スキー用グローブにブラックダイヤモンド「グリセードグローブ」をGET!の巻 | 鯖が行く!ゴルフ(+camp +ski +Diving)あっちこっち

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スキー用のグローブを3年ぶりに新調しましたー。これで4代目?

モノは、鯖的にお気に入りのブランド、ブラックダイヤモンド「グリセードグローブ」です。(Black Diamond GLISSADE)

 

↑ブラックダイヤモンドにリターン

 

例によって画像やら、使ってみてのインプレッション、レビューなんぞを書いてみます。

ただし、本来この製品は登山用品なんですが、鯖はゲレンデスキー用途なので山屋さん的にはお役に立てないかも、ですが。

 

一応、公式製品ページには「日帰り雪山用グローブとして人気の高いグリセードがモデルチェンジ。登山からバックカントリースキーまで幅広く使えるオールラウンドなグローブです。」と、あるので、一応スキーも範疇にあるようです。ま、バックカントリーは半分登山だよね…。

 

今回は、クライミングとバックカントリースキーのプロショップ、「カラファテ目白店」さんで買いました。さすがプロショップだけあってスタッフさんの商品知識もすごいし、とても親身になって相談に乗っていただけました。

 

↑今回はXSを購入

 

さらに、定価は12,100円なんですが、セール対象品だったので10,890円でした。ありがたや…

参考までに、鯖がこれまでに使ってきたスキーグローブは☟こんな感じ。

 

①ブラックダイヤモンド(BD)「ソロイスト」過去記事こちら)2014年~

②ヘストラ「3フィンガー フルレザー」過去記事こちら)2018年~

③アウトドアリサーチ(OR)「アセンダントセンサーグローブ」過去記事こちら)2020年~

④ブラックダイヤモンド(BD)「グリセードグローブ」2023年2月~

 

↑左がソロイスト、右がグリセード、奥がOR

 

「ソロイスト」はまだ手元にありますが、ちょっと大ぶりなのと、ややオーバースペック気味で出番はすっかり減っています。(鯖のモデルで-26℃下限)

 

名品と呼ばれる「ヘストラ」ですが、鯖が思っていたほど暖かくないなあと感じでしまい、すぐに手放しています。柔らかくてイイ感じだったんですけども。せめてカフはショートにすればよかったな…。

 

で、ORの「アセンダント~」をしばらくはメインで使っていました。が、中綿がない構造(たぶん)なので、ちと寒いな~と感じていました。薄手なので操作性とかは申し分ないのですが。

 

で、またぞろグローブ行脚を開始。候補として、BDの「パニシャー」「レジェンド」「ミッション」あたりが有力候補でした。ただ、この全部をそろえているお店が鯖の知る範囲ではなかったので、複数のお店を回って、あれこれ試着させてもらいました。

 

「パニシャー」はデザイン的に相当カッコイイです。でも、全体的にやや固めな感じ。その割りに温度帯が-10/2℃とちと心もとない。ま、運動量の高いアイスクライミング用だしね…

 

 

「レジェンド」は、指部分が革ベースでとてもカッコいい。もともと柔らかめで操作性が高そうな感じだし、使い込んで革がなじんでくれば、さらによくなりそうではある。

 

が、鯖の手は小さい(手長で17.5㎝)ので、Sでもちょっと指先が余る感じ。でもXSはお店にはなくて試せない…。温度帯が-17/-1℃で、ちょうど良さげな感じなんだけどなー。

 

 

「ミッション」。これもだいぶイイ感じなんだけど、グーパ―すると、きもーち固めな感じだったのと、温度帯が-12/-1°Cなので、ORとの差がない感じになるのかなあと。

 

でも、原物こそ見れなかったけど、グレーに差し色が赤のやつ☟(コレ)、実にカッコいいんだよなー。

XSを試してみたかったです。

 

 

☟お店で試したのは黒

 

そんなところでふと目に着いたのが「グリセードグローブ」でした。

スキーグローブに多いショートカフのタイプではないので、これだとシルエット的にモロに山系って感じなのが気になって、試着をしていませんでした。

 

でも、カラファテさんにあった、「アズライト」という茶+ブルー系の配色(写真の色)のモデルがやたらカッコイイ!と思って試しに装着してみました。

 

↑配色がいい~

 

ちなみに、グリセードにはもう一色のブラック+グレーのモデルもあります。これはこれでシックでかなりカッコいい、捨てがたい色です。↓これ

 

 

で、実際にグリセードを試着すると、装着のしやすさ、指回りの柔らかさにビックリ!これ、恐るべき操作性で実にグーですね。

 

上記3つの製品より操作性はかなり上だと鯖は感じました。それも、ちょっと薄手で軽い感じすらするのに、温度帯が-20/-1℃という不思議さ。なぜーー??

 

↑ゴートレザーのパーム部

 

BDのオリジナル防水透湿素材である「BD.Dry」は、ゴアテックスよりも柔軟性がある反面、抜けはゴアには劣るとか。結果的にそのあたりが逆に暖かさに起因してるのかもね、という店員さんの見立てでした。なるほど。

 

 

グリセードはBD製品のアルパイン系モデルの中では比較的リーズナブルなこともあり、かなり人気があるロングセラー商品みたいです。改良も繰り返しされてるそうな。

 

↑ゴーグルふいたり、鼻ふいたりするノーズワイパー

 

グリセードは定番製品だけに在庫しているサイズ展開も多く、あれこれ試したところ、鯖は「XS」がグーでした。(鯖の手長は17.5㎝)

 

XSでも装着のしやすさを邪魔することなく、ビタっと鯖にはハマってくれて、「あ、これだな」という、シンデレラフィットな感じでした。インナーグローブありでもハマりましたし。

 

内部はフリースで、中綿にシンサレートが入っています。手のひらはゴートレザー。

ショートカフではないので、ウェアを被せる式じゃないのがちょっとひっかかりましたが、カメラ操作等でけっこうグローブを付けたり外したりするので、まあええかーと。

 

↑フリースは指部分も全域同じ感じ

↑中綿のシンサレートは甲と手のひらで厚みに差を付けているそう

 

で、実際にゲレンデで使ってみてですが、やはり脱着のスムーズさ、操作性、実にグッドです。

ただ、マイナス10度くらいだとそれなりの冷えは感じました。今後は気温に応じてインナーグローブで調整かなー。

 

↑ストックの握りはノーストレス

 

ちょっと気にしてたロングカフですが、グリセードのはそれほど長いカフでないので、長さがそれほど目立たない感じでした。カメラ操作等で脱着するシーンでは、このタイプのほうが楽っちゃ楽ですね。

 

↑カフはこんな感じになる

 

とまあ、そんなこんなでイイ感じでございます。0度前後くらいとか、これからの春スキー等でやや高めの気温下でどうなのか、そのあたりが今後使ってみて、追記出来ればしてみます。

 

ともあれ、お値段もまーまー手ごろですし、なかなかにおススメなグローブではないかと思います!

 

☟鯖が買った色