うぐいす鳴いた

葉山にて、ハワイを思う。
畑に立てた風見鶏は、カタカタと音を立てて、
フラガールが踊る仕組み。強風のみに反応。
山の向こうから、朝日が顔を出した。
春の息吹
2週間ぶりの葉山。
車を停めて畑の横を過ぎ家に向かう坂を上っていくと、
うぐいすの声が出迎えてくれた。
まだ「リハーサル中です」という感じの、細く短い歌声。
あ、春が来た。
そんな、ちょっとした喜びがあった。
ふと見上げると、2週間前までは、まだ蕾が固かった花々が、
開花をまちきれない、という様子に蠢きはじめている。

今の時期は、桃の花が自然界のプリンセス。かきつばた?も、スタンバイ中。

元気をくれるイエロー。水仙もまだまだ。畑のすみで見つけた花。お名前は?

冬の女王、椿も健在。やや、春花におされがち。木々の新芽が輝きだした。
春を待ちわびているのは、生き物だけじゃない。
冬は陽のあたらない我が家も、春の日差しを待っている。

大家さんの畑に冬の初めに立派な葉っぱが育っていた。
なんだろう?と思っていたら、1月に見たら、中に白菜が入っていてびっくり。
育ち遅れた子は、今まさに白菜らしいけれど、育ちの早い子は黄色い花を元気に咲かせている。

友人に、失敗談をブログに書けば?、と言われたけれど、
それさえ書けないくらい寂しい出来栄えだった畑で、
やっと蕪が大きくなってきた。とうとう近日中に収穫予定。
その前に、記念撮影。八百屋さんに並んでいる大きさに育ったのは、10個くらい。

早朝の散策から家に戻り、こたつに入って窓の外を見ると、
可愛らしい鳥が木の枝に止まっていた。

その視線の先には、晴天の空と富士山。
空気が澄んで、今朝も気持ちがいい。
昨日は、2週間ぶりに波乗りを楽しんだ。
鵠沼でモモくらいの波で、ボードの上を歩く練習、のはずが、
やっぱり、楽しくって、練習をしないでフラフラと波を乗りつないでしまった。
今日は、ちょっとだけ波があるかも・・・と、
波乗り仲間のみのりちゃん情報。
これから、海に向かってみよう。
地上は春の気配にあふれているけれど、
2ヶ月遅れで寒さがくる海の水。
そんな中でヒザサイズの波でも、楽しんでしまう私たちを、
人は「サーフジャンキー」と呼ぶ。
冬のキャンプ

千葉でのキャンプは、一日は大雨に降られたものの、
思っていたより暖かく、過ごしやすかった。
焚き火を囲んでお酒を手に、和やかなひととき。
これまであったこと、これからのこと・・・
大笑いしながら、いろいろ語った。
穴掘れワンワン
アウトドアは好きだけれど、
キャンプに精通しているか・・・といわれると、
まったくの初心者。
なので、千葉シェルタープロジェクト(以下、C.S.P.)に
参加を希望したとき、実はその作業よりも、どう泊まるかが、
いちばん気になった。
以前に、オートキャンプは何度かしたこともあったけれど、
冬は初めて。めちゃくちゃ寒がりだから、眠れなかったらどうしよう。
一日早く到着していたT夫妻は、私たちが加わった日の朝、
起きたら辺り一面に霜が降りていて、テントのジッパーが凍っていたとか。
けれど、私達が加わった日からは、気温はそれほど下がらず、
思いのほか、快適に過ごすことができた。
さて、今回のメインイベントは、この土地に
キットハウスを建てること。

参加一日目。この朝、T夫妻が1トントラックをレンタルして、
往復2回かけて、家のキットを運んできた。前日のうちに、
水平をとる作業は終了していた。

土台になる枠を置くための、沓石(くついし)が、
並べられている。木枠で囲まれたところに家が建つ予定。
キットを使っているとはいえ、家を建てた経験は全員ゼロ。
あーしよう、こーしようと、
知恵を出し合いながら、力をあわせて、少しずつ作業は進んだ。
参加二日目は、雨で作業は延期。
参加三日目。残りはあと一日。
今日のうちに、基礎の沓石だけでも、なんとか済ませたい。
しかし、この作業が、ほんとうにたいへん。
水平をとった枠から張った水糸に合わせ、
沓石を置く穴を掘る。
がんばって掘って、高さを見ると、まだまだ掘り足りない・・・
ということがあったり、さっきは足りなかったから・・・
と思って、ずんずん掘ると、掘りすぎていたり。
ここだ!と思って、掘っていた場所が、5センチくらいずれていたり。

