ザ・ニッポンの絶景を満喫!《立山黒部アルペンルート編》
3泊4日の「立山黒部アルペンルート」家族旅行の3日目です。
(初日編は≪こちら≫、2日目編は≪こちら≫)
DAY③ 2026.9/2(水)
旅も終盤の3日目となりましたが、この日もキレイに晴れていい天気でグ~!
朝6時半に起床して、朝食はレストランで和食セット。適量だし、うまかったー

↑宿からの眺め。スキー場が奥に見える

↑おいしかった朝ごはん
パッキングしてチェックアウトするのですが、この時、今回は2個のスーツケースのうち、1個は宅急便で自宅へ配送し、もう一個は「アルペンポーターサービス」を使いました。
(自宅に配送したスーツケースにはSUP用のサンダル、水着類、お土産とかを入れて送った)
これは、宿から宿へスーツケースなどの荷物を運んでもらうシステム。長らくアルペンルートをいく旅行者から望まれていた有料サービスなんだそう。
一律4000円と宅急便(ホテルから自宅までが1900円くらいだった)の倍はしますが、当日中に次の宿に届けてくれるので、実にありがたい。
ただ、このサービスはすべての宿が対応しているわけではないようで、宿ではなく近くの手荷物取扱所や駅に持っていって預けたり、回収したりはそういう拠点で行う場合もあるようです。
詳細については👇こちらを参照下さい。
https://www.alpen-route.com/media/information/forwarding/r8_forwarding_flyer.pdf
立山黒部アルペンルートを横断するのに、スーツケースでの移動はかなり無理があります。
👇こういうルートを行って抜けるので。(鯖家は左の立山から、右の長野方面という動線)

↑「立山黒部アルペンルート」公式サイトより https://www.alpen-route.com/diainfo/
まあ、気合と根性で運べなくもないかもしれませんが、どの乗り物もそれなりに混むので、あまり現実的ではないかなと思います。大きなバックパックを背負った登山客は多くいますが、この日、スーツケースの人は見かけませんでした。

↑ホテルの前にて
すっかり身軽になったところで、ホテルの無料送迎バスで立山駅に送ってもらいます。
そして、まずはアルペンルートのすべての乗り物(ケーブルカー、バス、ロープウェイ等)が1枚で乗れるチケットを購入します。10,940円もします…。高い~

↑右下のQRコードを改札で「ピッ」とスキャンされる
富山側からだと、最初に乗るケーブルカーだけは、時間指定で発券する必要があるみたいです。
乗り場の混雑を緩和するためでしょうか。はて?
GWやお盆などのハイシーズンは、当日チケットの売り場が長蛇の列になるそうで、事前のウェブ予約が断然おすすめとのこと。今回僕らは当日予約で大して並ばずに買えましたが。
で、いざケーブルカーへ~!となる前に、滝好きの鯖がどうしても行きたいところがありました。それが、落差日本一を誇る、「称名滝」(しょうみょうだき)です。

↑滝へのルートはアルペンルートの本線(下の道)とは違う 同公式サイトより抜粋
立山駅からバスで15分ほど行った終点の「称名滝バス停」で下車し、そこから徒歩で20~25分ほど、緩やかな舗装道路を上がったところに「称名滝」は鎮座しています。

↑写真だと伝わりにくいけど、スゴイです(写真下に鯖がいます)
滝つぼから豪快な水しぶきがもうもうと上がって、虹があちこちに。展望台から見上げた滝の姿は圧倒的!落差が350mあるそうで、東京タワー(333m)より高いという…。あまりにデカいので、距離感がバグる感じがします。

↑ハイカーのおじさんに撮ってもらいました
なんでも、雪解け水で水量が増える春とか、雨量が豊富なタイミングであれば、「称名滝」の右側に、落差がなんと500mにもなる、「ハンノキ滝」が現れるそうです。
ハンノキ滝は常時見れないため日本一の称号が得られない、「幻の滝」とも呼ばれます。
2つの滝が流れ落ちる光景は、壮観でしょうねえ。うーん、いつかダブルで見てみたい~

