前回のスキーから、スキー用のグローブを新調しました！鯖的には３代目になります。
モノは、ヘストラ「３フィンガー フルレザー」（HESTRA 3-FINGER FULL LEATHER）という、革製のミトン型（３つ指タイプ）のグローブです。
↑オイルを塗る前の新品の色あい ↑インナーが脱着できるタイプ
購入先は、板とかブーツとかも買った、神田のFUSOさん。税込み１万４５８０円はネット最安に負けず劣らずの良心値引きかと。ま、商品についての相談や、試着もたくさんさせてもらってますし、今回なんかはお店で買うのが仁義かと。
もともと鯖がスキーでメインに使っているのは、山ブランドであるブラックダイヤモンドの「ソロイスト」という製品。このグローブの詳細は【こちらの過去記事】を参照して下さい。
ソロイストは４、５年使ってますが、柔らかくて操作性が高く、はめた時のつけ心地がすんごいグッド。
ですが、マイナス１０℃くらいになると鯖の場合、指先に寒さを感じてしまう。こういう寒さ感覚には個人差があるのでしょうが、もうちょっと暖かいのにしたいなあ…というのが、買い替えのきっかけです。
ショップ等で聞くと「ヘストラ」はやはり評価が高いし、ネット上でも長年愛用してるユーザーが多いようですね。グローブの専業メーカーが作る定番品だし、だいぶ高いけどいっちょトライしてみるか！と、保温性の高い「３フィンガー・フルレザー」タイプにしました。（５本指ならソロイストがあるしってことで）
お店に置かれた吊るしの状態でもすでにとても柔らかく、はめた感じも実に快適。サンプル用にお店の置いてあるストックをグローブをした状態で握っても違和感ありません。
３フィンガーフルレザーには、ゴアテックスをインサートしてある「GTX」という上位モデルがあります。
どうもこっちのほうが人気があるようです。２、３０００円くらい高いのかな？
ゴアテックスの効果で完全防水になるのですが、鯖の場合ゲレンデスキーでグローブが濡れて困る場面がほぼ皆無なのと、ゴアモデルはインナーが外せない一体型なのがひっかかり、却下しました。
インナーが手汗で湿っても、取り出して乾燥させるのが容易であること、付属のフリース地のインナーだけでなく、ウール素材の別売りインナー（↓下のリンク参照）もあるので、より寒さに強いグレードへ上げる余地が残されていのもの魅力だったので、こっちをチョイスしました。
↑ふわふわっとして着け心地がいい付属のライナー
↓こっちがウールのライナー。けっこういいお値段ですが、ウールは良さそうです。
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HESTRA ヘストラ インナーグローブ ウールインナー 34030 WOOL PILE/TE...
5,400円
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FUSOの店舗在庫はカラーバリエーションもサイズも豊富だったので、自分的にしっくりくるサイズと、ウェアとの兼ね合い等をさんざん悩んだ末でこのカラーを選びました。
サイズ展開が豊富なのもヘストラのメリットで、お店にあった分だけでもユニセックス表記で５(XXS)～９（10だったかな？）まであり、手の小さい鯖は６（XS）にしました。
サイズ分けが細かいので、結構サイズ選びには悩みました。今回購入にあたり、長々とお付き合いいただいた親切で商品知識の深い店員さん、ありがとうございました。
で、購入してすぐ、グローブに付属していたオマケのレザーバーム（オイル）をヌリヌリしました。量的にはちょうど一双分の使い切りサイズかなと思います。↓これ。
塗りこむと、色合いがグッと濃くなり、自分的には、よりナイスな色になったかなーと思います。
恐らく黒以外は色味がどれも濃くなるだろうと思われるので、そのあたりも加味したほうが良いかと。
↑左が塗る前で右が塗った後
さらに、ネットで書いてあった記事の真似で、防水性を高めるべく、ウチに元々あったニクワックス「ウォータープルーフWAX革用」↓も塗っておきました。（レザーシューズ用に使っていたもの）
そうそう、ヘストラを買った時、一緒に専用のレザーバームも買ったので、マメにメンテしてあげたいと思います。ま、専用品といいつつ、これがベストなんだかどうだか不明ではありますが。
さて、鯖の初めてのヘストラくんは、先日のかたしな高原でのスキーでのデビューでした。
せっかくだから比較しようと、ソロイストと右左で分けて、２日間はめてみました。
↑リーシュコードはモンベルの製品ですが…。
懸案であった保温性についてですが、たまたま２日とも、結構気温が高めだったので、その差はちょっと不明なまま。ま、今シーズン使い込んで検証したいと思うので、また加筆出来ればします。
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【追記】２月に行った長野・湯ノ丸がマイナス１０度以下の寒さだったので、比較差を感じられました。やはりヘストラのほうが指先の冷え・しびれ感は軽減されています。まあでも劇的に暖かい！全然違う！ってほどではないかなって気もしますね…。
インナーを、ソロイストのものを入れ替えたら、さらに保温性がアップしました。さすがにプリマロフトの中綿が入ってるだけのことはあります。なので、当面はインナーを入れ替えた状態で使ってみます。
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ヘストラは手袋自体の厚みと、オイル塗りたてということもあってか、ストックのヒモを通すのに多少生地にひっかかる感じがありました。防水性は一切問題ナシでした。
ともあれ、柔らかい装着感は快適で、使い込むほどに良くなっていくそうだし、ウェアとのマッチングもなかなかいい感じですし、末永く使っていきたいと思います。
ついでに。ヘストラは製品のカラーバリエーションが多いのも魅力です。鯖はオレンジと迷って青にしましたが、こうしてみると、オーソドックスな茶系でもよかったかな…とも思えたりします。
とりあえず、これでいったん了とします。