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4回目、最後のレッスン。さびしさと、また来年、という喜び。来年は今年と違う姿を見せる。
 
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トスカ。何度見ても感動できるオペラ。
 
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帰国へ…。寂しい。フランクフルトの空港でいま羽田への飛行機の搭乗前だが、周りが日本人だらけでむしろ孤独が既に。
 
去年は気合を入れて1年間挑んだものの、現状維持が手一杯だった。今年はこの思い出を胸に、強く生きたい。ここからがはじまり。
 
ちなみに10日間で摂取ビール量は10リットル超えてます。肝臓が明らかに疲弊してるので日本では禁酒なのだ…

17のエルサレムカルテットは神演奏。てかいつもエルサレムカルテットは半端じゃない…。合わせながら演奏してる感じが一切なく、それでいて乱れもなく、自由もある。さらに、楽しそう。

かくあるべし。
 
18
レッスン2回目。少し感覚が戻ってきたが、こちらが元気になると先生もますます元気になる。しかしこう、なんで自分一人で勉強するとコネ回す方向の音楽になるかね…。シンプルにやってるつもりが全然シンプルでない。楽譜を読み込んであるのに、余計ことをしすぎてそれが伝わらない。自分に文句たらたらだよ全く。
 
19
ここしかないと、ライプチヒに遠征。大学の同期、留学先はザクセン、来年からもまた一緒にお仕事する。そして何より体系が似てる男と飲みに。いい街、うまい酒、友。
 
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3回目レッスン。ようやくまともに弾けるようになってきた。一年分を数時間でたたきなおせる先生はなんなのだろうか。
 
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ベルリンフィルinドレスデン。シュターツカペレとは全く違う音色だがやはり凄まじい。こう、良さの集合体、極みというか。良くなさ、も好きな自分は一番好きなオーケストラとは言えないけれど、いつ聞いても興奮する。交響的舞曲弾きたいなあ…
 
 
 

懸念していたようなことはなく、ただただ幸せな日々。今はコンサート前にウィンナーを頬張りながら。

 
14日
バレンタインデーではなく、ドレスデン空襲の日。この日は毎年特別な演奏会があって。演奏後は皆で拍手なく静かに祈る。
マーラーの10番。よき、なつかしき、音。聴衆の集中力が恐ろしい。
 
15日
レッスン
久しぶりに完全に学ぶ立場に帰れた気分。どこかで耳の使い方が日本にいると変わってきてるんだな…。目が覚める。
 
16日
ニュルンベルクのマイスタージンガー。ドレスデンで聴いたワーグナーによって何か扉が開いた人間としてこれだけは聞き逃せない。立ち見で休憩込み5時間半だが不思議と苦しくない笑。
演奏も音楽も素晴らしいが、その背景を調べだすと少し寒気が。本当に無知って怖いこと。そして知ってると興味深いことが色々と…
 
17日
現在。エルサレムカルテットの演奏の前。マイスタージンガーからエルサレムカルテットか…趣深い、なんて優雅な言葉じゃ適さないくらいの何か。
 
音楽は音楽だけではいられない。といつものようにそれっぽいことを書いておこう。

2月も1週間経とうとしているとはどういうことですかね。

 
昨日試験があり、あっという間に非常勤講師としての1年が終わりました。
教えているのやら教わっているのやら。何か響くものがあったならいいな。教えている側がこんなにたくさんいただいているのだから、きっと与えているものも少しはあるのだろう。
 
 
センスってなんなのだろう。
先天的なセンスと後天的なセンスについて思うことを書こうとここ1ヶ月くらい考えているが、さっぱりまとまらない。
ドイツの空気を吸ったらまとまるかしらね。アジア人というだけで嫌な目で見られる可能性に慄きつつも、木曜日に飛びます。

最近は演奏会に行くと、その良し悪しに関わらずやけに疲れるようになった。

聞こうとする力が強くなって情報がたくさん入ってきすぎるからかしら。それとも単純に会場までの移動で疲れるのかしらん。
聞いてて疲れる演奏はしたくないと思っていたが、いい演奏なのに疲れるということが頻発する最近を思うと、それだけ「聴かせる」演奏ができた方がいいのかもしれない。
 
 
さて最近の変化といえば、唐突に聖飢魔IIにハマったこと。聖飢魔IIに触れて初めて、バンドも室内楽的な、バランスの取れた編成、人の相性というものがあるのだと感じるようになった。バンドの演奏でドラムを意識的に聞くようになったのは驚きだなあ…。
ドラム、ベース、ギター、ボーカル。立派な協奏だわね。
自分はとかくメロディとハーモニーによりがちな耳をしているから、今回聖飢魔IIによってリズム隊の重要性を強く感じれたのは大きな変化。どこからいい影響が降ってくるかはさっぱりわからんもんだね。ドラム、ベースの乗り方次第で明確に音楽の方向性が変わる恐ろしさよ。
 
生徒にオルガン専攻の学生がいることでようやくオルガンのことも「ただ聴く」以上の興味がわいてきた。
足鍵盤っていいな。全身を否応なしに使うから、自然とリズム良く演奏ができるようになるのではないだろうか。ピアノと違って足も明確に音楽しているから、無意識になることもないし。ふと自分の演奏を思うと、リズムが上半身で止まっていて、ペダルが音楽になっていないなと気づく。そういえば体育の先生に上半身と下半身の連動が弱いと言われたことがあったっけ。
 
 
色々世の中にヒントは溢れている。感受性高く生きていたいなぁ…疲れるけど。