なんとか、穴21個を掘り、沓石の高さを調整して、
固定のためにセメントや砂利をまぜて・・・流し込む。
何回かのやり直しを重ねるうちに、
みんな、にわか職人のように、手馴れた感じに。
途中、犬の散歩で通りがかる近所の方々も、
この土地で何が始まるんだろう!!と、興味深々。

なんとか、日の沈む前に、基礎が完了。
このへんは、風が強いということで、
当初の予定より、セメント増量で、
基礎をしっかりと固めた(つもり)。
なんといっても、「The 素人」。
何が正しくて、何がだめなのかも、ビミョウに分からないけれど。
みんなの意見をあわせたので、きっと大丈夫だろう。
「玄人」から見たら、てやんでぇ、って感じかも。
しかし、やるっきゃない、という気持ちで、作業は進む。
こんな経験は、なかなかできないので、
「初めて」のことばかりだけれど、
ほんとうに楽しかった。
「冬のキャンプ」の練習にもなったし。
先週土曜日のいい波は逃してしまったけれど、
その価値があるくらい。
さて、この作業、あとどのくらいで屋根までたどり着けるのか。
今週末も、C.S.P.に参加予定。
*Mariaのブルーベリーチーズケーキ。
みんなの活力になったよ。ありがとう!!
ご褒美は温泉

雪不足の白馬に恵みの雪が。
昼過ぎに降り出し、夕方には銀世界。
あっという間に一週間!
二月の終わりの日曜日に、永井君が結婚した。
相手は、葉山の仲間のひとり。
海が大好きな、アクティブで素敵な女性。
逗子マリーナで行われたWeddingは、
前日までの悪天が冗談のような、穏やかな陽気。
さすが、二人の強烈なパワー。
式が始まるころには、陽が差し始め、
光あふれる心地よい披露宴会場で、
しあわせのお福分けを、たっぷり堪能した。
夜は、逗子のJ.J.モンクスという店で、二次会。
BEACH HAYAMAのスタッフや知人、
海でよく見かける人々が、どっさり集まり、
主役なしの三次会まで、飲んで、笑って、最高の一日だった。
この日のことは、また改めて、書くことにして・・・、
次の朝から、白馬に旅立った。
白馬の親戚の宿で、学生の合宿が入り、
大忙しの助っ人として3日間。
お役に立てたかどうかは、わからないけれど、
久々の調理場での仕事や客室の掃除・・・
新鮮なたのしみがあった。
お昼の休憩時間には、久々にスキーも。

岩岳のロープウェイ。ずっと降らなかった雪が、
この日から降り始めた。ラッキー!
子供のころから、スキーが大好きで、かなり真剣に通った時期もあった。
高校では、スキー部を作ったくらい。
でも、ここ数年、スノボーから、サーフィンに移行して、
すっかり雪山ともご無沙汰だった。
いつの間にか、板はカービングが主流だとか。
時代の流れを感じつつ、昔の感覚を思い出して、体重をぐっとかけてかっとんできた。
1時間も滑ると、足はがくがくし始める。
無理は禁物・・・と戻ってきて、次は温泉へ。

昔は海だったところが、火山の活動で起伏したこの土地。茶色に濁った温泉水はなめてみると塩味。
癒し効果も高いとか。木塀の向こうに庭があり、窓の外に眺めながらお湯につかる。

親戚の宿「高橋館」のある白馬新田の町からは、無料のリフトに乗って「岩岳の湯」の近くまで登っていく。
ぽかぽかに温まって、完全防備をしてリフトで戻る。遠くに山の稜線を眺め、ほんとうにのどかな気分。
木曜から、千葉へと旅立つ
白馬から戻り、一日おいて、次は千葉へ。
葉山の友人、T夫妻が、最近千葉に土地を買った。
そこに、ガレージハウスを建てて、サーフィンの拠点にするという計画。
キットを組み立ててハウスを建てるプロジェクト、C.S.P.に参加するためだ。
キャンプ道具一式を車に積み、海からの風が抜ける田んぼの隣の更地で、
テントを張って、作業が進む。
この模様は、次回アップ予定。
しかし、この一週間で、白馬、千葉と、
普段、暇にしている身としては大忙しだった。
体を使っていい感じに疲れたお陰か、夜はぐっすりと眠ることができた。
なにより、しあわせだったのは、一週間のうちに5回も温泉に入れたこと。
千葉は、白子温泉があって、こちらは海草のヨードたっぷりの温泉。
そんなわけで、疲れは一切残っていないのに、自分でもびっくり!!
Pancake Lunch

