石ヶ森久恵のブログ -128ページ目

石ヶ森久恵のブログ

脳全体を活用する。どのような場面、職場においても基礎力となる「ポータブル・スキル」として!

池袋西武のブックセンターリブロは何だか異様にビジネス書コーナーが広いです。東武デパート旭屋書店ジュンク堂芳林堂と池袋はラーメン以上に書店激戦区。中でもリブロ旭屋はテナント本体と同様、ビジネス書でもしのぎを削っています(笑)

で、リブロの面白い所はビジネス書に混じってこんなものがぽつんと置いてあったりすること。農場経営を引退して老人ホームに引っ込もうと言う経営者に代わって、農場の動物達が自分達の農場経営に乗り出そうというもの。土地を狙う悪徳不動産業者の非難中傷を尻目に、古参ブタのビッグオーを中心に、総務係のひつじのお嬢さん、広報担当のトッポい雄鶏、卵生産オートメーション工場の雌鳥たち、労働担当の馬、畑の用心棒のカカシなどなど個性的なメンバー達が慣れない経営の為に走り回ります。

いかにもアメリカン原文翻訳チックなアメコミっぽい文体といい、もって回った皮肉の利かせ方といい、思わずニガワラな、しかし微笑ましい一冊です。「経営とは?」と言う本を読み漁り、モチベーションアップの施策に頭を悩ませ、マスコミや世間の刹那消費主義的な取材攻勢、株価動向に動揺したりうまく捌いたりと言うビッグオーはブタながら天晴れ、と言うほかはありません。

 

またキャリアマップを自らの適性の外に描いて、並ならぬ無駄な苦しみを味わう羽目に陥ったカカシのエピソードなど、実に笑いながら身につまされるお話が数々あります。

 

 

どうやら米国ビジネス本事情に通じていると思わず鼻白むような皮肉があちこちにこめられていると言う噂ですが、誰か解説してください(笑)

著者: Kenneth A. Tucker, Vandana Allman, 小川 敏子
タイトル: アニマルズ・インク

From.Aに連載されていた貧乏脱出大作戦!マンガの本です。


自己啓発本と言えば「好きな事をしてお金を貰うのが一番の幸せ」と言うのが定番的な結論になっていますが、著者さんが過去どんなに貧乏や苦労をしたとしても、本の中ではあまり多くは語られません。

 

この本は違います。一日一食、米だけの雑炊。腹が減ったら具なしの味噌汁。気が滅入ったら川原の土手で100円のクリームパンと100円コーヒー牛乳を二人で分け合うと言う掛け値なしの貧乏生活
それでもバイト代から最低限の生活費を分けたら、自分達が好きなグッズ作りの為にとにかく安い材料を仕入れに足を棒にして歩き、一日新しいグッズのアイディアを語りつくして夜が明ける。旅行に行くことを思い立ったら、寄り道をせず地道にきっちりお金をため、3ヶ月エジプトへ旅立ち、戻ってきてその思い出をつづったメモを見返して「本を作ろう!」と決めたらその場で出版社に企画を持ち込む。

 

この本は本当に「好きな事をしてお金を貰う」と言うことを身をもって実践した、その実録です。

今でも貧乏、と二人は笑いますが、本当に好きなことならここまでできるもんなんだ~と言う感動と、やればできるのね、と言うそこはかとない仲間意識が芽生えてしまう、微笑ましくもある意味最も役に立つ「好きな事をしてお金を貰おう」本と言えるでしょう。

 

夢とそれを実現しようと言う志向性と行動力があれば、夢は本当にかなえることができる。

エジプト行きたいね、でもお金ないよ?仕事もあるよ?旅行してる間の家賃も、戻ってきてからの生活も不安……。でも…行っちゃおうか!

これ、と決めたら即行動!それは多くの自己啓発本にある成功の極意です。それを無意識にやってしまえるK.M.P.はスゴイのですが、実はそのバイタリティだけを行動力と言うのではありません。ちゃんといない間の家賃も、戻ってきてからの生活の為の蓄えも計算に入れて、計画を立てる。そんなことがさりげなくできるK.M.P.は実は本当にとってもスゴイプロジェクトなのです。

 

>>K.M.P.のホームページ

著者: ムラマツ エリコ, なかがわ みどり
タイトル: k.m.p.の金もーけプロジェクト。
ここの所ブランディング、プライシングに関心の高い私ですが、なかなか面白い本を見つけました。
著者の井出聡さんは船井総研のコンサルタント。主にリフォームを手がける建設業、仏壇店等のお仕事を手がけてこられた方です。

販促と言えば町で配るチラシ、ティッシュから新聞折り込み広告、POP、DMと言う類が頭をよぎりますが、どの媒体で何をどう、どのタイミングで訴えていくかが大事と言うことがよくわかります。

 

この本では同じ用にプロモーションを打っても成功した例と失敗した例を並べて分析するなど、ただやればいいというものではなく、どういう肝を押さえればいいのか、と言うことがわかりやすくなっています。

例えば粗品が米だった、名刺整理カードだった。場所がレンタルのショールームだった、自社事務所だった、そういった違いからも大きく差が出てしまいます。

費用対効果をどう読むか、プロモーションの肝の部分ですが、なぜ前者には客が来て、後者には客が来なかったのかの分析も掲載されているので面白いと思います。

 

個人的にはプロフィールシート、名刺の工夫、DMの工夫は使えるなぁと思いました。自分自身も商品になりうると考えれば、売込み戦術は常に考えておくのがいいですよね。

著者: 井手 聡
タイトル: 売れる販促ツールのつくり方・使い方