↑徒歩のルート上から「悪城(あくしろ)の壁」という高さ500mの絶壁も見える
帰りはまたバスで立山駅に戻り、いよいよ本命の「立山黒部アルペンルート」へ!
最初にケーブルカーで「美女平」まで上がり、バスに乗り換え徐々に高度を上げていきます。

↑立山駅から上がっていくケーブルカー

↑ケーブルカーから室堂までのルート。バス移動が長い(室堂まで50分)
標高2300mあたりから杉やブナの森林限界を超えて、草原みたいな風景に変わり、立山連峰が眼前に広がる「室堂(むろどう)」に到着します。このあたりの景色がとても美しい。

↑室堂が見えてきた アルプスみたい。あ、北アルプスなんですね、ここ
このアルペンルートにおける最高地点が室堂の標高2450mで、立山の山々が本当に見事。
また、ビューポイントのひとつに、室堂のシンボルとされる、「みくりが池」があります。

↑立山三山とみくりが池をバックに
バスターミナルから歩いて10分ほどで行けます。でも、足元はごつごつした岩がしっかり埋め込まれた道なのですが、平滑じゃないので、くじいたりしないよう、足元に注意が必要です。
みくりが池は、およそ1万年前の噴火口跡に水が溜まってできた火山湖で、周囲630m、水深15m。「北アルプスで最も美しい火山湖」といわれています。ホントに美しい。たまらん!

天気が良かったこともありますが、立山三山を鏡のように映し出す景色はまさに絶景です。
いやあ、ホント、良いものを見たなあ~。(なんなら黒部ダムより良かったかも…)
みくりが池の脇に「みくりが池温泉」という温泉宿があります。ここには宿泊者以外も利用出来る軽食や食堂もあり、我々はここでランチを取りました。ブラックラーメン、うまかったー

↑室堂のバスターミナルで食べるよりこっちが空いてるんじゃないかな

↑見た目に反してあっさりしてておいしいブラックラーメン
さすがに「みくりが池」をぐるりと1周する時間的猶予はなかった(通常1時間はかかるみたい)ので、来た道を引き返してバスターミナルに戻ります。
鯖の想像以上に室堂エリアは素晴らしかったので、また行く機会があれば、「雄山」登山とか、この周辺をじっくり散策したいなあと思いました。
続いてバスターミナルから、「立山トンネル電気バス」に乗りこみます。
このバスは、立山の主峰・雄山(3003m)の直下を貫通している「立山トンネル」を走る電気バスで、ずっと地下トンネルを走るので、景色は一切楽しめません。しかし、よく掘ったなあ…

↑「室堂」から「大観峰」、「黒部平」まではこんな感じ
着いた先が「大観峰」っていう場所で、「黒部湖」や「後立山連峰」を見下ろすここも絶景ポイントです。広大な眺めを屋上の「雲上テラス」から見るのもおススメ。

↑テーブルとイスもあってくつろげます

↑下に小さく見えてるのが、これから降りていく黒部ダムがある黒部湖
大観峰からはロープウェイで下ります。1.7㎞もの移動距離があるのに、なんと中間に支柱が一本もない、「ワンスパン」というロープウェイなのだそう。
一切さえぎるものがないので、「動く展望台」とも言うそうです。うまうことを言うなあ。紅葉シーズンなんかは、さらに素晴らしいだろうなあ。

↑80人乗りのロープウェイ

↑下まで支柱ナシ!これもよく作ったなあ~
鯖家が乗った時はお客さんがたくさん乗ってて、鯖の乗車ポジションが後ろ寄りの微妙な位置。なので眺望はいまいち満喫できませんでした。残念。ま、ここは運ですね。先頭とか、すごい眺めだったのかもなー。

そして「黒部平」という場所に到着。そして、またも地下トンネルでのバス移動を経てトンネルを抜け、「黒部湖」に着。いよいよ核心の「黒部ダム」が眼前に現れます。ダムキターー!!!