子供の頃大好きだった絵本、
『ぐりとぐら』の中に出てくる、
巨大なパンケーキを彷彿させる形状。
UFOのような形を四等分に切ってあるが、
いつもおなかいっぱいになって、
最後の一切れを残してしまう。
遅めの朝ごはんをたっぷり食べたので、
ランチは、パンケーキを食べに行くことにした。
目指すは、原宿、キディランドのすぐ側、カフェ「Montoak」の
ランチメニューにある、パンケーキのセット。
ドリンクとサラダがついてくるセットで、
私は、ソーセージ付きをオーダー。
「20分お待ちいただきます」と言われたけれど、
それほど待たずに、焼きたて登場。
ふっくらと焼かれたパンケーキの形は、
丸みのある型かフライパンで焼いて裏返しているのか・・・・。
昔、絵本の中で、ぐりとぐらが、大きな卵を発見して
森の中で大きなフライパンを使って焼いたパンケーキにそっくり!!
(といっても、絵本でお皿にのった図を見たわけではないので、あくまで想像だが)
Montoak のコレが好きな理由はもうひとつ。
ソーセージとベーコンが添えてあって、
甘いメープルシロップがかかっているのが絶妙。
アメリカ、コネチカットでホームステイしていたとき、
ホストマザーが、小さくカットしたベーコンを種に混ぜて焼いてくれた
パンケーキの味を思い出す。
うっとりしながら、ベーコンのソルティな脂と
バターを塗った甘いパンケーキを重ねて口に入れる。
ほんとうに美味しいのだけれど、
最後の1切れを残して、いつもおなかいっぱいに。
持って帰りたくなるけれど、
やっぱり、ここで食べるからこそ、なのだろう。
諦めて帰る、この心残りが、次回につながっていく。
原宿から、西麻布の器の店「桃居」に向かう。
友人の結婚のお祝いに、仲間数人と一緒に、
何か心に残るものを・・・と、作家ものの器を贈ることに。
この店は、土ものの器が特に充実していて、
作家さんの手のぬくもりや、センスを感じらる、
素敵な器がいつも並んでいる。
よく個展などもやっていて、買い物をしないときでも、
ちょくちょく覗く。
二人の食卓に似合いそうな片口の器を選んだ。
5年後も、10年後も、ずっとずっと、
その食卓の片隅に並ぶ存在になるといいなぁ。
波のち、昼寝

大家さんのおじいちゃんから
いただいた大根。土がついたまん丸の大根、
最初は、ずいぶん大きな蕪だなぁと思った。
甘くて、水分の多い、瑞々しい味がした。
波乗りのしすぎで、背中が痛い
最近、週末になると、なんだかいい波が立っている。
土曜日は、湘南、鎌倉方面は大きすぎてクローズアウト、
普段、波の穏やかなおなじみのビーチで、
ちょうどいいサイズの波に乗って遊んだ。
午前中、腰~胸?くらいの波に、
気持ちよく巻かれたり、かっ飛ばしたり。
入っている面子は、顔なじみなので、
和やかな雰囲気で波乗りできるのが
なにより、嬉しい。
さんざん遊んでヘトヘト、
お昼を食べに家に戻ってコタツに入っていたら、
いつの間にか、お昼寝。
しばらくして、
家をお借りしている大家さんのおじいちゃんの声が
玄関の外でする。手には畑で採れたばかりの大根。
「よかったら、食べなさい」と届けてくれた。
うちの畑は、はじめての冬、
都会っ子のような細い大根とピンポン球くらいの蕪が、
やっとのように、育っているだけ。
さりげない心遣いに、いつも胸が温かくなる。
「やまねこ食堂」から受け継いだ、糠みそに漬け込んで、
夜ごはんの食卓へ。甘くて、瑞々しい味をありがたく頂戴した。
************
大家さんのおじいちゃんが去って、
時計を見ると、15時。
夕方も波がいいよぉ。と言っていた友人に電話をするけど、
留守番電話。・・・ということは、海に入っているのかな。
と焦って、鎌倉方面に向かうものの、海沿いの道は大渋滞。
このままじゃ、日が暮れてしまう、ということで、
途中の材木座で入水を決定。
波はヒザ~モモくらいだけれど、うねりがとってもキレイ。
西に傾いた日の光とあいまって、幸せな気分で波乗りを楽しめた。
午前中は、ハイパーテンションでがんばったので、
夕方は、クールダウン。
海に浮かんでいるだけで、至福のときという感じ。
日が沈んで、海に人がいなくなるまで何度も何度も波に乗った。
練習中のウォーキングも、ほんの少し進歩した、かな。
でも、思った以上にやりすぎていたみたい。
日曜の朝から背中が痛くって、波乗りはしばらくお休みすることに。
無理は禁物・・・と、いつもやってしまってから気付くこと。

小さくてもショルダーのはったきれいな波が、
細く長く続く材木座。夕日に染まった水面に、あとからあとからうねりのラインが続く。
子供のように、何度も何度も波に乗った。