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乗客数で国内最大に 日中韓へ乗り入れ検討  ライオンエア


 

 ライオンエアのエドワード・シライト取締役はこのほど、二〇〇八年の国内線乗客数で国営ガルーダ・インドネシア航空を抜いて、国内第一の航空会社となったと明らかにした。同取締役は二〇一〇年中ごろから、日本、中国、韓国など東アジアへの便に就航し、国際線をますます拡大していく方針を示した。
 運輸省航空総局によると、ライオンエアの二〇〇八年の国内線乗客は九百十四万七千人。ガルーダ航空が七百六十万人、バタビア航空が四百七十万人の順だった。また、ライオンエア子会社のウィングスエアも二百三十二万八千人の乗客があった。二〇〇八年の国内線利用者の総数は三千七百三十万人。
 ライオンエアは成田、北京、上海、ソウルへの就航を検討。エドワード取締役は「東アジアには利益が約束されたルートが多数ある。特に経済成長著しい中国は最大のターゲットだ」と語り、来年六月か七月ごろをめどに方針を最終決定する。
 就航にあたっては、ボーイング747400型機などの大型機を導入するという。
 成田空港はB滑走路が二千五百メートルに拡大され、二〇一〇年から年間の発着可能回数が約一〇%増の二十二万回になる。来年十月には四本目の滑走路が使用可能になり、年間発着回数が四十万七千回になる羽田空港も、国際線も含めたハブ(拠点)化が議論されており、新興航空会社の乗り入れの機会は増大している。
 ライオンエアはシンガポール、マレーシア、タイのほか、十一月にはサウジアラビア(ジッダ)便に就航。二〇一〇年の政府主催のメッカ巡礼ツアーで巡礼者専用便事業参入にも意欲を示している。
 ライオンエア(ライオン・ムンタリ・エアラインズ社)は大手観光代理店ライオンツアーズが前身となり、一九九九年創業。二〇〇〇年六月に初フライトを行った。異業種からの参入で、当初は運営能力を懸念されたが、格安料金を武器に順調に業績を拡大した。

鳩山首相、初のバリ訪問 民主主義フォーラムに出席 平野官房長官が公式発表


 

 平野博文官房長官は八日午前の記者会見で、鳩山由紀夫首相が九日から二日間の日程でバリ島を訪問し、ヌサドゥアのホテルで開かれる国際会議「バリ民主主義フォーラム」(BDF)に出席すると正式に発表した。
 鳩山首相は十日の開会式前に、ユドヨノ大統領と会談。会談後に気候変動などの経済協力に関する署名式を行う予定。
 首相は開会式と一般討論会で共同議長を務める。昼食会後にユドヨノ大統領との共同記者会見を行い、十日午後三時ごろ、帰国の途に就く。
 ユドヨノ大統領は今年九、十月に行った鳩山首相との会談で、同フォーラムへの共同議長としての出席を要請している。また鳩山首相は今年九月にオバマ米国大統領との会談で、日本が民主主義を重視している姿勢を示した上で、インドネシアの同フォーラムへの取り組みを「高く評価している」と発言。後押ししていく意向を示していた。
 フォーラムは、約十年で民主主義が定着し、国際社会で存在感を高めているインドネシアが主催する国際会議。ハッサン・ウィラユダ前外相が構想したもので、アジア地域で民主主義の普及と定着を図ることを目指している。
 ユドヨノ大統領は昨年の会議の期間中、バリ島で民主主義と平和に関する研究所を設立し、会議を継続していく意向を発表した。


ヌサドゥアで厳戒体制 バリ州警 民主フォーラム控え


 バリ州警察はこのほど、バリ島ヌサドゥアのグランド・ハイアット・ホテルで十日から二日間の日程で開かれる国際会議「第二回バリ民主主義フォーラム」に合わせ、約五百五十人の警察官を配置し、国軍などと協力して九日から厳戒体制を敷くと明らかにした。
 スディスナ・バリ州警察本部長は「最高レベルの警備体制をとる」と強調。「国際社会がバリが安全であると納得すれば、観光客増にもつながるだろう」との見解を示した。
 地元紙によると、会議には日本、東ティモール、アフガニスタン、ミャンマー(ビルマ)などアジア・中東地域の約三十九カ国・地域の首脳、閣僚のほか、オブザーバー参加で欧米諸国から十四カ国・地域の代表が集まる予定。