先日変更契約に関する記事を書きました
変更契約を終えたら、いよいよ部材が発注されてお家を建てることになります
その前に1度打合せがありました
現場監督との顔合わせ
です
これは地鎮祭代りのお清めの後に行われました
契約前から契約、そして打合せの橋渡しなども、基本的には営業の方が中心でやってくださいました
打合せは設計士さんやインテリアコーディネーターさんと行うので、営業の方がいらっしゃらない日もありました
ただ我が家の場合はメールで記録を残したかったこともあり(途中まではSMSとかでしたが、営業の方を変更したりしたので)何かをお伝えしたいとき、受け取るときはすべて営業の方とメールでやりとりをしました
これまでは営業の方が真ん中に立って、進めてくださっていました
しかし打合せもすべて終わり、お家を作る段階になったら現場監督の方が中心となることに
もちろん営業の方との関係性は変わらずあるのですが、現場のことは営業の方はあまり詳しくないので、何かあったら現場監督の方に直接連絡してください、という形になりました
本来はここで初めて現場監督の方とお会いするのだと思いますが、実は私たちは早々にお会いしていました
こちらの記事中盤に書いている、駐車場のチェックです
我が家は前面道路が狭いため、本当に今の設計で車を駐車できるかを事前に試したのです
その際に現場監督の方がいらしてくださり、一緒に確認してくださったので、すでにお顔は知っている状態でした
実はのちのち分かったことですが、現場監督の方も積水ハウスの社内の称号を持っている方でした
私たちは設計士さんもチーフアーキテクトという、積水ハウスの中で選ばれた方でした
インテリアコーディネーターさんも支店の中でベテランかつ大人気という方でした
これは揉めたから、ではなく、実は前の営業の方の時にすでに決まっていたのです
我が家は積水ハウスの中では間違いなく建物価格が安い方ですし、誰かからの紹介でもないし、誰かをすぐ紹介するような約束もないです
多分これは
空いている時期だったから
これに尽きるんでしょう…
住宅ローン減税が13年使える制度が一旦終わり、と言われていて、駆け込んだ方が多かったようですが、私たちは終わった直後に相談しに行っていたのです
結局13年使える制度自体がまた延長されたので、私たちも住宅ローン減税は13年使えるというラッキーなことにはなったのですが、この時期に契約する人めちゃくちゃ少なかったと思うんですよね
ふらっと行った展示場も週末でもガラガラだったし、支店も打合せ前半はかなり空いていたので…
そんなタイミングだったので、たまたま優秀な方々の手が空いていて、そういった方々に担当していただけたのかなと思っています
混んでいる時期だとチーフアーキテクトの方に設計していただきたくて、手があくまで待つ方もいらっしゃるようです
称号とかを持っている方にお願いしたい!という場合は、もちろん紹介とか他に手段はあるとは思いますが、空いている時期というのも狙い目かなと思います
そんなわけで、現場監督の方もキャリアがある方に担当いただけて少し安心していました
この日、現場監督の方との打ち合わせは1時間程度で終わりました
①仕様は正しいか
仕様に関しては変更契約前に設計士さんと細かいチェックがありましたが、再度外壁や床材など簡単に確認がありました
外壁や床材など再度確認をしたうえで、最終図面の受領をしていることについてサインが必要で、サインをしました
外壁や床などの仕様が間違っていると大変なことになりますからね…
かなり念入りにチェックしている印象でした
②上棟式はどうするか
地鎮祭をやらない場合は、上棟式もやらない方が多いようです
我が家もこだわりがないので、上棟式もなしに(上棟式は追加で費用がかかるのかは分かりません)
ただこちらも「良かったら柱に何か書きませんか?」とお誘いいただきました
営業の方はご自身のお家も積水ハウスの木造で建てていらっしゃるのですが、「息子がこんな風に書いたんです」と写真を見せてくださいました(そのワードが面白すぎて爆笑)
せっかくお誘いいただいたので、これもやることにしました
先に書きますが、揉めて書く気にもならなくなったので、結局やってないです笑
まぁ見えなくなってしまう部分なので、私のようなドライな人間はやらなくても後悔もないのですが笑、お子さんとかがいらっしゃる方は記念にやるのがよさそうですよね
鉄骨でも、鉄骨部分に書いたりするようです
