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積水ハウス シャーウッド 2021年6月末完成
現在は完成までについて、時系列で不定期にブログ更新中
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我が家の打合せ記録を振り返ると、インテリアコーディネーターさん(以下ICさん)との打ち合わせは5回
短い日もあれば、丸1日朝から晩までの日もありました
ICさんとの打ち合わせは、通常もう少し回数が少ない方も多い気がします
我が家は何でも自分たちで決めたい!というのがあったので、出来る限りICさんとの打ち合わせも入れていただきました
ただ5回の打合せ、たった1か月なんです笑
1か月で5回打合せして、家の内装を決めることに…
正直このスピード感は今でも悔やまれるところで、営業を変えた話(こちら)がありましたが、前の営業がとてもだらしなかったせいで、バタバタ決める羽目に…という気持ちは、ずっと残ると思います
ただICさんが本当に丁寧に、スピード感をもって対応してくださったことは本当に感謝しています
今回の記事は個々の話を1記事にするほどではないけど、ICさんとの打合せで考えた、比較的細かい話を書いていきます
このタイルはどちらが良いだろうとか、このクロスをアクセントに使いたいとか、そういった部分はほとんど自分たちで考えています
ただ細かい部分こそプロの意見がすごく大切で、そういったところを細かくフォローしてくださったのがとっても良かったなぁと思っています
ICさんの進め方は、どうやら他の方を見ていると「提案をしてもらう」というのがメインになるようです
「ここのクロスはこれとか、これとかどうですか?」とICさんが良いと思うものをいくつか見せていただいて選ぶスタイル
そこに良いものがなければ、イメージをお伝えして探してもらったり
私の場合はせっかく選べるなら、自分で見て、探して、選びたいと思ったので、ICさんからクロスやタイルの提案というのはほぼなしです
こちらの記事に書いたように、カタログをお借りして、可能な限り見れるものを全部チェックして、さらにどこにアクセントを入れるかなどもほとんど全部自分で決めています
だから他人から見たらセンスがないと思うかもしれないけど、自分たちはとても満足しています
たとえ後悔しても、自分たちで選んだものなので自己責任ですし、あまり深い後悔にならないと思っています(これは多分性格もあるけど)
誰かに提案してもらった中から選んで、それがいまいちだったとき、どうしても「他にも良いものあったはず!」とか「自分で探せばよかった…
」とか思ってしまう可能性があると思います
特に提案してもらったのにイマイチだった時って、最終判断は自分で行ったとはいえ、気持ちとしては提案してくれた人のせいにしたくなってしまうものなんですよね
性格悪い、と言われるかもしれないけど、正直多くの方が「プロに提案してもらったのに」と思うのではないかなと
自分も思われる立場になることがありますし、思いたくなることがあるので笑
ただお家は数千万円の買い物です
そこに誰かのせいにしたい残念な仕上がりが残るのって、すごく悔しくて悲しくてガッカリすると思います
ありがたいことに後悔ポイントを載せてくれている人がたくさんいるので、色々な方の気持ちも知ることができますが、時間が解決してくれるとはいえ、新居に住み始めて毎日見る場所にガッカリするポイントがたくさんあったら、本当にショックなんだなということは分かると思います
少しでもそれを減らすため、我が家は可能な限り自分で決めるという方法にしました
メーカーによっては提案のもの以外は見せてくれないとか、色々と事情もあるかもしれないですし、多くの中から選ぶのが苦手な方もいらっしゃるので、みんながみんな自分で選ぶ方がよいとは全く思いませんが、後悔ポイントを1つでも減らしたい方には、最大限できることは自分でやるのをオススメします
さてICさんと打合せした細かいことを書いていきます
①タイル・クロス・床材の勝ち負け
タイルやクロス、床材を変えるときにどこで終わらせるか、という問題
例えばクロスの場合、この部屋はグレーの壁紙、この部屋はホワイトの壁紙と分けた部分がありました
クロスの貼り方を考えると、ここまではグレーのクロスになってしまう、という部分があり、問題ないかの確認がありました
クロスをどこで区切るのが良いか、というのは素人には分からないです
ここまでの壁でクロスを区切るのは良くないとか貼り方として無理とか、そういった部分もあり、完全にきっちり部屋ごと区別するのが難しい部分がありました
グレーの壁紙がお隣の部屋の端っこですが、一部残ってしまうところが出てしまったのです
その部屋は家の中で最も内装にこだわらない部屋だったので、クロスも床材もすべて、こだわらない部屋のほうを犠牲に
タイルに関しても、どこまでタイルにするか、床材も同様のことがあり、それらを「勝ち・負け」という表現で説明してくださいました
「ここはタイルが勝ちが良いと思います」という感じでアドバイスいただきました
分かりにくいのですが、ここはタイルが勝ちの部分です
壁一面のアクセントクロスだけならあまり関係なかったりしますが、隣の部屋と完璧に壁紙や床材を区別したいときや一部にタイルを使うときなどに出てくる話かと思います
貼り方などを知らないと分からないことが多く、これはプロじゃないとわからないという話がたくさんありました
おかげで仕上がりを見ても、ここはタイルが勝ちだから綺麗におさまっているなぁとかクロスはここで切り替わっているなぁとか納得できる形になっていました
地味ですが、「なんでここまでクロス貼ってくれなかったの…」とか思ってしまうと後悔に繋がるので、気になる方は切り替わる場所のことを質問してみると良いかもしれません
