いやはや。

今日は審査のお仕事。審査後に書くことは自主的に禁じていたのだが、少しだけ。

 

まず大きな嬉しいサプライズ。ヴァインという作曲家のピアノソナタを初めて聴けたが、いやーいいですね。ちょっと盛り上がった部分がポップすぎる感じがあり、今風にいうと「エモい」が過ぎる感じもあるが、総じていい曲だ・・・。2楽章はどうよと家で聴いてみるとこれがまた激しい。一時期マイナー曲に妙に凝っていた時期があった身として結構な興奮があった。こういう曲を「いい」と思わせるくらい、自分自身もしっかり良さを感じて弾いてくれた(であろう)演奏者に心からの感謝と大きな拍手を。

 

 

コンクール。難しいですねやっぱり。点というもので固定するようなものではないし、それぞれに良い所があるわけで、絶対に、点や結果で浮き沈みすることのないようにしてほしい。

見聞きしていて感じるのは、感情移入の感覚。

もちろん指をどう運ぶか、どういう強弱で弾くか、ピアノを「弾く」ということを学ぶこともとっても大事。

でも自分が弾いているのはどういう音楽か、どういう音が必要なのかを理解し、自主的に強く音楽を感じることはもっと大事だとも思うのです。そしてそれをどう表現するか、ですから。

(まあ価値観の違いと言われたらそれまでですが)

 

 

 

指導者として、どう教えていくのか。気を引き締めて進んでいきたい。

音楽は単純で難しい。

 

ふう。

人数制限がかなり厳しかったこともあり、今回は告知をしていませんでしたが、チェロとの演奏会が昨日ありました。このような状況の中ご来場くださり応援してくださる方には感謝しかありません。

 

9/21に名古屋公演もあり、なかなかハードなプログラムを続けて弾くのは自分への挑戦でもありましたが、まあ演奏家としては良いところは良く、ダメなところはダメという感じですね。

 

ベートーヴェン:魔笛の主題による7つの変奏曲

フォーレ:ロマンス、ソナタ一番

ラフマニノフ:ソナタ

 

名古屋公演で、長年疑問だった「本番になると圧倒的に姿勢悪くなる&腰痛くなる問題」の解決に向け、リハ最後に一般的に演奏会で良く使われるベンチ椅子を諦め、背もたれ付きの椅子に。

ベンチ椅子だと少し沈み込んだり、凸凹していてお尻の安定が取れないのが原因かもしれないと今更気づいて変えたところ明らかに音が良化。これはいいぞと重心が安定したまま弾ききれた。

 

さて東京公演、今回も背もたれ椅子にしたし安定するだろうと思ったが、そうは問屋が許さず。前半は(以前より格段に安定しているとは言え)わずかに骨盤の後傾も感じるし、なんとなく違和感が残る。前半は特に繊細さが求められ、(本番前に手指の除菌液をかけた影響、湿度対策で温度を大幅に下げた影響もあり)指がかなり冷え切っていたが、そういう状況でも集中の糸を切らさず最後まで持っていけるようにはなった。耳も切れてなかったな。

後半はとにかく重心の安定を図るために知識をフル動員。呼吸は常に深くできているし、問題は単純な座り方。椅子の高さよりも尾骨を下にしっかりつけることを意識して、椅子との接地面を増やすイメージで座ると、安定は格段に増した感覚が。

 

 

 

という戦いもありつつ、それ以上に単純に曲が大変ですよと。

いい音楽、というか偉大な音楽、作曲家の見ていた世界に少しでも近づきたいと願いつつ必死に努力する毎日。これからもずっと続いていく道だけれど、やはり厳しい道で、楽しいばかりではない。

先人の偉大さを常に感じ、自分を否定しすぎず粘り強く・・ネガティブな自分を受け入れつつ笑、戦っていこうと気持ちを新たに。応援してくださる方のいる限りは。

 

いやーどんな場でも本番前日はそわそわする。
結局何をすれば正解なのかはわからないけど、唯一確実に間違いなのは寝不足と過度な練習。

まああとは結局自分を信じてあげるしかないさね。

普段通りには絶対いかなくても、バランスの取り方はなんとなくわかってきている。

いい呼吸をしつつ寝よう。

※例によってまとまりのない記事です

 

ある曲の解釈の参考になりそうな音源を探す時まず優先するのは、好きな演奏家、その中でも余り踏み外した解釈をしないと思われる人の演奏。さてその次に、となると自然と作曲家と同じ国の演奏家の演奏を探している。特にフランス、ロシア、スペイン、ハンガリーなどは。

言語の問題は大きい。結局音楽も人に何かを音で伝えるもので、歌曲でなくとも言葉と音楽は常に近いものだろう。言葉はテンポ、リズム、アクセント、ニュアンス、(と感情)、音楽に必要なものが全て自然にある。母国語の音楽を自然に奏でられるのは自明の理だろう。さらにその国の歴史や気候(多少の変動はあれど)も深いところで音楽の理解に役立っているのだろう。

 

さて、日本人は西洋音楽とどう向き合うべきなのだろうか。

という問いを考えなさいと、日本の大学院で学んでいた時に授業で仰っていた先生の顔が浮かぶ。結局出来の悪い生徒が理解するのは何年も先なのだ。

 

 

何もわかっちゃいない。と苦しみながら少しずつ進んでいく日常。

やあどうも(軽)

とんでもなく暑い毎日ですが、出口も見えてはきているかな。コロナの出口は見えてませんが。

演奏家としては湿度がもうどうしようもない。湿度管理は楽器のため、音のため、耳のため欠かせないけれども、こうちょうどいい塩梅をキープし続けるのが困難。どうしても換気も気になるし・・・見えにくいけど大きいコロナの影響の一つ。

 

実は次の本番まで一ヶ月を切っているが、なんとなく二週間前まで本格的な気合が入らない微妙な日々。中々思うように弾けなくて焦りもあるのだけれど。単純に暑くて、冷房の効いた部屋との温度差で体調が飛んでるし、気合い入れないとね。

この期間が一番じわじわとしんどい。結局どんな時でも努力し続けられる人しか生き残っていけないし、成長し続けられないんだろうなと実感する。

 

夏といえば小さい頃は海だったな。新潟の海で泳いでカニを捕まえて、日焼けして。それでも地域センターのようなところで練習してたけど笑。おおらかな夏も忘れないでいたいな。来年は泳げる時期に海行こうっと。

 

そうそう、この間の佐賀公演が動画になっています。

https://youtu.be/bPEbbe0Qk1A

 

https://youtu.be/nztAM5-X2nU

 

自分は基本的に演奏をアップロードしない主義だったので、不思議な気分ですが笑、意外と再生数が気になるもので面白い。

もしまだご覧になってない方がいらっしゃいましたらちらりと覗いていただけたら幸いです。