そういえば地鎮祭の記事がアメトピに取り上げられ、しかも結構トピックスの順位が高かったようで…
地鎮祭をやらないなんて、良い家は建たないと思う、というメッセージをいただきました
ご自身の意見を送ってくださったので、そういった考え方もあるだろうし、そのようにお返事しようかと思ったら、メッセージ受信不可の方でした
一方的に送るアカウントなのでしょうか笑
地鎮祭や上棟式に意味があることは当然知っています
しかし選択権が与えられていることなので、やる・やらないは個々の自由だと思っています
ハウスメーカーの方からも「最近はやらない方がかなり増えています」とは言われていました
地鎮祭をやらないのは、大工さんたちの安全を守るためでもあるのに、大工さんが気の毒とのメッセージでしたが、もしかしたら大工さんの中には「やらなかったから、ちょっと手抜きしよー」という気持ちになる方もいらっしゃるかもしれません
人間がやることなので、そういった気持ちになってしまう方がいらっしゃるのは、仕方がない部分があると思ってます
ただ式典をやらなくても、感謝を伝える方法はありますし、もちろん常に安全で事故がないように願っています
地域や世代によって考え方が異なる部分だと思いますし、私は地鎮祭や上棟式をやらないことを誰かに勧める気もありません
友達から聞かれても「うちはやらなかった!」というだけであって、「やらないほうが良いよ」なんて絶対に言いません
ただ私は「高いと思ったし、やらなかった」ので書いただけです
また、地鎮祭や上棟式をやらないから良い家が建たない、と思う方はやったほうが良いと思います
もしやらなかった場合、建てたあとに見つかった不具合とかが「式典をやらなかったからかも…」と思ってしまうでしょうし
やらなかったお家を見て「あの家は良い家ではない!」と思うことは勝手ですが、結局住んでる本人が満足するかどうかの問題なので、式典をやらないから良い家は建たないと思う!と、直接言うのはちょっとどうかなとは思いました
今は家のことだけなく、様々なことが多種多少な時代です
自分の常識が、誰かの非常識になることもたくさんあると思います
ただこうしてSNSを通して、色々な考え方も学ぶ機会もあります
自分の意見と違う人を見かけた場合
「なるほど、こんな考え方もあるんだ」
と思うだけで良いのではないかなと思います
私もお家を建てるときたくさんのSNSで勉強させていただきましたが、色々な意見ややり方があって、本当に勉強になりました
新しい考え方もいっぱい学べました
「えーーー?!」と思うことももちろんあるのですが、こんな考え方があるのか、と勉強にもなるんですよね
ということで、我が家は式典はやりませんでしたが、やるのが当たり前の地域や世代の方からしたら非常識かもしれません
ただ、今の時代はやらない選択肢もある、ということについても知っていただけたらなと思います
③看板はどうするか
お家を建てるときは「○○邸」と看板に書かれますよね
これが通常フルネームで、我が家の場合は夫婦で半分ずつの所有なので、夫婦の連名になるとのこと
嫌であれば変更可能ですが、と相談していただけました
我が家は名字だけにしてもらうことにしました
「金泉」という名前は旧姓なので、違う名字ではあるのですが、フルネームってググったらすぐ色々なことが分かってしまいますからね笑
どんな人が住むんだろう?と思ってググる方がいるのも当然だと思います
名字だけだと結構よくある名字なので、検索には全く引っかかりません
この点を確認いただけるのはありがたいなと思いました
気になる方は着工前に聞くのがオススメです
④大まかなスケジュール
こちらの紙をいただきました
1枚目は工事の流れや注意事項、連絡事項が書かれていました
また工事担当者の関係性なども記載されていました
〇日~〇日が基礎工事、といった感じで日数の幅があり、かなり大雑把なスケジュールです
ただ天候とかの問題もあるので、これは仕方ないのかなと思っていました
このときは…
あとでわかるのですが、確かに天候とか他の現場の都合とかで、最初から〇月〇日に何をするというのは決められないと思います
でも我が家の積水ハウスの現場監督の方はいつ何をしているか、さっぱり知らなかったです
結局積水ハウスの現場監督の方は、私たちから見るとトップではあるのですが、実際の現場のトップは積水ハウスの下請けの積和建設の監督でした(施工管理者という方です)