いや~、さすが日本一高い(堤高186m)ダム!あまりにでかい!巨大!これもデカすぎて距離感がバグります。名物の観光放水も圧巻で、あちこちから虹が見えてとてもキレイ。


真上や目線に近い高さ、ぐっと高い俯瞰位置など、様々な角度から黒部ダムが見れるし、歴史を学べるパネルコーナーや映像展示もあって、当初60分と見積もっていた滞在予定が90分かかりました。コースガイドにも最短で90分って書いてあったので、その通りでしたね…。

↑ここの映像コーナーにゴン次郎くぎ付け
しかしホント、これだけの巨大な構造物をこんな山深い場所にわずか7年でよく作ったなあ、昔の日本人のド根性ってスゴイなあとしみじみします。本当にスゴイ。
大変な難工事であり、亡くなった方も171人もいたそうで、頭が下がる思いです。合掌。
黒部ダムを後にして、最後に「関電トンネル電気バス」に乗ります。このトンネルの正式名称は「大町トンネル」と呼び、トンネルの途中にダム工事の最大の難関であった、かの有名な「大破砕帯(大量の水を含んだ地層)」ポイントがあります。
その部分の80mだけ、水をイメージしたであろう、青い照明になっています。敬意を感じます。この80mを克服するのに7か月かったのだとか。極寒の水地獄の中で懸命に戦った作業員の皆さん、本当にすごい、泣けてきます。感謝感謝。

↑関西電力のHPより 長さ80mの破砕帯は夏でも気温10度。冬はいったい…
で、途中で富山県から長野県になって、終点の「扇沢」に到着。立山黒部アルペンルートはここで終了です。
10時40分に立山からケーブルカーに乗って、この扇沢には16時20分頃着なので、ざっと所要時間は6時間ですね。駆け足での散策だったから、もうちょっと時間とってもいいかも。

室堂でもうちょっと散策したり、時間あれば、温泉も入りたかったかなあ。
ドラマ性の高い、実物の黒部ダムをこの目で見れて、大いに感動しましたが、鯖的には室堂の圧倒的に美しい景色のほうが感動は大きかったかも…。また来たいな。
扇沢からは路線バスに乗って、宿がある「日向山高原」に向かう予定でしたが、タクシーを呼んだほうが安くて早いと嫁ゴン太が割りだし、電話で配車し、タクシーで宿に向かいました。
(バス運賃が一人1620円。4人で6480円。タクシーが迎車代入れて4000円でした)

↑扇沢からは、路線バスか、特急バスが出ているほか、タクシーも呼べる
扇沢から15分ほどで、日向山高原にある3泊目の最後のお宿「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」に到着しました。

↑こんなエントランス
ホテルの場所はJR大糸線が走る「信濃大町駅」が最寄りですが、実際の位置的には扇沢と信濃大町の中間くらいです。なので、駅まで行くと逆戻りするハメになるので要注意。
ここがまあ立派でキレイなホテルでして、ゴルフ場が併設されたリゾート感たっぷりのホテルでした。部屋からもコースが見えたので、あー、ゴルフやりてえ~と思いました。笑

↑テラスの向こうにゴルフコース

↑洗面台 奥に内風呂も完備
部屋は和洋室でとてもキレイ。洗面台が2つもあって今時だなあって感じました。ステキ~
夕食はレストランでコースみたいな料理。とても美味しかったです。


↑ジビエのなんとかという前菜。鹿?
お風呂はかけ流しの温泉。泉質は単純温泉で、ちょとぬるめかな。ここもキレイな作りになっているし、とてもくつろげました。ま、大浴場の場所が鯖家の客室と真反対の位置にあるので、アクセスが端から端でちと厳しいくらい。
コインランドリーは2か所に分散されていて近いほうを使える親切設計。
ドラムタイプのビカビカに新しい全自動式で、洗濯から乾燥まで一気にやれますが、2時間かかるのでちょっと長いな。
ただ、昔ながらの縦型洗濯機型+上に乾燥機が付いてるタイプのほうが、乾燥時間の調整とか、使い勝手がいいのかって気もします。実際、どうなんでしょうか。
そんなこんなで三日目が終了。ついに最終日がやってきます。ああ、オワター
つづく…
👇これでプランを練りましたー。体系的に理解出来るので、紙媒体の良さを再認識。