予選が進むにつれ、演奏の聴こえ方も変わってくるもので。
同じ演奏者でも、前後に選りすぐり達が並ぶと、前回の演奏とは違ったように感じたり。
テクニックや、解釈の深さの違いも、顕著に表れてきます。

第三次予選でも、どんな風に聴こえるのか楽しみです。

また自分の好きな演奏と、選ばれていく演奏は別物で、これからは優勝者を推測しながら、
演奏の違いを楽しめたらと思います。

ロシア人、2人
韓国人、3人
ポーランド人、3人
日本人、1人
 ・
 ・


全員の演奏は聴けていないのですが、聴いた範囲ではロシア人かなと思ったり。。
コンクールは本番何が起こるか分からないので、最後まで分かりませんね。

ショパンの音楽の幅を、楽しめたらと思います。


ショパンコンクール第一次予選が終了し、日本人は4名が第二次へ通過しました。

第一次予選最終日、午後の部の6名は、全員聴くことができました。
その最後の日の、最後の午後の部だけで、6人中4人通過?!
しかも、最後4人連続。

数合わせ?!

不思議ですね。
どこのコンクールでもあるが、最後に弾くと、こういうラッキーも付いてくるのかな。
(まったく個人的な意見です)

一番最後に弾かれた日本人の Miyako Arishima さんは、とても綺麗に演奏され、心地よい、「ショパンらしい」演奏でした。


みなさん本当に素晴らしい演奏で、このコンクールの真意を考えたくなります。
ここまでレベルの高い出場者で、このコンクールで選ばれる事は何を意味するのだろうか。
ある意味、 みんな "優勝者" です。
また今後の出場者には、何が求められていくのだろうか。

傾向として、優勝者の演奏は、too much ではないように私は思います。
正統派・優等生のような、尚且つ リリカルな内面的な表現のある「ショパンらしい演奏」が求められるのでしょうか。

今後の経過も楽しみです。
Alexia Mouzaさん(ギリシャ)、
Miyako Arishimaさん(日本)、に注目していきたいです。


第17回 ショパン国際コンクールの第一次予選が始まっており、今日が第一次予選最終日。

しかし、私が注目していたジョージ リーが、出場していないではないですか。
と、彼のホームページを調べると、なんと2015年8月18日にコンクール出場辞退を表明していました。
理由は、
「とても重要な方達からの演奏依頼、名誉ある演奏機会、また契約があり、ショパンコンクールに集中できない」というような内容でした。
無論、2020年には再チャレンジする予定と記してありましたが。

では、一体誰を応援すれば!?
一通り、ダイジェストで聴いてみました。

第一次予選 出場者は、78名。ここから約半分の方が通過。


みなさん、素晴らしい演奏で、それは大前提ですが。
ただ私の中では(あくまで個人的に)、何かが物足りなく、スピード志向?・ボリューム志向?・演技派?の「これみよがし」な演奏が多い印象を受けました。

中でも(今のところ)3名の方の演奏が、私は素敵に感じました。
もちろん、通過されるか否かは別ですが。

Kausikan Rajeshkumar(イギリス)
Alexia Mouza(ギリシャ)
Nao Mieno(日本)


第二次予選 40名(10月9~12日)
第三次予選 20名(10月14~16日)

どの参加者も本当に素晴らしい演奏で、誰が選出されてもおかしくなく、今後がとても楽しみです。

また、今年は、ユンディ リーが審査委員に入っています。
ショパンコンクール優勝者が審査委員に採用されている事も、私はとても意味のある事だと感じます。