積和建設の方も積水ハウスの子会社なので積水ハウスのグループではありますが、事務所は積水ハウスとは別の場所にありますし、綿密なコミュニケーションが取れているというほどではなかったです
積和の方が詳細なスケジュールを決めて現場を回しているので、いつ何をしているかを聞いても、積水ハウスの現場監督の方は積和の方に確認しないと分からないという感じでした
ただ私たちは積和の監督の方と会う機会は後半までなかったです
(通常は現場でたまたまバッタリ以外、お会いすることはないと思います)
結局我が家の場合は、積和の監督の方が申し訳ないですが非常に経験不足で、最後の最後はモノも杜撰に扱って目の前で壊されたりして変更となりました…
ちなみにその後代わりになってくださった積和の方は、ものすごく素晴らしい方でしたので、決して積和という会社が悪いとかではないです(SNSでは積和はダメと書かれることが多いですが…)
そんなわけで最初の打合せでは、かなり大まかなスケジュールだけ知ることができたという感じです
でも当時は何も気にならなかったので、この日くらいに基礎工事始まるのかなぁ、この日くらいに内装始まるのかなぁくらいの気持ちでした
⑤こちらからの質問
最後に質疑応答という形だったので、記憶にある限りでは4点伝えたと思います
1つ目はいつ現場に見に行って良いか
回答は「いつでもどうぞ!」でした
これはさすがだなぁと思いました
何時に行ってもOK、突然行ってもOK、現場の方に聞いて問題ないなら、もちろん中も見てOK
いつでもウェルカム、という回答で、いつ行っても自信があるからこそ言えるんだろうなと思いました
ただ夜だけは施錠されているので、中は入らないでくださいね、という注意くらいでした
夜入りたいときは事前に連絡をすれば、現場監督の方が一緒に行ってくださるとのことでした
実際突然行ったことも何度もありましたが、いつでも気持ち良く迎えてくださいました
2つ目は差し入れ
上棟式もやらないですし、かといって持参するタイミングが悪くて迷惑になってもよくないので、どうするのが良いか相談しました
回答としては、もちろん手ぶらで全く問題ないけど、もし持ってきていただけるなら内装工事以降が良いかなと思います、と教えていただけました
基礎工事や建方工事の時は、現場に見に行ってみて何人いらっしゃるかチェックして、見に行った後にコンビニなどに行って、いらっしゃる人数分の飲み物などを差し入れしました
内装工事になってからは人数が多くなるので、段ボールごと飲み物を持って行ったり、お菓子を大量に買い込んで置いてきたりしました
大工さん、結構糖分気にされているから、コーヒーは微糖がいいかも!という話も教えていただき、とても助かりました
あとは現場に行った際に、何が置いてあるかチェックしたりもしました
事前に伺っておいて良かったです
3つ目は雨が心配なこと
やはり木造なので、屋根がかかるまでの雨は当然心配です
基礎のコンクリートを打つ際は、乾かしている最中に雨が降るほうがむしろ良いみたいですが…
雨が心配であることはこの時お話したところ、比較的晴れが多い時期だと思うので大丈夫ですよーという感じでした
なおこの日渡された書類には「品質には影響を及ぼさない程度であれば雨の日でも工事を進める」との記載がありました
4つ目は施主支給について
施主支給(せしゅしきゅう)というのは、私たちがモノを用意して設置などをお願いするものです
ハウスメーカーによっては認めていただけなかったり、トラブルも多かったりするのですが、やっぱり安く導入できるのはメリットだと思います
我が家は小さいセカンド洗面の鏡やトイレットペーパーホルダーなど、いくつか施主支給する予定でした
設置だけを積水ハウスにお願いしたので、それをいつ持ち込むかを確認しました
このあたりなら大丈夫、という日程を教えていただき、ここで日にちも決めました
というのも、大きすぎて前の家に置いておくのが難しく、新居に届けてもらいたいものがあったので、配送業者にお伝えしなくてはならなくて
施主支給品をいつ持ち込むか、も早めに確認すると安心かなと思います
現場監督の方とゆっくり話す機会は意外となくて、現場監督の方と一緒に現場に行くのでなければ、このあとは引き渡しまでゆっくりお話する時間はほとんどない方も多いのではないかなと思います
せっかくの機会なので、疑問とかはしっかり聞いておいた方がよいと思います
これで「打合せ」と言われるものはすべて終わりでした
あとは無事にお家が建つのみ
打合せが全部終わるとちょっぴり寂しさもありました