②見切り材
これは結構有名な話ですね
床と床が切り替わるとこにつけられる見切り材というもの
これが猛烈にダサかったということがあるそうです
我が家は特にこだわりがなく、お手頃な標準のものにしていたし、確か簡単に確認したかお任せしたか、というレベルではありましたが、ダサいものがあるのも事実なので、提案がなければ念のため確認したほうが良いと思います
③水回りのクロス
我が家の場合は1か所でしたが、洗面で悲しい思いをされている方をたまに見かけます
洗面のボウルと壁が近い場合、どうしても水が跳ねてしまい、クロスがダメになってしまうという問題
我が家の場合はこちらの記事に書いた極小セカンド洗面が壁に囲まれていて、水はねリスクがありました
そのためICさんから、ホワイトでも耐水性のあるようなものにしたらどうか、とご提案いただきました
クロスもカタログを見ると機能性が書かれています
防臭とか色々とあるのですが、正直どこまで機能性が高いのかなぁと思っていたりして…
ニオイに関してはエコカラットのほうが上だろうし、クロスでどれだけの効果があるのかは疑問でした
そんなこともあり、クロスは機能性では選ばなかったのですが、水回りは注意したほうが良いみたいでアドバイスいただけたので、アドバイス通り水に強いものに変更しました
洗面ボウルの横が壁のクロスになる方は要注意かなと思います
④クロスのおさめ方
1つ上の水回りのクロスとも関連しているのですが、通常クロスは壁の端や角で切り替わります
が、どうしてもそれが出来ない場合に、どうやっておさめるかというのを決めました
セカンド洗面周りに使う防水のクロスは、どうしてもここで終わりにした方が良いだろう、という場所があったのですが、そこが壁の端ではなくて
こういったおさめ方にすると、綺麗に仕上がるし、年月が経っても問題ない、という部分についても説明していただき、その方法を採用しました
素人では絶対分からないですが、他の場所と違う方法になるので、仕上がってから疑問に思うのではなく、事前に説明していただけてとても助かりました
私たちが猛烈に細かいからというのもあると思いますが笑、ICさんの細かい説明のおかげで、仕上がった箇所に疑問がなかったのは良かったです
クロスや床材を部屋などによって変えている方は、どこで区切られるかも確認されると良いと思います
⑤目地、コーキングの色
タイルとタイルの間や洗面やキッチンと壁の間を繋げる役割をしてくれる目地やコーキング
これも色があります
基本的には白が多いと思いますが、我が家はグレーのものが多かったので、どこが白でどこがホワイトか、1つ1つ確認しました
これは仕上がってからの変更は基本的に無理だと思います
が、かなり雰囲気が変わるので、小さいですが重要なことだと思います
目地の色、気になる方は早めに相談や仕様書を確認されるのをオススメします
⑥巾木
よく後悔ポイントでも見かける巾木
巾木は床とクロスの間のものですが、色やサイズなど様々です
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/027.png)
素材も違いがあり、耐久性や値段も変わります
お掃除も変わってくるので、意外と重要な検討ポイントだと思います
我が家は巾木は目立たせたくなかったので、標準で選べる最も高さの低いものにしました
が、クロスの色に合わせてブラックにしたいところがあり、ソフト巾木という木ではない素材を選んだりもしました
また普段目に入らないような箇所は、積水ハウスの木造一軒家の標準ではなく、シャーメゾンという賃貸の住宅で使われる標準のものにしてくださったりも
そちらのほうが少しお手頃だそうで、金額調整してくださってありがたかったです
巾木も標準がどんなものか、標準でも実は選べる場合もあったりするので、細かいですが確認されるのがおすすめです
⑦床とタイルの貼り方
以前たしかタイルの記事で書きましたが、床にもタイルにも貼り方があります
貼り方というのはタイルの場合は
芋目地
馬目地
というのが代表的かなと思います
タイルの貼り方で雰囲気も変わります
どちらの貼り方もできるタイルを使う方は、事前に検討が必要です
あとは我が家はテレビをつけるところに貼るタイルは、設計時点で細かい貼り方を決めていきました
タイルのサイズと貼る場所のサイズがぴったり合わないことが多いと思うのですが、その余り部分をどう処理するか、について事前に決めていました
タイルをどう切るか、によって見え方が異なる場合もあります
例えば壁に貼る場合、タイルの幅を切らないといけないときは天井の方のタイルの幅を小さくするのか、床の方のタイルの幅を小さくするのかも検討の必要があります
サイドも端っこに小さなタイルがあると、いかにも半端になってしまった感が出てしまうこともあります
うまく全体のバランスがとれるような配置が望ましいので、そのあたりもICさんや設計士さんともお話して決めていきました
もしかしたら担当の方によっては、ここまで決めていないかもしれないですが、見る人が見ると考えて施工されているか分かるポイントらしいです
また床の貼る向きも重要です
これもたまに後悔ポイントで見かけますが、床の貼る向きを間違えると、部屋が狭く感じることもあるようです
部屋の造りによってどの向きが良いかが違うので、こちらも相談しておいた方が安心です
仕上がってからではどうにもならないので
ということで、1個1個を1つの記事にするほどでもないなぁと思ったのですが、後悔ポイントにもなる可能性がある内容だったのでまとめました
私の場合はこれらはICさんと決めましたが、場合によっては設計士さんだったりと色々だと思います
また、勝手に決まっていて相談なく進んでしまうこともあると思うので、疑問がある方は積極的に伝えてみるのがよいと思います