※またまた加筆修正系の記事で恐縮ですが、施工から1年後の結果を後ろに書き加えました。
ま、これもだいぶニッチな情報ですがご参考までに。
-------------------------------------------
この鯖ブログでは、何度となく、車のガラス窓の撥水コーティングについて書いてますが、これってなかなか決定打がない中、試行錯誤を今も続けています。つーわけで、「2018年版」ということで。
過去記事をあげると、
◆リョービの電動サンダーでガラス油膜取りパート①(過去記事こちら)
◆車のガラス撥水「スーパービュークリア」を使ってみた(過去記事こちら)
こんな感じです。
鯖家のクルマの窓ガラスの撥水コーティングは、↑のリンクに詳細は書いてますが、電動サンダーにスポンジを貼り、そこに油膜取りの定番商品、キイロビン(↓これ)を付けて、力業で油膜取りをしてから、レインXのフッ素系を使って撥水処理をやってました。
キイロビンには「ゴールド」っていうアップグレード版?(↓これ)が出たようなので、今使ってるノーマルなキイロビンがなくなったら使ってみるつもりです。なんでも2倍以上早いとかなんとか。
電動のサンダーを使っても、油膜取りはなんだかんだで大変なので、作業がラクになるのであれば使いたいですねー。ウチの場合、せいぜい年に1,2回程度のことなのですが…。
最近までは冒頭に貼ったリンクにもありますが、「レインX」ではない、専用品っぽい、けっこうな高額商品の「スーパービュークリア」を使ってました。が、鯖の施工に問題があるのか、どうも値段の割にイマイチな感じがするので、モノを変えてみることにしました。
それが、表題にある通り、一般的な製品である、ソフト99「超ガラコ」と、スーパーレイン・X「ザ・クイック耐久」という2製品を一気に比較して使うことしました。
両者とも、いわゆる「フッ素系」の撥水材で、耐久性が高いことが特徴。レインXについてはこれまで使ってた製品がいつの間にやら廃版になってたので、似たような「ザ・クイック耐久」にしました。これで半年もつそうな。一方の超ガラコはなんと1年もつとのこと。ホンマ?ならばスゴイですが。
フロントガラスの左右に施工しての比較です。(↓の写真参照)面倒なので中央をマスキングテープとかでキッチリ分けたりしておりません。だいたいでやっております…。
ちなみに、最初にやる電動サンダーを使っての油膜取りはかなり強力なので、手作業で油膜を取るよりも、サンダー分の初期投資がかかりますが、断然にラクでグーです。(導入時の過去記事こちら)
もっとも、電動であっても油膜取りって面倒で大変な作業(↓こんな感じ)ではあるので、しょっちゅうやりたくはありません。(でも手作業だとホントに大変だと思います。キッチリ油膜と除去するならば)
今回はサンダーでの油膜取り、水洗い、のあと、食器洗いの中性洗剤で「脱脂」なる作業もやってみました。ま、ただスポンジで洗っただけですが、より効果が出るとかなんとか…。
そして、やっとこさ撥水材を塗りつけます。やってみて感じたのは、超ガラコは液がサラリとしてて、ヌリヌリしやすいと感じました。塗ってから5~10分放置し、白く乾燥してきたら、乾いた布でふき取りしておしまい。12時間は乾燥させるべし、とのこと。
ふき取りもサラリとしてて、超ガラコは施工がしやすいなあと感じました。
↑超ガラコは塗ってしばらくすると白っぽく浮かび上がる
一方のクイック耐久は、液を出すフェルト部分が長めの長方形なので、ヌリヌリがとってもしやすいく、塗り作業は超ガラコよりもスピーディにやれます。こっちは乾くのを待つ必要はなく、むしろ乾ききる前に乾いた布でふきふきします。この時、ちょっとひっかかる感じがあり、ムラなく塗るには多少力を込めて吹き上げる必要があるかと。液の粘度が高めなのかも。その分ガラスに固着してるような感覚はあります。
↑ザ・クイック耐久は透明。フェルトが長方形(画像右上)なので、広範囲に一気にやれる
また、これを契機に、ワイパーもブレードごと交換しました。ここ数年、替えゴムも含めて交換した記憶がないような気もしたので。近所のオートバックスに行ってお店の方と相談して、評判が良いというPIAAの撥水系の製品にしました。
メモついでにモノは、ウチのレガシィBPに適合するのが、「超強力シリコート」 No.81 600mm WSU60(運転席側)と、No.7 450mm WSU45(助手席側)ってヤツです。
2本合わせて5072円といいお値段ですが、まあワイパーも安全運転上、けっこう大事ですからね。アマゾンのほうがちっと安いようですが、それほどの価格差ではなかったかな。撥水系のワイパーだとガラスの撥水効果の持続性が高まるらしいですし。(フッ素とシリコンで合うのかどうか怪しいとこだけど…)
閑話休題。本線のフロントガラスコーティングですが、上記したような施工の印象には多少の差はあるものの、施工についてはどっちもそれほど面倒ではないかなと思います。
一番肝心なのは、撥水具合と持続効果がどれだけあるか、窓が汚れた時にウォッシャーをかけてワイパーを作動させた後の残り具合です。
その、施工後の印象ですが、施工してまる2日後に撮ってみてこんな感じでした。↓
ハッキリ言って、この時点では顕著な差は出ないです。両者ともざーざーとよく水滴が落ちてます。
まあ水のかけ方にもよるのかもしれませんが、きもーちレインXクイック耐久のほうが多少マシなのかなあという気もしますが、誤差の範囲内かと。(シャワーの放水場所の関係もあるやもしれず)
↑シャワー後の超ガラコ(右面) ↑同、クイック耐久(左面)
↑運転席側からみた感じ
そうそう、1週間くらいしてからウォッシャーをかけてワイパーかけましたが、前の撥水材(「スーパービュークリア」というやや残念な製品。過去記事こちら)の施工後に発生してた、網目状にぬちゃ~っと中途半端に撥水してるような現象はキレイさっぱりなくなりました!あー、スッキリ。
次なる問題は耐久性。どんだけ長くもつのかになりますが、そのあたりは追記したいと思います。
つづく…
================
《つづき》 2019・3
あれから1年と1か月後、ちょいと時間があったので耐久性のテストをしました。
結論から言えば、鯖的には「クイック耐久」が「やや」いいかなーと。
↓動画がこちら
ザバザバ水をかけてる分にはそれほどの差を感じませんが、耐久性が落ちてるはずの(効能は半年)のクイック耐久のほうが向こう側が見えてる感じで、ワイパーが水をふいた後のムラ(ワイパー後にうっすら残る網目っぽい跡)も、クイックの方がわずかに少ないかなーと。
ま、シャワーのかけてる方向がガラコ側からなので、受ける水圧がやや強い分、ガラコが不利なだけかもしれませんが、6か月耐久と言われてるクイックが健闘してるのは確かです。こっちのほうが安いし。
そんな結果となりましたが、まだガラコもたっぷり残っているので、同様の半分づつ施工をまたやってみて、結果が違うものになればまたここでお知らせしたいと思います。
(今度は施工を右左逆にしてみるとかで)
一旦了