っちゃうとまずい事になりますよ、と順当に事が起こりまして・・・ドクロ

それから主人公・奏の周りで不穏な事が起こり始めます

キャスティングはなかなか豪華でした拍手

 

主人公・森田奏役の三吉彩花ちゃん

きれいな顔立ちですラブ

映画『ダンスウィズミー』でも主役をやっていましたね

観てはいないけど、コメディタッチのミュージカルなのかな

あとTVで激辛料理を食べてましたね

たしかギブアップしちゃったけど、かなりの激辛クイーンです音符

 

まあ、なんやかんやで収拾するには犬鳴村に行くしかないという事になり・・・

 

行方不明の兄弟を探しに単独で向かうのですが・・・

 

はてさて、一体どうなることやら・・・

 

・・・と、こんな感じのストーリー

我ながら、ざっくり過ぎるかなと思ったのですが、詳しく書いてもねねー

 

そして感想ですが、まずは怖いシーンの演出なんかはお手の物って感じでしたグッド!

新しいエッセンスも入れたりして

冒頭のPOV風な映像も雰囲気出てましたし

 

が・・・

映画を観ながら、なんで、そうなるん?とか、それ、おかしくな~い?と思うことがしばしばえー?

いわゆるツッコミどころが満載・・・というとオーバーだけど、結構あるんですよねあせる

理にかなっていないというか、脚本が練りこまれていないのです

 

その為、その場の雰囲気で強引に乗り切った感が印象としてあります

今作は呪怨のような不条理な展開ではなく、元となる出来事からの因果応報なんですが

ちょっと脚本の頑張りが足りないですねチーン

 

そして、言わせていただくとラストも今時、それをやるぅ?って感じなんです滝汗

そうなる理由が皆目、見当がつかない

なんか製作陣の権力が強い古い感覚の人が「ラストはこうしちゃおうよ~」って

ゴリ押しでなった感があるんですよね

逆らえないから泣く泣くそうした、みたいな

真相は知りませんが・・・ガーン

 

これだと稲川さんの犬鳴峠の怪談の方がよっぽど怖かったです叫び

そんなわけで評価は60

いいトコどりをしたつもりがとっちらかっちゃった・・・そんな印象ですねアセアセ

 

 

 

次はつい先日観ましたこの作品

ミッドサマー

 

監督はヘレディタリー/継承 のアリ・アスター

ヘレディタリー/継承はスクリーンで観たのですが、

忙しかったのかブログには感想を載せてませんでしたショック

内容はオカルト・ホラーでキャストも含めて地味な作り

そこそこ面白かったという記憶もあって、観に行くことにしたのです

 

物語は家族を不慮の出来事で失った主人公のダニー(左手の彼女)

恋人が友人達と一緒に白夜のスウェーデンの奥地に行くというので同行することに

そこで白夜の祝祭を体験することになるのだが・・・というイントロダクション

 

優しい住人たちが住むその村の独特さと白夜が重なり、楽園のような雰囲気の中

とんでもない事が起こります叫びビックリマーク

ここから不穏な空気が流れ出し、白夜の非日常と合わさって狂気がジリジリと覆いかぶさってきます

 

行く末を暗示させる絵画

 

どことなく違和感を感じる村人達の笑顔笑い泣き

 

そして狂気の祝祭が繰り広げられて・・・ダニー達の運命やいかにガーン

 

外界からほぼ閉ざされたコミュニティの歪んだルールというかしきたりというか・・・

そこへ放り込まれた今時の若者達がどうなることやらという展開です

ヘレディタリー/継承でも感じましたが、監督のアリ・アスター、なかなかの曲者ですねニヤリ

良い意味でも悪い意味でも

 

これは意図的なことだと思うのですが、観ている側にも体験させる気にしようと

ジワジワゆっくり不快感を感じさせようとするあまり、地味な展開が続く、つづくあせる

上映時間も長くて148分びっくり

その間、ずっとじと~~とした展開で、眠りはしなかったけど疲れましたゲッソリ

 

正直なところ、自分はあまり楽しめなかった

くくりはホラーになるのかな

でもホラー的な要素はあまりなく、あくまでもこの村の異常なルールというか、

しきたりがホラーというね

エンタメ度はなく、不快感が漂いますわねうーん

 

SNSやネット社会の昨今、こんな事はありえへん、隠しきれる訳がないと思っちゃうので

自分には物語の世界観に入っていけなかった

テンポが良くない2時間以上の作品は観ていて辛いえーん

自分の都合ですがあせる

 

異様な雰囲気、不快感極まりない思いを感じたい人にはおススメといったところでしょうか

こちらも評価は60

時間が長い分、もう少し点数下げたい気もするけど、えげつないシーンもあって、

努力は感じられるから、ま、いいか真顔

万人向けではないかなぁ