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ブログタイトルにもなっている『勇気づけ』
聞き馴染みのない言葉だと思いますが、皆さんはどんなイメージが湧きますか?
・励ます
・応援する
・頑張れ!と声かけする
みたいなイメージでしょうか??
アドラー心理学における勇気づけとは
・困難を乗り越える力を与えること
・自信を与えてやる気を引き出すこと
『困難』と言っても、とんでもなく高い壁をよじ登ることができるようなエネルギーを与える、ということではないのです。
日常生活の中にもある
ちょっとした一歩を踏み出せるような力。
少し前向きになって行動できるような力。
そんな力を与えることを勇気づけと呼びます。
『与える』と言っても、例えばニワトリに餌を与える、というように外から補うわけではありません。
本来人間が持っている勇気を、適切な関り方によって引き出す、という考え方です。
適切な関り方とは、主にこちら側からの
声かけや表情、態度などです。
マニュアルがあって、こうすれば必ず周りを勇気づけられます!というものではなく、
勇気づけを学び試行錯誤し、気付いていきながら実践していくもので、非常に奥深く、続けることで変化を感じることができます。
私は息子たちへの勇気づけを学びたくて講座を受講し始めましたが、まずは自分自身が勇気づけられ自信がつき、その結果として子どもたちへの勇気づけができるようになっていっているなぁと実感しています。
(まずは自分が勇気づけられている状態であることが大切)
これから先、どのように成長するか(私自身も息子たちも)今からとても楽しみです
最後に、先日、長男(5才)の行動を見て勇気づけを実感したエピソードがあるのですが、
市のイベントに参加した時のこと。
広い会場でその中に体育館がいくつかあり、私たちが参加したイベントの他にも中学生の部活の大会が行われていました。
沢山の人がいる中で、帰りがけに息子が他の参加者さんと一緒に先に靴置き場に向かって歩いていきました。
(私は別の参加者さんと話していて、息子は知り合いの方と一緒にいるしまぁ良いかと思い、息子を追うことなく後から向かいました)
すると一人のパパさんが
「息子くん、廊下に1本落ちていた歯ブラシを『ゴミが落ちてる』って捨てていたよ、みんな素通りしてたのに偉いね」
と教えてくれました。
息子にとって自分より大きいお兄さんお姉さんや大人たちが皆が素通りしている、廊下に落ちた1本の歯ブラシを拾って捨てよう、と一歩踏み出せたのは、勇気づけの賜物だなと感じて嬉しくなりました